やっぱり独特。中国での誕生日の祝い方

私には中国人の妻がいます。中国人の妻ができてはじめて知ったことですが、中国での誕生日の祝い方は日本とは一味違うようです。中国特有な習慣もあります。今回はそんな中国での誕生日の祝い方について解説します。

#1 中国での誕生日には麺を食べるのが普通

中国での誕生日には麺を食べるのが普通
古くからのことらしいのですが、中国では誕生日には麺を食べる習慣があります。
理由としては、麺のように長く、長生きしてというメッセージが込められているそうです。
麺線という日本でいうそうめんに近い麺を特に食べるみたいなのですが、現代は特にこだわりはなくてどんな麺でも問題ないそうです。

#2 誕生日ケーキはつい最近若い人が食べ始めた。

誕生日ケーキはつい最近若い人が食べ始めた。
誕生日ケーキどころか、ケーキが一般的に浸透してきたのかここ20年ぐらいなのだそうです。
若い人たちの間では誕生日にケーキを食べる習慣はありますが、ある年齢を超えるとそういった習慣はありません。

誕生日ケーキのろうそくを消す前に願い事をする習慣がありますが、そこはアメリカの習慣と同じです。
ちなみに中国のケーキはアメリカのケーキに近いです。
あまり家庭では手作りケーキを作るという話は聞きません。

#3 とにかく料理をテーブルにのせる。

とにかく料理をテーブルにのせる。
誕生日会というとやはりパーティーになります。
中国人の妻のおじいちゃんの誕生日会ではテーブルに皿がのせきれないぐらいの料理が注文されました。
(皿の上に皿がのっていた状態でした。)

とにかく、食べきれないだろうと思われるだけの料理が運ばれてきたのを覚えています。

料理はもちろん中華です。
ちょっと面白いのは、自分の誕生日会のために自分でお金を出すのが一般的なんだそうです。
自分の誕生日会は「自分はこれだけ豪華な祝いができる」という見栄を張る機会ともいえます。

#4 中国語バージョンのハッピーバースデーの歌

中国語バージョンのハッピーバースデーの歌
中国語バージョンのハッピーバースデーの歌はかなりシンプルです。
メロディーは日本やアメリカのものと一緒でした。
これは意外!

歌詞は、「祝你生日快乐(ジュー・ニー・シェンリー・クワイラー)」を4回繰り返して終わりです。
私が中国語で歌える初めての曲がこれになりました。
ちなみに「Dear (名前)」のところはありません。

#5 9のつく年を特に盛大に祝う。

9のつく年を特に盛大に祝う。
日本などであれば、50歳とか70歳とかいう10の倍数の時に特に盛大に誕生日を祝うイメージがありますが、中国では1の位が9の時に特に盛大に祝う習慣があります。
結構昔からある習慣なんだそうです。

西洋文化が浸透してきて伝統文化は廃れがち。

中国は歴史が長い国ということもあり、その国で代々伝わる伝統的な祝い方があるのが印象的でした。
また、西洋文化の影響も強く、若者の間ではそういった伝統がなくなりつつあるとも。
日本も同様ですが、多様な文化を受け入れる土壌があるのであれば、古き良き文化を守る意識も持っていかねばいけない、そう感じる機会でもありました。
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