「風の谷のナウシカ」のモデルになった谷がパキスタンにあった!世界最後の桃源郷『フンザ』

宮崎駿監督作品、ジブリ「風の谷のナウシカ」に出てくる「風の谷」のモデルになったともいわれるフンザ。春は杏、秋はポプラが色づく美しきパキスタンの秘境です。今回は世界最後の桃源郷とも名高い、パキスタンのフンザについてご紹介します。

パキスタンのフンザはこんな絶景!

パキスタンのフンザはこんな絶景!

険しい山岳地帯に囲まれた秘境

険しい山岳地帯に囲まれた秘境
フンザは、パキスタンの北西部に位置するギルギット・バルティスタン州、フンザーナガル県にある地域。
フンザへの道は首都イスラマバードから陸路でおよそ20時間です。
険しい山岳地帯を時には何日もかけなければ辿り着くことのできない、文字通りの「秘境」の地です。

登山者やバックパッカーから「聖地」と称えられる

登山者やバックパッカーから「聖地」と称えられる
道中には標高4,000mにおよぶ難所もあり、幾度となく大自然の洗礼を受けながら進むフンザへの道。
それゆえに、視界いっぱいに広がる絶景を目にした時の感動はひとしお。
世界中の登山者やバックパッカーから「聖地」と称えられることもあるといいます。

周辺には7,000mを超える山々

周辺には7,000mを超える山々
フンザのすぐそばにはパミール高原の7,000mを超える山々が迫り、村にはその雪解け水を引いて作られた段々畑が広がっています。
谷の斜面を利用したこの美しい畑は、フンザの人々の暮らしを支える食料の源のひとつです。

厳しい大自然の中に生きるフンザの人々

厳しい大自然の中に生きるフンザの人々
美しい景観とは裏腹の厳しい大自然の中に生きるフンザの人々は、ほかの地域のパキスタン人とは異なり青い瞳を持つ人が多くみられます。
人々が信奉しているのはイスラム教のイスマイリ派で、比較的寛容な宗派のため女性の姿もよく見かけることができます。

英語を話せる人も多い

英語を話せる人も多い
「長寿の里」としても知られるフンザ。
その人々の優しさに触れることができるところもフンザの醍醐味のひとつです。
現地で主に使われている言語はブルシャスキー語ですが、英語を話せる人も多いため、訪れた際は勇気を出して話しかけてみましょう。
きっと心温まるひとときを過ごすことができるはず。

主な観光シーズンは春から秋にかけて

主な観光シーズンは春から秋にかけて
四季折々でみずみずしく鮮やかな景観を楽しむことができるフンザ、主な観光シーズンは春から秋にかけて。
特に春は薄ピンク色の杏やアーモンドの花が咲き誇り、その愛らしさに心癒されます。

夏は新緑の緑が、秋には見事な紅葉が、フンザの谷を取り囲む壮大な山々とともに訪れる人々の目を楽しませてくれます。

名物の「フンザワイン」もあります

名物の「フンザワイン」もあります
パキスタンは酒類の入手が困難なことでも知られていますが、ここフンザではフンザワイン、フンザ焼酎と呼ばれるお酒が旅行者の間で隠れた名物となっています。
フンザワインは一般的なワインと同様ブドウから作られ、フンザ焼酎はフンザならではの杏から作られるものなのだとか。
村の人々と仲良くなれば、こうした地酒をいただくこともできるかもしれませんね。

フンザ(Hunza)への行き方

この秘境にチャレンジするには、現地滞在も含めて旅程全体で1週間~10日間は必要でしょう。
成田からイスラマバードまで、パキスタン航空が週2便運航している直行便で9時間弱。
イスラマバードからは陸路でカラコルムハイウェイを北上し、ベシャムまたはチラスで1泊。
翌日の昼過ぎにはフンザへ到着できるのが一般的なコースです。