【旅行体験記】ネパール・カトマンズにて12年越しの聖地とトレッキングでの新たな出会いとは

wondertripでは特集「旅行体験談」の連載を始めました。それぞれの機会や理由で旅にでる日本人たちの、旅行体験記をお楽しみください。本日は、ネパールのカトマンズ・ルンビ二・ポカラ(ABCトレッキング)に渡航したおえいさんから、お話を伺いました。

聞き手:wondertrip編集部 katsuya

旅にいくときの荷物がとても少ないことから、旅上手を自称。

旅行体験記の提供者:おえいさん

アラフォ―世代女性、海外旅行好き。主にアジアへの一人旅が多く、最長2か月の旅に行ったことも。最近は2週間程度が多いとのこと。大好きな国、ネパールの街歩きとトレッキングを紹介するとのこと。

こんにちは。
今回はネパールに行かれたということで、旅程から教えていただけますか。

今回の旅程

今回の旅程
19日間のネパールカトマンズ・ルンビ二・ポカラ(ABCトレッキング)の旅に行きました。

1日目 中部国際空港からタイまで

2日目 タイからネパールへトリヴヴァン空港に到着、街歩き、ネパール料理店へ

3日目 カトマンズ市内の街歩き。
ローカルバスに乗りタメルからカトマンズ市内のショッピングモールへ

4日目 飛行機でカトマンズからルンビ二へ

5日目 ルンビ二でお釈迦様の生まれた場所(公園)へ。
一日公園を巡る

6日目 ルンビ二からバスでイラワの町へ。
街歩き。
リキシャに乗ってインド国境へ

7日目 ローカルバスでポカラへ

8日~9日目 ポカラ市内観光と10日目以降のトレッキングについてガイドと打ち合わせ

10日~15日目 ABCトレッキング(アンナプルナ峰)

16日~17日目 ポカラ及び、ポカラからカトマンズ移動(国内線)

18日~19日目 カトマンズでお土産購入、中部国際空港へ帰国

世界遺産「パタン」で神様に出会う

今回は、ネパールに行ってこられたという事で特に印象に残っているスポットなどありますか。
今回の旅は12年ぶりのネパールでした。
記憶が12年前で止まっていたので、空港からタクシーでホテルへ行く道中の街の変わりように驚きました。
随分現代的になっていて、街にも車や人の往来が随分と増えていましたね。

旅行者が拠点とする「タメル」という地区も随分様変わりしており、以前記憶にあった道がなくて、街歩きの時に迷ってしまいましたが、相変わらずレンガ造りの細い路地とあちこちにある神様は存在していました。

12年ぶりに訪れられたのですよね。
それでも変わっていない場所があったという事ですよね。
聖なる神様は12年前と同じように迎えてくれたということですね。
近くの町、「パタン」と呼ばれる職人たちが住んでいる場所があり、そこは街の景観も美しく、古い建物が残っており、(今現在は地震に因って崩壊)世界遺産でもある場所なので、旅行者も多いですが、ゆったりとした雰囲気がいつもせわしく過ごす自分のペースを緩やかにしてくれました。

また空港に近い場所に、これも世界遺産ですが、パシュパティナート寺院があります。
ヒンドウー寺院で宗教や人の生死(火葬場がある)を垣間見ることができる貴重な場所です。

世界遺産が多く残る地ですよね。
「パタン」は、今は「ラリトプル」と呼ばれ、伝統工芸などが残る芸術的な都市ですが、どのような芸術も神にささげられ為にあるとなされていて、町の中には多くの寺院などが多く見受けられる場所となっていますね。
「ポカラ」ではやはりトレッキングですね。
トレッキングでは全日天気が良く3,000メートルの高さからみた景色は最高でした。
5日かけていった甲斐がありました。
「ポカラ」の町はのんびりしていて山も見えるし、暖かいので過ごしやすいですよ。

また、「ルンビ二」はまさに聖地にふさわしい場所でした。
菜の花が咲き乱れ、インドとの国境に近いこともあり、顔がインド人のようなネパール人が多いのも特徴ですが、田舎の人たちのひたむきな生活が見られ、特別な空気感があるところでした。

すべてがお勧めですね。

停電も日常のホテル

文化的な世界遺産あり、3,000メートル級のトレッキングあり、聖地の美しい地あり、本当にどこもおすすめになりますね。

宿泊はこの間どこに泊まれたのですか。

「カトマンズ」ではタメル地区のゲストハウスに泊まりました。
全日同じ宿でした。
ベットと箪笥と小さなソファーと机、トイレシャワー付きでしたが、やはりネパールなので、クオリティはあまり望めませんでした。
冬の時期でしたが、停電が一日に12時間あるので、(ホテルに自家発電はあるが、間に合わない)電気が使えないことは毎日ありましたね。

「カトマンズ」、「ポカラ」ではこういうことは当たり前にありますね。
「ルンビ」には宿泊客が少なかったせいか、電気が滞ることはありませんでした。

停電が一日に12時間あるのは日常茶飯事なのですか。
聞いたことはありますが、私達日本人にとっては慣れるのが大変ですね。
「ポカラ」ではレイクサイドと呼ばれるエリアに泊まりました。
12ドルくらいのリーズナブルな価格なのでした。
どこも立地のいい場所に立っていたのすが、「ポカラ」の宿は、主要通りから少し中に入ったところだったので、静かで、快適でした。
最上階だったので部屋の窓からはアンナプルナの山々が見えました。

ネパール料理を味わう

ネパールでの料理で印象的だったものはありますか。
主にネパール料理を食べていたのですが、「カトマンズ」では「モモ」と呼ばれる蒸餃子がありました。
中の具材が水牛と野菜の2種類あり、野菜は主にキャベツやニンジン・玉ねぎ・ニンニクが入っていて、あっさりと食べられますが、水牛のほうはやや癖のある味で少し食べづらさが人によってはあるかと思います。
すこし辛いたれに付けて食べます。

一人前で6~8個ぐらいで一個が結構大きいです。
揚げてある「モモ」もあり、これは絶品です。
サクサクしてお酒のおともにいいですよ。

 

本格的なネパール料理と言うものですね。
他には何かありますか。
あとは小麦粉を使った料理で「トウクパ」とよばれるうどんのようなものがありましたね。
これはチベット出身の料理なのですが、あっさりしていてちょっとお腹を壊した時や食欲がない時などに適していますよ。
少し野菜が入っていて、スープも飲みやすく、辛くもなく、美味しいです。

 

寒い地方なので温かいスープは現地の料理として美味しいものが必ずありますよね。
また、代表的なものは「ダルバート」と呼ばれるワンプレートディッシュです。
ご飯とカレーが数種類、青菜や人参のおかずとアチャールと呼ばれる日本の梅干しみたいな漬物がついています。
ヨーグルトもついています。
これらを全部混ぜて食べますが、全部混ぜると見た目があまり良くないのですが、食べてみると程々の辛さがあり、とてもおいしいんです。

ネパールの代表的な料理ですから是非おすすめしたい料理です。

12年ぶりの旅で感じたこと

沢山のネパール料理を体験されましたね。

今回の19日間の旅行で感じられたことは特にありますか。

今回の旅は実はトレッキング目的ではなかったのです。
12年ぶりにやっと旅ができる状況が整い、旅の再開の初めに大好きなネパールを選びたくて決めました。

ところが、現地でたまたま訪れた旅行会社のマネージャーに勧められて行ったトレッキングは、本当に美しい風景を見ることができましたね。
険しい山の峰々は自然のきびしさを教えてくれたし、山に住む人々の質素な暮らしぶりに触れ、登山の楽しさを教えてくれました。

 

そうですか。
途中でトレッキングに参加することになったのですか。
しかも3,000m級の山があるネパールでのトレッキングの体験は貴重なものでしたね。
また再訪したネパールは新しい自分の可能性と挑戦する気持ちを呼び起こしてくれましたし、お釈迦様の聖地は心洗われるようなすがすがしい気分になりました。

やはり旅は今回だけでなく、自分の価値観を変えてくれます。

 

12年前と同じ場所を訪れ、新たな思いと以前と変わらない聖地からは凛とした雰囲気の両方を感じられたことでしょう。

ネパールは今回またおえいさん自身にとって新たな出会いでしたね。

またそれから、私にとって後進国に行くことは、自分の置かれている状況がいかにありがたく感謝すべき環境なのかを知らしめてくれます。
贅沢や感謝を忘れた気持ちを反省できる、また気持ちを引き締めることができる、ある意味修行のような感覚もありますが、それ以上に得る物が大きいのが旅の醍醐味だと思います。

旅程のすべてが実のある旅ができ、40代に入って新たな旅が始まる予感がして、本当に意義のある旅になりました。

貴重なお話をいただき本日はどうもありがとうございました。
また、いい旅ができるといいですね。

さあ、旅にでよう

いかがでしたか。
ネパール カトマンズ・ルンビ二・ポカラ(ABCトレッキング)の旅行体験記として、本日はおえいさんのお話を聞くことができました。
他人の旅行記は、不思議と旅に出かけたくなるパワーがありますね。
ぜひネパール カトマンズ・ルンビ二・ポカラ(ABCトレッキング)への旅行の際には参考にしてください。