ウクライナにある世界一ロマンチックなトンネル『恋のトンネル』

ウクライナの小さな町はずれに、まるでおとぎの世界から飛び出してきたような緑生い茂るトンネルがあります。ここではそんな、日本でも注目されはじめたウクライナの「恋のトンネル」についてご紹介します。
「恋のトンネル」は、ウクライナ西部の人口1万人に満たない小さな町、クレーヴェンととオルツィヴを結ぶ鉄道に架かる美しい緑のアーチです。
このまばゆい緑のトンネル、いつからか地元では「このトンネルを手をつないで渡れば恋が成就する」というロマンチックな噂が囁かれるようになり、ウクライナ中から人々が訪れるようになりました。
その美しさはインターネットを中心に世界中で話題になり、日本でも有名になりつつあります。
緑溢れるシーズンも魅力ですが、木々の彩りが鮮やかになる秋や、美しい雪に覆われた凛とした冬もまた絶景です。
この線路はまだ現役で使われており、日に3度ほど、地元の工場へ向かうための私鉄が通ります。
3キロにも渡る緑のトンネルを、こうして大切な人と歩く。何も話さなくても、一生心に残る時間になりそうですね。
近年になって注目を集めた場所のため、ツアー等はまだ少なく、ベストシーズンの夏でもまだ静寂の中でこの絶景を楽しむことができます。アクセスは便利とは言えませんが、時間と労力をかけて行く価値ありのおすすめスポットです。(夏は虫よけ対策を忘れずに!)

恋のトンネル(the Tunnel of Love)への行き方

さあ、旅へでかけよう

旅の出発点はウクライナのキエフ。
日本からは直行便がないので、モスクワやイスタンブール、ウィーン等を経由します。
例えばモスクワ経由の場合、成田ーモスクワ間は約10時間、モスクワーキエフ間は約1.5時間の旅になります。

次に、キエフからリウネ(英語表記RivneもしくはRovno、ウクライナ語表記Рiвне)という街へ移動します。
当日購入しかできない電車は1日2本しかなく所要時間は6〜7時間。
キエフ中央駅やそのすぐ近くにあるミニバスターミナルから出ているバスを利用すると4〜5時間です。
バスの方が本数が多く(座席が満席になったら出発するスタイル)、乗り場に「Рiвне」と行き先が書かれているので比較的便利です。

リウネのバスターミナル(Автовокзалアフタヴァクザール)に着いたら前の大通りを反対側に渡って、ヴァクザール(Вокзал)という電車の駅行きの路線バスもしくはミニバスに乗ります。
所用時間は15分ぐらいです。
駅に着いたら、駅の向かいにある近郊バスターミナルからクレヴァン(Клевань)行きのミニバスへ。

終点よりやや手前のバス停で下りるのですが、ウクライナでは英語はほとんど通じないため、乗る際に運転手に「Тунель кохання(恋のトンネル)」と書いた紙を見せてアピールしておきましょう。
約45分の乗車で目的のバス停に到着します。
バス停から15分ほど歩けばトンネルに到着です。

最近になって、日本の旅行会社もウクライナツアーの一部にこのトンネルを盛り込むようになりましたので、諸々の条件があう場合はツアーを利用する方法もあります。
ウクライナでは英語はほとんど通じないため、タクシーの予約は英語の通じるホテルのフロントでお願いするのが無難。
リウネからタクシーで往復する場合は、乗車時に行き先を書いた紙を見せ、料金を交渉しておきましょう。