絶景!チリの「バルパライソの海港都市とその歴史的な町並み」の歴史とうっとり画像18選

wondertripでは、日々世界の絶景をお届けしていますが、ただ美しいだけではなく歴史的にも重要なエリアが数多くあります。世界遺産に登録されているチリの「バルパライソの海港都市とその歴史的な町並み」も、そのひとつ。その歴史と絶景写真をご紹介します。

バルパライーソってこんなところ

バルパライーソってこんなところ
バルパライーソ(Valparaíso)はチリ第2の都市で、首都サンティアゴから約120㎞と比較的近い場所にあります。
先住民たちが暮らしていたこの地は、1536年にスペイン人探検家に発見されると、バルパライーソ(「天国の谷」という意味)と名付けられてスペイン植民地となりました。
当時は小さな町でしたが、転機は1818年に訪れます。
チリがスペインから独立し、バルパライーソはチリ海軍の拠点となり、同時に貿易港となったのです。
そして、現在ではチリの国会議事堂も置かれるほどの大都市に発展しました。

スペインの植民地だったため、バルパライーソの街並みはヨーロッパの繁栄の雰囲気を漂わせており、今ではその景観を含めてとても支持をされています。

バルパライーソの街並み

バルパライーソの街並み
バルパライーソの街は、港を中心として急斜面に住宅が建てられています。
イメージとしては扇型のような感じですね。
石段や坂道が多く、細い路地が入り組んでいてまるで迷路のようです。
ここを植民地としたスペイン人は、ヨーロッパ風の建築物を多く造りました。
サント・ドミンゴの丘にはバルパライーソ最古の教会であるラ・マトリス教会が建てられ、ここから街が造られていったためにバルパライーソ発祥の地と呼ばれています。

 

また、ヨーロッパ風の優美な姿をしたカテドラル(大聖堂)や、パリの凱旋門ほどではありませんが、大聖堂や凱旋門といったランドマークも建築されました。

植民地となった16世紀から続くこの街並みが、世界遺産登録へ大きく評価されたのです。

バルパライーソの栄光の中心「ソトマヨール広場」

バルパライーソの栄光の中心「ソトマヨール広場」
バルパライーソの街の中心部にあるソトマヨール広場に面した場所には、チリ海軍総司令部があります。
古代ギリシャの建造物にならった、シンプルかつ優雅なネオ・クラシカル様式で建てられた海軍総司令部を見ていると、ここはヨーロッパかと錯覚するほどです。
広場にある大きな記念碑は、1879年の戦争(チリvsペルー・ボリビア連合)で亡くなった人たちを追悼しています。
記念碑上の銅像はこの時戦死したプラット艦長で、今でもチリ海軍最大の英雄とされています。
海軍の街バルパライーソならではです。

ソトマヨール広場には他にもヨーロッパ風の建物が多く、ホテルレイナビクトリアや消防署など、眺めているだけでも飽きません。

アセンソールって何?

アセンソールって何?
急斜面に造られたため坂道が多いバルパライーソでは、移動も大変。

そこで登場するのが、アセンソールという乗り物です。
いわゆるケーブルカーのようなもので、バルパライーソ市民の足であり、観光客にとっては面白いローカルな乗り物でもあります。

アセンソールは19世紀から使われており、今でも10本ほどは現役で、傾斜が50度もあるところを登ったりするそうです。
見た目はレトロなのですが、実にいい仕事をしていますね。
中には、ポップでカラフルな絵が描かれたものも走っています。
乗るのも見るのも楽しいのが、アセンソールです。

アセンソールで丘の上に登ってみると、太平洋とバルパライーソの街が一望できますよ。

アート?落書き?バルパライーソの建物たち

アート?落書き?バルパライーソの建物たち
バルパライーソの街を歩くと、カラフルな絵をそこかしこに発見できます。
壁、屋根、階段、電柱、犬小屋…と、至る所に描かれた絵は、ものによっては落書きにも見えますが、中にはこれぞモダンアート!と言うべき素晴らしい作品があります。
地中海の港町と似た色とりどりの家も可愛らしいですし、カラフルな階段は思わず脱帽のクオリティ。
また、街中には「青空美術館」という地域があり、そこに描かれている絵はれっきとした有名な芸術家の作品だそうです。
とはいっても、有名無名関係なく、自分の好きな絵を探してみるのが楽しいエリアです。

さあ、「バルパライーソの街」へ行こう

チリは日本から遠いため、なかなか渡航先として気軽に行ける場所ではないかもしれません。
ブラジルや、ペルーにある「マチュピチュ」を始めとした南米の旅行と合わせて長旅をされる際には、ぜひ「バルパライーソの街」も選択肢にいれてみてはいかがでしょうか。