【絶景14枚】「メキシコ・シティ歴史地区とソチミルコ」の歴史&絶景まとめ

メキシコは、かつてアステカ帝国が位置し、巨大な都市と文明を誇った場所でした。伝統的なアステカ帝国の名残と、スペインによる植民地化を経て誕生した西洋風建築物。それらが一式、人類の歩みを記憶するものとして、世界遺産に登録されています。この歴史を、絶景とともに簡単に振り返ってみましょう。

メキシコ・シティ歴史地区ってこんなところ

43268:メキシコ・シティ歴史地区ってこんなところ

Scenic view at Basilica of Guadalupe with Mexico city skyline at sunset, Mexico

43269:

Iglesia De Nuestra Senora De La Salud Church Sun San Miguel de Allende Mexico.

43274:

Monuments of Guadalajara, Jalisco, Mexico

43275:

Parroquia Archangel church Jardin Town Square San Miguel de Allende, Mexico. Parroaguia created in 1600s.

Historic Centre of Mexico Cityの住所・アクセスや営業時間など

名称 Historic Centre of Mexico City
住所 Xochimilco, Federal District, Mexico 
営業時間・開場時間 施設による
利用料金や入場料 施設による
参考サイト https://en.wikipedia.org/wiki/Historic_center_of_Mexico_City
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

メキシコ・シティとソチミルコ、どんな所?

43270:メキシコ・シティとソチミルコ、どんな所?

Colorful view of the city of Guanajuato, Mexico.

メキシコの首都で人口2000万人(東京の2倍近く)のメキシコ・シティは、中南米を代表する大都市です。
そんな街の中央広場・ソカロを中心とした建築物群は、16世紀以降ここがスペインの植民地だったころの名残です。
また、ここはかつて一帯を支配したアステカ帝国の首都テノチティトランがあった場所で、そうした文化も残されています。
ソチミルコはメキシコ・シティの行政区分のひとつで、20㎞ほど南に行ったところにあります。
水が豊かで素朴な村落風景は、アステカ帝国時代の雰囲気を感じさせます。
このように、スペイン植民地時代の建築物とアステカ帝国の風景が残されているということで、世界遺産に登録されました。

アステカ帝国からスペイン統治下へ

43271:アステカ帝国からスペイン統治下へ

View of the Cathedral from Zocalo in historic center in Guadalajara, Jalisco, Mexico

14世紀から16世紀にかけて全盛を迎えたアステカ帝国は、今は埋め立てられたテスココ湖の小島に水上都市テノチティトランを建設しました。
建築や水利工事、天体観測などに高度な技術を持ち発達した文明を持っていた彼らでしたが、16世紀にスペイン人エルナン・コルテスによって制圧され、滅亡してしまいます。

コルテスらスペイン人は街を略奪・破壊した後、自分たちの都市を造るためにアステカの街をすべて埋めてしまいました。
そしてヨーロッパ風の都市メキシコ・シティが完成したのです。

1978年、工事中に1枚岩の円盤と神殿跡が見つかりました。
これが、アステカ帝国の都市がここに埋まっていると判明した瞬間だったのです。

メキシコ・シティ歴史地区の建造物群

メキシコ・シティ歴史地区の建造物群
ソカロ広場を中心に、周辺には多くのヨーロッパ風のコロニアル様式の建造物が建てられています。
約300年かけて建てられたメキシコシティ・メトロポリタン大聖堂はラテンアメリカ最大級の規模を誇り、様々な建築様式が混じった巨大聖堂です。
17世紀には伊達政宗の家臣・支倉常長も訪問しているんですよ。

 

今はメキシコ大統領府となっている国立宮殿は、征服者エルナン・コルテスが建てさせたものです。
壮大な壁画「メキシコの歴史」は、訪れる誰もが圧倒される大迫力の一作。
見逃せません。
大聖堂近くからはアステカの遺跡テンプロ・マヨールが発見されました。
宗教儀式が行われた大神殿の石積みが残されています。

アステカの原風景・ソチミルコ

43266:アステカの原風景・ソチミルコ

Colorful boats on a canal in Xochimilco’s Floating Gardens of Mexico.

水郷ソチミルコの名はアステカの言葉で「花畑のあるところ」という意味です。
運河が巡る村には、アステカ時代から続く人工の浮き島「チナンパ」が今でも残り、人々はそこで花を栽培しています。
かつてはここで湖底の養分を含んだ泥を利用して農業が営まれ、アステカの食糧事情を支えていたそうです。
この素朴で穏やかな風景こそが、アステカの原風景だったのでしょう。

観光の際は、トラヒネラというカラフルな模様の船に乗って運河散策をすることができます。
花を積み込んだ綺麗な船や楽しげな楽隊を乗せた船と行き交うと、なんだかハッピーな気分になります。
アステカの時代も人々は陽気に楽しく暮らしていたのでしょうね。

アステカの伝説がアステカを滅ぼした?

43272:アステカの伝説がアステカを滅ぼした?

San Miguel de Allende, Mexico, Overlook Parroquia Archangel Church Close Up, Churches Houses and No Trademarks

アステカにはある伝説がありました。

平和を愛した白い肌のケツァルコアトル神は、軍神に追放されてしまいました。
しかしケツァルコアトルは、「一の葦」の年に戻ってくると言い残し去っていきます。
一の葦の年とは、コルテスがアステカを制圧した1519年のことでした。

16世紀、アステカでは彗星の出現や火災など不吉なことが続きました。
その時、スペイン人がやってきたわけです。
彼らが白い肌の持ち主であったことから、アステカ人は彼らをケツァルコアトルの一行だと思い歓迎したのです。
ところがそれは大きな間違いでした。
彼らは神のケツァルコアトルなどではなく、むしろアステカを滅ぼすことになる悪魔だったのですね…。

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President’s Palace Sunrise Zocalo, Center of Mexico City, at Night

さあ「メキシコ・シティ歴史地区とソチミルコ」へ行こう

アステカの原風景「ソチミルコ」や、メキシコシティという巨大都市のなかに現れる歴史地区は、メソアメリカの歴史を辿る旅となります。
歴史を訪ね、人類の足跡を辿る旅は、きっと収穫が多いはず。
渡航先の候補にどうぞ。