【インド】昔の人すごい!今でも正確に観測を続ける天文台「ジャンタル・マンタル」

今回ご紹介するのは、インドの世界遺産「ジャンタル・マンタル」です。ジャンタル・マンタルは、望遠鏡がない遥か昔の天文台。昔の人々がどのようなものを使って天文学を学び、利用したのか、写真と動画を交えてご紹介します。

ジャンタル・マンタルとは?

ジャンタル・マンタルとは?
冒頭に少し説明した通り、ジャンタル・マンタルは、インド・ジャイプルにある、古代の天文台です。
天文学者でもあったムガル帝国のラージプート、マハーラージャ・ジャイ・シング2世によって、1728年から1734年に建てられたと言われるジャンタル・マンタルは、マハーラージャの居城「シティ・パレス」の一角にあります。

現代で天文台と言えば望遠鏡やプラネタリウムが思い浮かびますが、当時そんなものはありません。
ジャンタル・マンタルには一見すると、幾何学的なモニュメントのようなものがいくつも建ち並ぶ不思議な場所に見えます。
では、どのようなものが並んでいるのか観てみましょう。

 

ジャンタル・マンタルの住所・アクセスや営業時間など

名称 ジャンタル・マンタル
住所 Jaipur, Rajasthan
営業時間・開場時間 現地時間9:00-16:30
利用料金や入場料 100ルピー
参考サイト https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

主に船舶の天測航法用に使用されたという六分儀

主に船舶の天測航法用に使用されたという六分儀
六分儀(ろくぶんぎ)とは、天体や物標の高度や水平方向の角度を測るための道具です。
弧が360°の6分の1であるところからこの名がついたと言われています。

2秒単位で時間を計測できるというサムラート・ヤントラ

2秒単位で時間を計測できるというサムラート・ヤントラ
サムラート・ヤントラは、大きいもので高さ27.4mもあります。
これは2秒単位で時間を計測できて、子午線、天頂距離も測れる観測儀なんです。

 

サムラート・ヤントラは、1つではありません。
また、バラバラと違う方向を向いてるのには意味があるんです。
それぞれ異なった角度で12星座に向かっているサムラート・ヤントラは、占星家による占星術などにも利用されていたそうです。

世界で最も正確だという二重赤道日時計

世界で最も正確だという二重赤道日時計
二重赤道日時計は、南と北にそれぞれ円盤があり、写真と反対側の円盤は少し下向きになっています。
ここジャイプルにある赤道日時計は、宗教暦上の日付を知るために造られたもので世界で最も正確だと言われており、この石造りの二重赤道日時計は、記念碑も兼ねているそうです。
ちなみに、参考までに・・・こちらは石造りではない赤道日時計です。
通常このような造りの物が多いようです。

どれもこれも、星の座標などを知るための器具ですが・・・

どれもこれも、星の座標などを知るための器具ですが・・・
ジャイ・プラカーシュ・ヤントラは、地面にくぼんだ半球状の計測儀。
何をどうやってつかったのか、観ただけではチンプンカンプンですね。
チャクラ・ヤントラと呼ばれる天体観測器具。
こちらも、天体の経度と緯度を測る器具だそうですが・・・見ただけでは何をどう動かすといいのかもわかりませんね。
天体が好きだったら、器具を観たらパッと使い方がひらめくのでしょうか?

ジャンタル・マンタル ガイド動画

さあ、旅に出かけよう!

今回は、インドにある「ジャンタル・マンタル」をご紹介してまいりました。
これらの天体観測器具は、今から300年程前に造られたというのに、現代でもほぼ正確に天体の観測が出来るというから驚きです。
ジャンタル・マンタルを造った「ジャイ・シング2世」は、デリーを含め他の地にも計5箇所に天文台を建設しているそうですが、ジャイプルの天文台が最も規模が大きいそうなので、せっかくですから、古代の天文台をみるならインドのジャイプルに足をお運びください。