世界最小の国バチカン市国。その歴史は壮大だった

公開日:2019/3/18 更新日:2020/3/6

ローマ問題からの脱出

ローマ問題からの脱出
19世紀半ばまで、教皇領を保持していましたが、イタリア統一運動の活性化に伴い1860年にイタリア王国が誕生し、領地を巡り教皇庁と王国政府は断絶状態になります。1870年に普仏戦争では教皇領の守備を担ったフランス軍が撤退してしまい教皇領は全て王国のものになりました。
1871年に第255代ピウス9世(在位1846-1878年)はバチカンの囚人と称してバチカンに引きこもり、これは後にローマ問題と呼ばれ50年にもわたり断絶状態が続きます。


1929年にようやく第259代教皇ピウス11世(在位1922-1939年)と全権代理ガスパッリ枢機卿とベニート・ムッソリーニ首相の間で話し合いが 成立し、ラテラノ条約が締結された。
これによりバチカンは独立国家となったのです。
1984年に信教の自由を考慮し修正が加えられています。カトリックの総本山の深い歴史と独自の文化を持つ国バチカンは、国自体がユネスコ世界遺産になっています。
ミケランジェロやラファエロの天才芸術家の魅力に触れることのできる小さな国です。

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