欧米人でも「日本人的な感覚」をもっている人っているの?

今回は、私の海外経験に基づく「人」についての記事です。私は10代のときに海外のインターナショナルスクールに通っており、当時の友達や恋人など多くの欧米人との交流の機会がありました。その時の体験を通して感じたことをお伝えします。

島国の日本だからこそ持ってしまう固執した民族のイメージ

島国の日本だからこそ持ってしまう固執した民族のイメージ
今回は欧米人についてのテーマですが、私が海外から日本に帰ってきてまず感じたことは日本人の多くの人が欧米人を含めてさまざまな民族に対してある一つのイメージを持っていて、それに固執しているということです。

もちろん島国という閉ざされた環境もあり、小さい頃からの教育だったり根も葉もない噂話などがずっと残っていてそれを実際に確かめるすべもなく、そういった凝り固まった考えが身にしみてしまうのももちろんうなずけます。
私も海外に行くまではそうでした。

ただそういったイメージをもってしまうことで、本当はもっと広がるはずの世界が小さいままになっている場合が多いような気がします。
それで結局、人に聞い た海外の話だけを信じてしまってもっと広くて深い世界のことを知れずに生涯を終える。
私はそれじゃもったいないと思いましたので、こういったテーマを選ば させて頂きました。

大事なのはその人の国ではなくその人

大事なのはその人の国ではなくその人
初めて海外にいったときや現地の人々と接する時に、「どうせアメリカ人だから…」とか「イギリス人ってこうなんだよね…」といったようなバリアをもってしまうことがあると思います。
私も海外に行った当時はそういったイメージをとても持っていました。

何をされるかわからない…という風な感じで理由もなく怖がっていたときもありましたが、長年の海外生活を通して、”大事なのはその人の出身国ではなく、その人”だということを学ぶことができました。

みなさんが欧米人に対してどのようなイメージを抱いているかは分かりません。
良い意味でも悪い意味でも確かにそういった人たちもいると思います。
ですが、やはり全然違う人もいます。
自分でも想像していなかったような人と出会うことがあります。

例えば、「ヨーロッパでは○○な人は軽蔑される」という噂があるとして、じゃあ○○な自分は向いていないんだ、受け入れられないんだと思ってしまってはもったいないと思います。
世界は広いです。

欧米人でも日本人的な人はいる?

欧米人でも日本人的な人はいる?
さて、記事タイトルの件のとおり「欧米人でも日本人的な人はいるのか」という話ですが、結論からいうと、欧米人でも日本人のような感覚をもっている人はいます。

その証拠に、近年日本のさまざまな文化、例えば食文化や芸術の文化、おもてなしなどの心の文化や技術など、とても多くのものが世界に受け入れられていますよね。
それぞれみなさんと感覚が合う欧米人がいると私は思っています。

例えば、アメリカ人に対して私たちがもっている負のイメージとして、自己中な人が多くて日本人を見下している…といったものがあるかもしれませんが、そういった人は本当に一部です。

アメリカ人でももちろん自己中な人もいますが、そうでない人もいます。
押しが強い人もいれば押しに弱い人もいます。
日本人を見下している人もしれば、そうでない人もいます。
でもそれは日本人同士でも同じで、自分と感覚が合う人もいれば、全く合わない人もいますよね。

シャイな欧米人もいる!

ここで、一例として私の体験談をお話できればと思います。
シャイな欧米人の話です。
欧米人にシャイな人なんているの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、たくさんいますよ!

私がつき合っていたカナダ人の女の子もとてもシャイで、ある時みんなの前で私にチョコをあげるのが恥ずかしかったのか、投げて渡されたことがありました。
チョコは机の上をすべって床に落ちたのに知らんぷりして素通り。
とても愛らしいですよね。
こういう瞬間に、文化も見た目も違っても同じ人間なんだなととても親近感を覚えます。

それでは、もう一つ。
スコットランド出身の音楽の先生に私はいつも怒られていて、目をつけられいるなと感じていたことがありました。
それでその当時 はやっぱり日本人が嫌いな人もいるんだな…とずっと思っていました。
ですが、あとで振り返ってみれば日本人でとても気に入られていた子がいましたし、真面 目にしていなかった僕の方に問題があったんだなと思い直しました。

やはり、人のことをどうこういう前にまずは自分から!ですね。

グローバルな視点をもつために

グローバルな視点をもつために
欧米人でも自分の国にしか住んだことがない人は、やはりある程度固執したイメージをもっているかもしれません。
私の数少ない経験上、自国にとどまらず世界にでてきている人たちは皆視点がグローバルで、広い視野をもっているように感じました。

となると日本人だからグローバルな人になれないのではなくて、それは海外にでた経験がないからかもしれませんね。

グローバルに人と接していくうえでまずなによりもバリアになってしまうのが実際に体験してもいないのに偏ったイメージをもってしまっていることです。
大事なのはその人の国やイメージではなくて、その人自身だと思います。

海外にでて自分の目に映る景色を増やしていくことが広い視野、つまりグローバルな視点を持つための唯一の方法だと私は思います。

大事なのはその人の国ではなく、その人です

今回は少し異色のテーマでしたが、いかがだったでしょうか。
私自身まだまだ未熟ですし、えらそうなことなど言えない身分ですが、私の海外での経験を少しでもみなさまに伝えられたらと思って記事を公開しました。
最後になりますが、海外在住経験を通じて、大事なのはその人の国ではなく、その人自身だと感じるようになりました。
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