負の世界遺産…10枚の写真から学ぶ「アウシュヴィッツ強制収容所」

2016年現在、世界遺産の数は1000件以上もあり、どの遺産も多くの観光客を楽しませています。しかし、一方で悲惨な現実を伝え続ける「負の世界遺産」と呼ばれる遺産もあります。今回は負の世界遺産を代表するアウシュヴィッツ強制収容所についてご紹介します。

アウシュヴィッツ強制収容所はどこにあるのか

アウシュヴィッツ強制収容所はどこにあるのか
正式名称はアウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所と呼ばれ、多くの方が一度は名前を聞いたことがある世界遺産だと思います。
ポーランド南部に位置しており、バスや列車で訪れることが出来ます。

アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所の住所・アクセスや営業時間など

名称 アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所
住所 Ofiar Faszyzmu 12 32-600 Brzezinka, Poland
営業時間・開場時間 現地時間08:00-18:00
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%84%EF%BC%9D%E3%83%93%E3%83%AB%E3%82%B1%E3%83%8A%E3%82%A6%E5%BC%B7%E5%88%B6%E5%8F%8E%E5%AE%B9%E6%89%80
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ナチスによる最大級の強制収容所

ナチスによる最大級の強制収容所
第二次世界大戦の中、ドイツを独裁していたヒトラーは国内のユダヤ人を次々と強制収容所へ連行しました。
ドイツやフランスにも建設されましたが、その中でもアウシュヴィッツ強制収容所は最大級の収容人数でした。

人類史における史上最悪の実験場

人類史における史上最悪の実験場
強制収容所では、連行したユダヤ人を利用した様々な人体実験が行われました。
内容はあまりにも残酷なため述べませんが、今でも検索すると信じられない実験の内容を知ることが出来ます。

ユダヤ人を苦しめる過酷な冬

ユダヤ人を苦しめる過酷な冬
強制収容所において、ユダヤ人を苦しめることは多くありました。
その中でも、ポーランドの冬は非常にユダヤ人を苦しめました。
もちろん十分な防寒具は与えらておらず、毎日凍えながら耐えていました。

博物館で強制収容所の現実を学ぶ

博物館で強制収容所の現実を学ぶ
強制収容所の敷地内には博物館が建てられており、そこでは実際にユダヤ人が身につけていた衣類が積み上げられた山や上記でも述べた当時の実験内容について学ぶことが出来ます。

ユダヤ人が詰め込められた列車

ユダヤ人が詰め込められた列車
ユダヤ人が各地から連行される際に用いられた列車も展示されています。
写真を見る通り窓はなく、真っ暗な列車の中に無理やり詰め込められて強制収容所へ連行されていきました。

奪われたユダヤ人の名前

奪われたユダヤ人の名前
強制収容所のユダヤ人は、名前で呼ばれることはなく番号で呼ばれていました。
また、アウシュヴィッツ強制収容所自体3つに分けられており、どのユダヤ人にも刺青で番号が無理やり掘られました。

生死を分ける決死の脱出

生死を分ける決死の脱出
当時の強制収容所の周辺には、多くの兵士と数十万ボルトの電気が走る有刺鉄線が張られていました。
その場所から多くのユダヤ人が知恵や勇気を振り絞って、決死の脱出をしており、現在脱出した彼らは内部の悲惨さを現代に語り継いでいます。

ユダヤ人が暮らした内部

ユダヤ人が暮らした内部
もちろん強制収容所内部は開放されており、見学することが出来ます。
今では静かな空間となっていますが、当時は過酷な強制労働をしていた多くのユダヤ人が狭い部屋の中で暮らしていました。

現在は緑豊かな場所へ

現在は緑豊かな場所へ
アウシュヴィッツ強制収容所からふと目を話すと、非常に緑に囲まれたのどかな場所だということが見て分かります。
そのような場所で数万人ものユダヤ人が殺されたという残酷な出来事が起きたとは信じられないかもしれません。

強制収容所を舞台にした奇跡の映画

アウシュヴィッツから読み解くメッセージ

いかがでしたでしょうか。
アウシュヴィッツ強制収容所は訪れる多くの観光客に向けて、今なお多くのメッセージを伝え続けています。
また、この施設を取り扱う映画も多く制作されており、それぞれのアプローチで平和や戦争についての意味を訴えています。
是非訪れた際は、アウシュヴィッツ強制収容所が我々に伝えたいメッセージをしっかりと受け取り、現在の国際情勢と関連付けて読み解いてみることをおすすめします。
photo by iStock