紀元前発祥なのに石の加工技術とか凄すぎる…「ティワナク文化の宗教的・政治的中心地」

wondertripでは世界の絶景を紹介していますが、歴史地区や古代都市などの絶景スポットは、その歴史を少しでも知ることでより観光が楽しめます。今にも残る世界遺産のストーリーは、知識欲も刺激されますね。本日はボリビアの「ティワナク文化の宗教的・政治的中心地」をご紹介します。

ボリビアの「ティワナク文化の宗教的・政治的中心地」ってこんなところ

ボリビアの「ティワナク文化の宗教的・政治的中心地」ってこんなところ

image by iStockphoto

Tiwanakuの住所・アクセスや営業時間など

名称 Tiwanaku
住所 Tiwanaku, La Paz, Bolivia
営業時間・開場時間 施設による
利用料金や入場料 80B
参考サイト https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%AF%E3%83%8A%E3%82%AF
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

謎に包まれた遺跡・ティワナクとは?

ウユニ塩湖があることで知られる南米ボリビアの首都ラパスから車で1時間半ほどの所に、謎に包まれた遺跡ティワナクがあります。

ティワナクはインカ帝国以前の遺跡で、紀元前3世紀頃起こりました。
全盛期は日本で言えば奈良・平安時代にあたる6~10世紀で、1~5万人が住んでいたと言われています。
この頃はボリビア全土だけでなく、ペルー南部やチリ、アルゼンチン北部まで支配しました。

しかしインカと同じく文字を持たない文明であるため、詳細が不明です。
遺跡もスペイン人の侵略の際にかなり破壊されており、現在復元が進められています。
現在見られる神殿や門、食料倉庫には、当時の高度な石材加工の技術がうかがえます。

とにかく石の加工技術がすごい!

ティワナクに残された遺跡を見ると、石が精巧に切り出されていたり、繊細な彫刻がなされていたりすることがわかります。

また、ピラミッドもありました。
アカパナという丘のような形のピラミッドは、排水機能まで備えていたのです。
頂上の石には磁気があり、今でも近づくと磁石が狂ってしまうほどです。

地上部分が失われている半地下神殿と呼ばれる遺跡は、壁から突き出す約180もの顔の彫像が異様です。
しかしその顔はバラエティに富んでおり、アジア系の顔まで見られると言います。
興味深いですね。

奇妙なものはまだあります。
道端にある穴の開いた石は、実は拡声器の役割を果たしました。
儀式の時にはこれを使用したそうですよ。

モノリートと太陽の門

ティワナクにはさらなる石の傑作が残されています。

一枚岩でできた「太陽の門」は、元々は金で覆われていましたがスペイン人によってはぎ取られてしまったそうです。
こうした大きな石を切り出す技術があるのに、鉄器は存在しなかったというのですから驚きです。
いったいどうやって切り出したのでしょう?

また、ティワナクを代表するものがモノリートという立像です。
高さは7mにもなる巨像で、柱を人形のように彫りこみました。
すべての像の右手が裏返しになっているのが特徴ですが、理由は不明です。
また、腰付近にカニが彫られており、ティワナクがこの高地から海の近くまで勢力を拡大していたことを示しているとも言われています。

さらなる謎を呼ぶ遺跡・プマプンク

ティワナクの遺跡の中心から離れた場所にあるプマプンクは、ティワナク以上に謎に包まれた遺跡です。

最も特徴的なのは、1つ100トン以上もする精巧なH型の石がたくさん放置されていることです。
こうした形に切り出すのは、この石の重さでは現代でもかなり難しいと考えられているそうですよ。
そのため、中には宇宙人の仕業だと言う人もいるとか…!

というのも、切り出した石の表面の加工の仕方があり得ないほどにツルツルで高度なものなのだとか。
それはインカでもできなかったことだというのですが…真相はまだ闇の中です。

いずれ発掘と研究が進めば、その謎が解明される時が来るのかもしれませんね。
それを待ちたいと思います。

ティワナクの解けない謎

ところで、ティワナクは結局のところなぜ滅亡したのかはわかっていないのです。
気候変動であるとか、社会不安によるものであるとか、説は多々あれど証拠が見つからずにいます。
文字が存在しなかったことも、それに拍車をかけているのですね。

加えて、民族的なルーツさえはっきりと断言はできずにいます。
そして、ティワナクが国家としての形を成していたかどうかも、いまだに論争の真っ只中にあるのです。

ただ、文字がないことや高度な石切りの技術はインカに通じるものがあります。
ティワナクに見られる、過去・現在・未来を表した石はインカでも見られるものなのだそうですよ。
何かがつながっているのかもしれません。

壮大な歴史を感じて旅をしよう

いかがでしたか。
ただ息を呑む絶景に心焦がすだけではなく、その背景にある歴史を簡単にでも理解することで、世界遺産巡りはより楽しくなります。
ボリビアの「ティワナク文化の宗教的・政治的中心地」への渡航をぜひご検討ください。
photo by iStock
格安航空券を今すぐ検索!/

出発地:

到着地:

行き:

帰り:

大人 子供 幼児

TRAVELIST by CROOZ
-->