南アジアの熱気と歴史を感じるネパール「カトマンズ盆地」の歴史まとめ

wondertripでは世界の絶景を紹介していますが、歴史地区や古代都市などの絶景スポットは、その歴史を少しでも知ることでより観光が楽しめます。今にも残る世界遺産のストーリーは、知識欲も刺激されますね。本日はネパールの「カトマンズ盆地」をご紹介します。

ネパールの「カトマンズ盆地」ってこんなところ

ネパールの「カトマンズ盆地」ってこんなところ

カトマンズ盆地とは

カトマンズ盆地とは
ネパールの首都カトマンズの一帯に広がる盆地が、カトマンズ盆地です。
標高1300mの高地にあり、チベットとインドの交易の中継点として栄えました。

この盆地にはマッラ朝という王朝が栄え、15世紀にはカトマンズ、パタン(ラリトプル)、バクタプルの3つの主要都市に王子を配置したそうです。
そのため、この3都市は競い合うようにして発展しました。
そして、それらの都市の歴史的建造物7ヶ所が世界遺産に登録されています。

8000年前、なんとここは湖でした。
そのため地盤が弱く、昔から地震が起きる度に大災害となりました。
2015年に起きた大地震でも、甚大な被害を受けてしまい、現在は復興の最中です。

カトマンズ盆地の住所・アクセスや営業時間など

名称 カトマンズ盆地
住所 Kathmandu Valley
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%BA
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仏教とヒンドゥー教の聖地

仏教とヒンドゥー教の聖地
世界遺産の登録範囲内には、ネパール仏教、ヒンドゥー教、チベット仏教の寺院があります。

カトマンズ中心部のスワヤンプナートは、白い仏塔(ストゥーパ)を持つネパール仏教の重要寺院です。
サルが多く、別名モンキー・テンプルとして知られています。
サルは信仰対象なので駆逐されず、観光客の荷物をいたずらすることもあるそうですよ。

一方、チベット仏教の聖地ボダナートの仏塔は、高さ36mとチベット最大を誇ります。
敬虔な信者がお参りする姿が見られます。

パシュパティナートは1000年以上前からヒンドゥー教徒の巡礼地となっていました。
聖なる川バグマティ川のほとりにあり、火葬場で死者を焼いた灰を流しています。

カトマンズ盆地の住所・アクセスや営業時間など

名称 カトマンズ盆地
住所 Kathmandu, Nepal
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.dtac.jp/asia/nepal/entry_226.php
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三都市すべてにあるダルバール広場

三都市すべてにあるダルバール広場
ネパール語で「宮廷」という意味を持つダルバール広場は、カトマンズ、パタン、バクタプルの三都市すべてに存在します。
広場の周りには旧市街が広がり、寺院が密集しているのが共通点です。

カトマンズには旧王宮やクマリの館などがあり、別名「美の都」と呼ばれるパタンには金箔の本堂が眩しいゴールデン・テンプル、バクタプルの広場には現在国立美術館となった王宮があります。
この王宮には1769年まで王室が居住していました。

バクタプルには五層の屋根を持ち高さ30mに及ぶニャタポラ寺院や、1427年に建てられ、一本の木から彫り出されたと言われているヒンドゥー教寺院・ダッタトラヤ寺院もあり、見どころが満載です。

ダルバール広場の住所・アクセスや営業時間など

名称 ダルバール広場
住所 Ganga Path, Kathamndu, 44600
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%BA%83%E5%A0%B4
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ネワール族は仏教徒?ヒンドゥー教徒?

ネワール族は仏教徒?ヒンドゥー教徒?
バクタプルの北にあるチャング・ナラヤンはヒンドゥー教の寺院で、この地に住むネワール族によるネワール建築の建物です。
ヒンドゥー教の宗教彫刻が多く見られ、ここにはヴィシュヌ神の化身ナラヤン神を祀っています。
カトマンズ盆地一帯に住むネワール族は、元々は仏教徒だったようです。
ただ、地理的にインドが近いこともありヒンドゥー教が流入し、現在のように仏教とヒンドゥー教が共存するようになりました。
高度な文字文化や芸術性を保ってきた民族だからこそ、受け入れられたのかもしれませんね。

また、独自のカーストによる身分制度が存在し、姓で職業が判別できるようになっているそうです。
そこはヒンドゥー的でもあります。

スワヤンブナートの住所・アクセスや営業時間など

名称 スワヤンブナート
住所 Manjushree Marg, Kathmandu, Nepal
営業時間・開場時間 施設による
利用料金や入場料 200ルピー
参考サイト https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%88
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生きた女神:クマリ

生きた女神:クマリ
クマリの館に住むクマリとは、女神の生まれ変わりとして選ばれた少女のことです。
選ばれるには多くの条件があり、それを満たした少女が、初潮を迎えるまでクマリとなります。

クマリの館のクマリは「ロイヤル・クマリ」と呼ばれ、国運を占う予言者として、最も神聖な存在とみなされています。
9月の大祭では王がクマリをたずねてひれ伏すほどなのです。
もちろん、人々からの信仰も絶大です。

クマリは儀式の時以外は館から出ることはなく、学校にも行かずに館の中で勉強します。
時折窓から顔を出すと、人々がその顔を拝むそうですよ。

初潮を迎えると退任となり、それからは実家に帰って普通の少女として暮らすそうです。

Royal Kumari(ロイヤル・クマリ)  Kumari(クマリ)の住所・アクセスや営業時間など

名称 Royal Kumari(ロイヤル・クマリ)  Kumari(クマリ)
住所 Ganga Path, Kathamndu 44600 ネパール、Kumari Bahal(クマリの館)
営業時間・開場時間 施設による
利用料金や入場料 750ネパールルピー(ダルパール広場)
参考サイト http://dbrevisited.weebly.com/ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%AA  http://www.nepalembassyjapan.org/japanese/?page_id=307
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壮大な歴史を感じて旅をしよう

いかがでしたか。
ただ息を呑む絶景に心焦がすだけではなく、その背景にある歴史を簡単にでも理解することで、世界遺産巡りはより楽しくなります。
ネパールの「カトマンズ盆地」への渡航をぜひご検討ください。
photo by iStock