樹氷と言えば山形、宮城の樹氷が有名ですが、今回は「アイスモンスター(スノーモンスター)」と呼ばれる、山形の樹氷をご紹介します。普通の樹氷と何が違うの?真っ白な世界に突如現れるモンスター級の樹氷をご覧ください。
樹氷ってなぁに?

そもそも、樹氷というのは、おおよそ氷点下5度以下に冷却された水蒸気や過冷却の水滴(通常水が氷る0℃でも凍らない水)が風に乗り、一方向から樹木などに吹きつけて、凍結した物です。
先に吹きつけられた過冷却の水滴に、あとから吹き付けられた過冷却の水がぶつかることで、一気に凍ります。
これを繰り返し繰り返し、そして樹氷となります。
先に吹きつけられた過冷却の水滴に、あとから吹き付けられた過冷却の水がぶつかることで、一気に凍ります。
これを繰り返し繰り返し、そして樹氷となります。
百聞は一見に如かず!【動画】 樹氷が出来る原理
これと同じ現象が、起こる事により、樹氷は大きく成長します。
ちなみに、樹氷が出来る際の、核となる所は、一般エビのしっぽに似ていることから「エビのしっぽ」と呼ばれています。
「樹氷・エビのしっぽ」と検索すると出てきますよ!
ちなみに、樹氷が出来る際の、核となる所は、一般エビのしっぽに似ていることから「エビのしっぽ」と呼ばれています。
「樹氷・エビのしっぽ」と検索すると出てきますよ!

樹氷が出来ること自体、実は大変珍しく、条件が揃わないとみられないと言われています。
私たちが一般的に思い浮かべる、真っ白な木に見える程度の樹氷は「ぶなの樹」なのですが、山形で観られるモンスターと呼ばれるの樹氷は「アオモリトドマツ」という樹木なのです。
また、当たり前ですが、雪が降らないと樹氷は出来ません。
けれど、降りすぎるよな場所では、アオモリトドマツが自生できないのです。
そして、気候的な条件も揃わないと、ここまで樹氷が成長することがないのです。
私たちが一般的に思い浮かべる、真っ白な木に見える程度の樹氷は「ぶなの樹」なのですが、山形で観られるモンスターと呼ばれるの樹氷は「アオモリトドマツ」という樹木なのです。
また、当たり前ですが、雪が降らないと樹氷は出来ません。
けれど、降りすぎるよな場所では、アオモリトドマツが自生できないのです。
そして、気候的な条件も揃わないと、ここまで樹氷が成長することがないのです。

アオモリトドマツが多く生息するヶ所は、モンスターの群れとなります。
でも、決して襲ってこないのでご安心を!
でも、決して襲ってこないのでご安心を!

モアイ像みたいだね!ゴリラみたいだね!なんて、真っ白な世界で想像力もふくらみます。

真っ白な雪に映える青空、アナと雪の女王の世界に迷い込んだような風景…

夜間、ライトアップされたアイスモンスター、動き出すモンスターがいるかも?!と思わせる景色が広がります。
さあ、旅に出かけよう!
今回は、山形蔵王の樹氷「アイスモンスター(スノーモンスター)」をご紹介してまいりました。
真っ白な世界に佇むアイスモンスターは、冬限定の自然が作り出す、芸術品であり、一帯が美術館!一度は足を運びたいスポットですね!
真っ白な世界に佇むアイスモンスターは、冬限定の自然が作り出す、芸術品であり、一帯が美術館!一度は足を運びたいスポットですね!
photo by PIXTA