チベット人発祥の聖地「ツェタン」で感じるマニアック旅の真髄

チベット語で「猿の地」を意味する、現在は中国のチベット自治区に位置する「ツェタン」。この地に住むチベット族の民話では、チベット族は猿の神様を起源としているそう。観光地先としてはメジャーでは決して無いものの、ロマンを感じるチベット周辺。そんな神話の伝わる街ツェタンで、ぜひ見ておきたい観光スポットを6選紹介します。

ニンマ派の総本山・サムエ寺

ニンマ派の総本山・サムエ寺
8世紀にティソン・デツェン王によって建てられた仏教寺院が、サムエ寺です。
ここはチベット最初の僧院として知られ、ニンマ派の総本山として位置づけられています。
本堂の周囲に同心円状に各お堂を配置することで、仏教的宇宙観を表現しています。

2人の仏教僧による「サムエの宗論」という論争が有名で、仏教と宇宙の不思議な関係が垣間見られる、観光客にも人気のスポットです。

サムイェー寺の住所・アクセスや営業時間など

名称 サムイェー寺
住所 Sangyezhen, Chatang, Shannan, Tibet
営業時間・開場時間 現地時間10:00-17:00
利用料金や入場料 50元
参考サイト https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%82%A4%E3%82%A7%E3%83%BC%E5%AF%BA
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サムエ寺を眺めるなら・ヘポリの丘

サムエ寺を眺めるなら・ヘポリの丘
サムエ寺と並んで一緒に行っておきたいのが、へポリの丘です。
展望台まで続く道には階段が整備されているので、気軽に丘の上へ上がることができます。

サムエ寺の不思議な「立体曼荼羅」構造を一目瞭然に見下ろすことができるほか、体力に自信のある人は山頂まで登ってみましょう。
「ツェン」として親しまれている、地元の神様に出会うことができますよ。

ヘポリの丘の住所・アクセスや営業時間など

名称 ヘポリの丘
住所 Zhanang Xian, Shannan Diqu, Xizang Zizhiqu
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://iihatobu.com/work/Samye.html#Samye8
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ハイキング気分で・ヨンブラカン

ハイキング気分で・ヨンブラカン
初代チベット王が天から舞い降りて築いた宮殿、という言い伝えがあるヨンブラカン。
1960年代に一度破壊されてしまいましたが、1980年代に再建され、現在までその荘厳な姿が残っています。
小高い丘を登るとツェタンのゆったりした田園風景が一望できるため、約20分のちょっとしたハイキング気分で、ヨンブラカン散策をしてみるのも良いかもしれません。

ヨンブラカン 雍布拉康の住所・アクセスや営業時間など

名称 ヨンブラカン 雍布拉康
住所 Nedong, Shannan, Tibet, 中国
営業時間・開場時間 9:00 – 18:00
利用料金や入場料 50元
参考サイト http://www.china.org.cn/travel/2015-05/27/content_35670353_2.htm
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歴代の王たちが眠る・蔵王墓

歴代の王たちが眠る・蔵王墓
ツェタン郊外にある吐蕃王国の王墓群は、「王家の谷」という異名を持ちます。
歴代吐藩王の古墳が集まっており、かつては21の陵墓があったとされていますが、現在みられるのは10墓です。
中でもソンツェンガンポ王墓は形もしっかり残っており、王墓の内側にはソンツェンガンポ王や王妃、大臣などの塑像が大切に安置されています。

藏王墓の住所・アクセスや営業時間など

名称 藏王墓
住所 中国西藏自治区日喀则市仲巴县琼果乡藏王墓
営業時間・開場時間 10:00-17:00
利用料金や入場料 40元
参考サイト https://zh.wikipedia.org/wiki/%E8%97%8F%E7%8E%8B%E5%A2%93
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完全な解脱の場・ミンドゥリン寺

完全な解脱の場・ミンドゥリン寺
ニンマ派の総本山であるミンドゥリン寺は、17世紀に高僧テルダク・リンパによって建立されました。
かの有名なダライ・ラマ5世ともゆかりが深い場所です。
文化大革命のときに多くの僧堂伽藍が破壊されてしまいましたが、2つの仏殿が今も残っています。

ここを訪れたらぜひ見ておきたいのが護法尊のお堂。
ラサ空港からツェタン方面へ向かう途中のダナン渓谷にありアクセスしやすいので、立ち寄ってみるのがおすすめです。

ミンドゥリン寺 敏珠林寺の住所・アクセスや営業時間など

名称 ミンドゥリン寺 敏珠林寺
住所 中華人民共和国 チベット 山南地区 ダナン
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%AF%BA
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ニンマ派の聖地・チンプー渓谷

ニンマ派の聖地・チンプー渓谷
8世紀、グルリンポチェによって開かれた瞑想窟があるのがチンプー渓谷です。
108もの瞑想窟があることから、今でもニンマ派修行者にとって重要な修行の場となっています。
現在、瞑想窟の中に入ることができるのは修行者のみですが、チンプー渓谷の手前にあるチンプーウツェ尼寺までは、観光客でも訪れることが可能です。

チンプー渓谷の住所・アクセスや営業時間など

名称 チンプー渓谷
住所 Tibet
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://hindukush-sea.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-c08c.html
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チベット人発祥の聖地を歩こう

今回は、ツェタンの観光スポットの中でも、仏教寺院を中心に紹介しました。
日本では決して見ることができない雄大な景色と、深い仏教の世界を感じながら、ツェタンの神話と歴史に思いを馳せてみるのも楽しいでしょう。
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