ウェストミンスター寺院と英国王室の歴史

ウィリアム王子とキャサリン妃が結婚式を上げたことでも有名なウェストミンスター寺院。その建築に目を奪われた人も多いはず。またウェストミンスター寺院は常に英国王室に寄り添ってきた教会でもあります。その歴史と英国王室との関わりについてご紹介します。

そもそもウェストミンスター寺院とは?

そもそもウェストミンスター寺院とは?

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1066年にウィリアム征服王が戴冠して以来、英国国王の戴冠式を行う寺院として歴史を歩んできました。
また過去線年にわたって英国史上多くの著名な歴史上の人物が埋葬され、個人を偲ぶためのモニュメントが建てられています。
近年ではエリザベス女王の戴冠式、ダイアナ妃の葬儀が中継されたことでも有名です。

建築の見どころ

建築の見どころ

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ウェストミンスター寺院はイギリス中世の大規模なゴシック建築で、11世紀にエドワード懺悔王によって建設されました。
ヘンリー3世によって1245年フランスの建築家が招かれたことにより、フランスのゴシック建築に倣って改装が始まりました。
14世紀末にはおおよそ完成しましたが、塔などは20世紀に至るまで増改築が繰り返されました。
1987年にはユネスコの世界遺産に登録されています。

ウェストミンスター寺院のおすすめスポット①戴冠式の椅子

ウェストミンスター寺院のおすすめスポット①戴冠式の椅子

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ウェストミンスター寺院の最後に展示してあるのが、戴冠式の椅子です。
歴代イングランド王の戴冠式の際、国王が座り儀式を行ってきました。
椅子の下には「Stone of Scone」または「Stone of Destiny」と呼ばれる石が長らく嵌めこまれていました。
これは代々スコットランド王が、この石の上で戴冠式を挙げたとされる石で、聖地パレスチナにあって、聖ヤコブが頭に載せたという伝承があります。
これは1296年にイングランドが戦利品として略奪したものでしたが、スコットランドからの返還運動により1996年返還されました。
現在はエディンバラ城に保管されています。

ウェストミンスター寺院のおすすめスポット②ヘンリー7世のレディーチャペル

ウェストミンスター寺院のおすすめスポット②ヘンリー7世のレディーチャペル

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ウェストミンスター寺院東端に位置する「ヘンリー7世のレディーチャペル」。
ヘンリー7世の命により1503年から作られ始まりました。
英国の歴史上そうそうたる女性たちが頬も売られており、北側にはエリザベス1世と腹違いの姉妹メアリー1世、南側にはエリザベス1世により19年間幽閉された挙句処刑されたスコットランド女王、メアリー・スチュアートが眠っています。

ウェストミンスター寺院で英国の歴史を感じよう。

いかがでしたでしょうか。
戴冠式や結婚式もあれば、恐ろしい事件のクライマックスにもなったウェストミンスター寺院。
英国の歴史を学ぶためにはこれ以上の場所はありません。
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