ようこそモンスターの世界へ…イタリアの変な公園「ボマルツォの怪物公園」

イタリアにはピサの斜塔やコロッセオといった世界的にも有名な観光スポットが多く点在する観光立国ですが、仕事の出張などで何度も訪れている方にとっては見飽きてしまったものかもしれません。そこで今回は、イタリアが誇る摩訶不思議な公園である「ボマルツォの怪物公園」を紹介します。

イタリア中部の街ボマルツォ

ボマルツォはイタリア中部にあるのどかな街であり、ナポリやヴェネツィアといった街と比べると観光する場所があまりないですが、今回紹介する公園目当てに多くの方が訪れています。

緑に包まれた怪物まみれの世界

ボマルツォの怪物公園とは、その名の通り公園の至る所に怪物のような像が並ぶ不思議な公園です。
公園自体の敷地は広く、また生い茂る自然がさらに不思議な世界観を演出しています。

モンスターの近くには神様も

ドラゴンやペガサスといった怪物以外にも、海の神ポセイドンや度々絵画で描かれる三美神といったギリシャ神話に登場する神様の像もあります。

想像しながら散策

公園内を散策していく中で、写真の像のような一体何をモチーフにした像なのか分からないこともあるかもしれません。
しかし、そこで想像して楽しむのも公園を楽しむポイントの1つです。

公園名物の怪物に食べられてみよう

この公園の中で1番人気の像が写真の人食い鬼です。
口の中に入ることもできるので、まるで怪物に食べられてしまっている感覚を楽しむことができ、思い出として写真を撮る場所としてもおすすめです。

荒地から復活した庭園

元々この公園はオルシーニ家というボマルツォに住んでいた貴族がユニークな像が並ぶ庭園として所有していましたが、後に整備されなくなってしまいました。
そこから約400年後に公園として見事復活しました。

体調に注意すべき家

様々な像とは別に人気の場所が、この傾いた家です。
この家は元々所有していたオルシーニ家が訪問客を驚かすために建設したと言われていますが、内部も傾いているという不思議な空間において、入った一部の観光客が体調不良になるというケースがあるため、体調には気をつけましょう。

ひっそりと佇む小さな熊

迫力満点の像ばかりのため、ついつい見逃してしまう像がこの熊です。
何ともいえない表情をしており、上記で紹介した人食い鬼といった像と比べてもサイズはとても小さいです。

象に乗ってアルプスを超えた男

この像は、古代ローマと敵対していたカルタゴという街の英雄ハンニバルと象を表しています。
彼はローマを攻めるため、像に乗ってアルプス山脈を超えたというエピソードがありますが、果たして本当なのか学者の間でも意見が分かれています。

せっかくなら街も散策しよう

もし時間がある方は、公園があるボマルツォの街を散策してみましょう。
最初述べた通り、定番の観光都市と比べると有名なスポットは公園しか無いですが、他のイタリアの都市とはまた違った雰囲気に包まれています。

怪物公園に共存する楽しさと味わい

いかがでしたでしょうか。
ボマルツォの怪物公園は多くの像や不思議な家といった楽しさがあると同時に、どこか数百年の年月による味わいが残っています。
ローマからでも行くことが出来ますが、初めてのイタリア旅行の場合は大変ですので、訪れたい方はツアーに参加しましょう。
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