中国西部ってどこか男のロマンに溢れてる…オアシス都市「敦煌(とんこう)」がわくわくする!

中国西部のオアシス都市、敦煌(とんこう)はシルクロードで有名です。シルクロードと聞くと、月の砂漠をキャラバンが進んでいく平山郁夫の絵を思い浮かべる人も多いかもしれません。今回はそのようなエキゾチックで悠久の時を感じられる観光スポット6選をご紹介します。

仏教美術の歴史が体感出来る!莫高窟

仏教美術の歴史が体感出来る!莫高窟
莫高窟(ばっこうくつ)は5世紀から15世紀までの壁画や教典、仏像が収められた石窟で世界遺産に指定されています。
今現在の石窟の数は735窟にのぼり、壁画の総面積は4万5千㎡にもなります。
有名になったきっかけは1900年に石窟の封じ込められた空間から多数の教典や写本(敦煌文書)が発見されたことです。
それにしても約1000年もの間、支配する国が変わる中で石窟が作り続けられたのは驚きですね。

莫高窟の住所・アクセスや営業時間など

名称 莫高窟
住所 甘粛省敦煌市敦煌研究院
営業時間・開場時間 現地時間8:00-17:00(冬期9:00-16:00)
利用料金や入場料 180元
参考サイト http://www.mogaoku.net/
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砂漠のオアシス月牙泉と鳴沙山

砂漠のオアシス月牙泉と鳴沙山
敦煌市から南へ5kmの場所にある三日月形をした湖、月牙泉。
この砂漠のオアシスはいまだかつて枯れたことがないといわれており、錦鯉が名物です。
ほとりには楼閣が復元されていて登って見学することも可能です。
月牙泉のまわりを取り囲んでいる砂山が鳴沙山。
砂は赤、黄、緑、白、黒の五色で構成されていて、晴れた日に風が吹くと音を立てることから鳴沙山と呼ばれています。

月牙泉鳴沙山の住所・アクセスや営業時間など

名称 月牙泉鳴沙山
住所 甘肃省敦煌市城南5公里处月牙泉鳴沙山风景名胜区
営業時間・開場時間 現地時間 7:00-19:00
利用料金や入場料 120元
参考サイト http://www.mssyyq.com/Html/
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魔鬼城の異名を持つヤルダン地質公園

敦煌市から西へ約180km向かった先のヤルダン地質公園では、東西25km、南北2kmにわたってユニークな形をした岩々が不思議な光景を形作っています。
それらはヤルダン地形と呼ばれており、乾燥した地域で雨風を受けて浸食される部分と浸食されずに残った固い部分によるものです。
古代の人々はこの景色を「悪魔が住む城」と恐れたようで「魔鬼城」との異名を持ちます。
奇岩はその特徴から「孔雀」「スフィンクス」「艦隊出海」など名前が付けられています。
まさに自然が作った芸術作品ですね。

敦煌ヤルダン国家地質公園の住所・アクセスや営業時間など

名称 敦煌ヤルダン国家地質公園
住所 甘粛省敦煌市雅丹地質公園
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%A6%E7%85%8C%E3%83%A4%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%B3%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E5%9C%B0%E8%B3%AA%E5%85%AC%E5%9C%92
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らくだに乗ってキャラバン気分

らくだに乗ってキャラバン気分
敦煌に来たのだったら一度はらくだに乗りたいと思いませんか?砂漠の砂山を歩くと深い砂に足がとられてしまい、移動には困難が伴います。
シルクロードが開拓されたのはこのらくだ達のおかげと言っても過言ではないでしょう。
らくだは鳴沙山のふもとで借し出しています。
らくだの歩みに身を任せればキャラバンの気分を体感することができるでしょう。

らくだに乗ってキャラバン気分_敦煌鸣沙山骑骆驼の住所・アクセスや営業時間など

名称 らくだに乗ってキャラバン気分_敦煌鸣沙山骑骆驼
住所 甘肃敦煌市南郊七公里的鸣沙山北麓
営業時間・開場時間 旺季:現地時間 5:30-21:30,淡季:現地時間 7:30-19:30
利用料金や入場料 旺季120元,淡季80元
参考サイト http://baike.baidu.com/link?url=daioJrLkZ27ezGltFvfryD5VRd9U53QWJlVUX3XmO5c3CqAi_gAC-DgG5jqgTr6o_cvK54NkyeR9W1gUYA9e6_
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お別れの句で詠まれた関所、陽関

お別れの句で詠まれた関所、陽関
敦煌市から南西へ70kmの所にある陽関は、後に紹介する玉門関と並んで西域へ行く際の重要な関所でした。
唐時代の詩人、王維は送元二使安西(安西へ行く王維の友人元二との別れを詠んだ句)の中で、「勧君更尽一杯酒 (もう一杯お酒を呑んで欲しい)西出陽関無故人(ここから西の方の陽関を出てしまうと、誰も知り合いはいないから)」と別れを惜しむ気持ちを詠み上げています。

引き留めたくなる心情がひしひしと伝わってきますね。

陽関の住所・アクセスや営業時間など

名称 陽関
住所 甘肃省酒泉市敦煌市西南70公里
営業時間・開場時間 現地時間 8:00-20:00
利用料金や入場料 50元
参考サイト http://baike.baidu.com/link?url=9PBPEp7gL4HgWr-qnywpJUHhW6bGOOr1-RK0XRBGgvIn_NgUqSbuDytPsZZkk2YXfYvdLKLCVmumy_9QS0ygZ3t8Py4ZDt9cErAGllBg68a
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宝石の通り道、玉門関

宝石の通り道、玉門関
敦煌市から北西へ100kmの所にある玉門関は小方盤城とも呼ばれており、幅25m四方で高さ10mの城壁として残っています。
玉門関の由来は西域から輸入した玉(宝石)がここを通って国内に運び込まれたことによります。
あの有名な小説「西遊記」のモデルとなった「大唐西域記」を書いた玄奘三蔵は629年、この玉門関を通ってインドへ向かい多くの経典を持ち帰りました。
現代とは比べ物にならないハードな旅だったであろうことが想像されますね。

玉門関のすぐ近くでは漢代に作られた万里の長城跡が観られます。

玉門関(ぎょくもんかん)の住所・アクセスや営業時間など

名称 玉門関(ぎょくもんかん)
住所 中国甘粛省敦煌市玉門関管理所
営業時間・開場時間 08:00~18:30
利用料金や入場料 40元
参考サイト https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%89%E9%96%80%E9%96%A2
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敦煌へ時空を超えた景色を観に行こう

行ってみたい場所は見つかりましたか?敦煌は春夏ならば気温は高めですが雨の心配はほとんどなく、過ごしやすい気候です。
日本にはない珍しい景色が満載な敦煌へぜひ足を運んでみて下さい。
photo by iStock