西部開拓時代の雰囲気が良い!アメリカ「サンアントニオ」で見るべき観光スポット4選

アメリカ南部・テキサス州に属し、州ではヒューストン、ダラスに次ぐ第3の都市とされる街サンアントニオ。年間約1000万人の観光客が訪れるこの街はかつてスペインやメキシコの統治下に置かれ、その後の「西部開拓時代」に独立を果たしたという歴史があります。今回はそのサンアントニオで、統治下時代の雰囲気が残る歴史的建築物を中心に紹介していきます。

独立戦争の舞台にもなった・アラモ伝道所

1718年に建設された歴史的建築物。
当時テキサスを統治下に置いたスペイン帝国(1690年~1821年)によって建設され、主にキリスト教伝道施設と要塞の両機能を兼ね備えた複合施設として使用されることに。

その後スペイン帝国がテキサスを手放すと要塞に特化した施設に変わり、テキサスがメキシコからの独立をかけた「アラモの戦い(1836年)」では戦いの中心地にもなりました。
現在は博物館として内部が一般公開されており、戦いで命を落とした兵士たちの遺品などが展示されています。

3月6日はアラモ砦が落ちた日です。
この日は多くのアメリカ人の胸に誇りとして刻まれています。
その昔、テキサスがメキシコから独立しようとした時、メキシコはそれを制圧しようと、軍隊を派遣し、サンタ・アンナ将軍の率いる3000人の正規軍(資料によっては6000人とも)がサン・アントニオ市に進軍してきました。
この時、189人(資料によって182人とも187人とも)の市民と義勇兵がアラモ教会を砦としてたてこもり、メキシコ軍の大軍の前に一歩も譲らず、大激戦を行いました。
今日は何の日より

The Alamoの住所・アクセスや営業時間など

名称 The Alamo
住所 300 Alamo Plaza, San Antonio, Texas 78205
営業時間・開場時間 現地時間09:00‐17:30(時期により変動あり)
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.thealamo.org/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

恒例行事の舞台にもなる・サンフェルナンド大聖堂

サンアントニオのダウンタウンにある1868年ごろ建設のカトリック教会。
教会内部にはスペイン王・カルロス3世(1759年~1788)から送られたとされる洗礼盤(教会の儀式に使う聖水を入れる)があり、これは教会内にある礼拝道具としては最も古いものとされています。
教会はこの地におけるカトリック信仰の中心であり、現在は冠婚葬祭や週末のミサに使用されることも。
また教会前では毎年4月に「フィエスタ・サンアントニオ」と呼ばれる盛大なイベントが行われ、大勢の人で賑わいを見せています。

中は、教会ならではのひっそりとした空気。
外は湿気混じりのむしっとした空気でしたが、中は心地よい涼しさでした。
ぼくはキリスト教徒ではないですが、教会に来るのは好きです。
同じキリスト教でも宗派などによって、そこにおけるキリストなどの偶像の扱い方の差や、装飾の度合い、また建築様式などが全然違うのが、とても面白い。
また、あのどこかひんやりとして静寂な空気は、心が落ち着くというか、しばらく身を任せたくなります。
今後もまた機会があれば訪ねた街で教会に行ってみようかな。
metroglyphより

San Fernando Cathedralの住所・アクセスや営業時間など

名称 San Fernando Cathedral
住所 115 Main Plaza, San Antonio, TX 78205
営業時間・開場時間 現地時間09:00-17:00or18:30
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.sfcathedral.org/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ゆったり過ごそう・サンアントニオリバーウォーク

街の中心を流れるサンアントニオ川沿いにある遊歩道で、サンアントニオ最大の観光スポット。
「アメリカのベニス」という別名もあるこの遊歩道周辺にはレストランやホテルが多数並んでおり、ぶらりと立ち寄るだけでも楽しい時間が過ごせるでしょう。
また有料ではありますが「リバーボート」という観光用ボートに乗ることもでき、同乗するガイドが街や建物の歴史について解説をしてくれます。
ゆったりした時間を過ごしにぜひ寄ってみては。

リバーウォークは観光客のたまり場感満載ですが、ボートのチケットを購入して是非ツアーに参加してください。
ガイドは英語ですがとても面白い解説をしてくれました。
一緒にいた地元の友人は5回目だけど一番良いガイドさんだったといっていたのでそれぞれのガイドさんに個性があるようですね。
沢山のレストランやバーがあり、また歴史建造物を横目にとてもゆったりと楽しめる空間でしたよ。
tripadvisorより

The San Antonio River Walkの住所・アクセスや営業時間など

名称 The San Antonio River Walk
住所 San Antonio, TX 78249, USA
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://www.thesanantonioriverwalk.com
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

布教活動の拠点・サンアントニオ・ミッションズ

サンアントニオ・ミッションズ国立公園内にある4つの歴史的建築物。
スペイン統治下の1600年代にスペイン人宣教師がキリスト教布教の拠点とした場所で、2015年にはユネスコ世界遺産に登録されています。
内部には当時の居住スペースや職人の工房などが現在も残されており、宣教師たちの生活ぶりを知ることもできます。
中でも注目は「サンノゼ」と「コンセプシオン」で、前者は建設当時の雰囲気を完全再現、後者は建設当時から手を加えない状態のまま残っており、ぜひ見ておきたいところ。

この”ミッション”ですが、サンアントニオには、かつてスペインの宣教師がメキシコから北に伝道した道沿いに古いミッション(伝道施設)が残っています。
南から、Mission Espada(ミッション エスパダ)Mission San Juan(ミッション サンファン[サンジュアン])Mission San Jose(ミッション サンホセ[サンノゼ])Mission Conception(ミッション コンセプション)の4つが現在保存されており、一般公開されております。
これらは1720~1731年に建築されており、なかには城塞のような造りのミッションもありました。
サンアントニオからこんにちはより

サンアントニオ・ミッションズの住所・アクセスや営業時間など

名称 サンアントニオ・ミッションズ
住所 2202 Roosevelt Avenue San Antonio, TX、 USA
営業時間・開場時間 施設による
利用料金や入場料 施設による
参考サイト https://www.nps.gov/saan/index.htm
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

改革の足跡を目撃してこよう

今回は統治下時代、その後迎えた開拓時代の雰囲気が残るスポット中心に紹介してきました。
全米屈指の観光地ということでテーマパークもあるサンアントニオですが、現在でも歴史を感じるスポットはこうして残っているのです。
当時の人々が独立へ向けて、どのような思いで戦ったのか、そのような改革の足跡をたどってみてはいかがでしょうか。
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