東南アジアの熱気感じるミャンマー「バガン」で見るべき観光スポット10選

ミャンマーの中心部に位置する都市バガンは世界三大仏教遺跡の一つとされ、2000あまりのパゴダ(仏塔)や寺院が遺されています。上座部仏教の信仰が9割を占めるこの国では、輪廻転生からの解脱を目的に功徳を積むことが重要とされており、仏教が人々の生活と共にある姿が見られます。今回は11~13世紀にバガン王朝の首都であったバガンを紹介します。

静けさの中で始まる、朝の托鉢

ミャンマーでは僧侶達が早朝に信者の家へ托鉢に向かう姿が見られます。
上座部仏教では出家した僧侶は一切の生産活動、炊事を禁じられ227の戒律を守らなくてはなりません。
正午を過ぎてから食事はとらない、異性に触れてはならない、金銭に触れてはならないなど厳しい掟があります。

ミャンマーの人々はそのような僧侶達に敬意を払い、托鉢のほかにも席を譲ったり寄進をして功徳を積みます。

黄金まばゆい、シュエズィーゴン・パゴダ

黄金に光り輝くシュエズィーゴン・パゴダはニャウンウー市近郊のエーヤワディー川沿いにあります。
ニャウンウー市は日本からヤンゴンを経由した飛行機の着場となっており、マーケットや宿泊施設も多いため旅の拠点となる街です。
シュエズィーゴン・パゴダはバガンに来て一番初めに観るパゴダとなるでしょう。

 

パゴダ(仏塔)はミャンマー語でパヤーと呼ばれ、仏像や壁画、釈迦の聖遺物が納められています。
シュエズィーゴン・パゴダでは仏陀の前世の行いを描いたジャータカと呼ばれる木彫りの装飾が有名です。

ミャンマーの人々はパゴダそのものを釈迦の象徴として崇めています。
拝観の際には露出度の高い服は避ける、履物は脱ぐなどマナーを守るようにしましょう。

シュエズィーゴン・パゴダの住所・アクセスや営業時間など

名称 シュエズィーゴン・パゴダ
住所 Shwezigon Pagoda Street, Nyaung-U, ミャンマー
営業時間・開場時間 4:00~22:00
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://en.wikipedia.org/wiki/Shwezigon_Pagoda
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

オールドバガンの入り口、タラバー門

タラバー門は9世紀に築かれた東方の城門です。
ここをくぐるとバガン王朝時代の中心部オールドバガンと呼ばれる地域に入ります。
ビルマ族によって運営が行われたバガン王朝では、上座部仏教の下に仏教遺跡の数々が築き上げられました。

バガンでの交通手段は4つあり、チャーターカー、自転車、電動バイク、馬車となります。
旅を急がないのであれば馬車で日差しを避けながらのんびりと観光するのもよいですね。

タラバー門(Tharabha Gate)の住所・アクセスや営業時間など

名称 タラバー門(Tharabha Gate)
住所 Bagan MYANMAR.
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://en.m.wikipedia.org/wiki/Tharabha_Gate
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

仏像との対話、アーナンダ寺院

タラバー門から徒歩3分、アーナンダ寺院はシュエズィーゴン・パゴダと並ぶ有名な遺跡です。
ピラミッド型をした本堂の頂点には黄金のシカラ(高塔)を抱いています。
設計にはヒマラヤの洞窟を模したとされ、その均整のとれた美しい外観からバガン寺院の最高傑作とも言われています。
正十字の本堂内には4体の仏像が置かれており、高さはそれぞれ10mほどです。
南の仏像は遠くから見ると微笑んでいるように見えますが、近くで見ると厳しい顔つきに見える作りになっていて、表情の変化を見せてくれます。
まるで自分の心と対話しているような不思議な気持ちが涌き起こります。

アーナンダ寺院の住所・アクセスや営業時間など

名称 アーナンダ寺院
住所 Nyaung-Um Myanmar
営業時間・開場時間 7:00 – 21:30
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://en.wikipedia.org/wiki/Ananda_Temple
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

回廊のフレスコ画に圧倒される、スラマニ寺院

タラバー門から車で10分、スラマニ寺院は1183年に建てられたレンガ造りの趣ある寺院です。
スラマニは「無上の宝石」を意味し、ナラパティスィトゥ王がこの地でルビーを発見したことを仏に感謝して建てたと言われています。
回廊内では仏陀の生涯や人々の生活が巨大なフレスコ画によって仔細に表現されています。
こちらの壁画に描かれているのは仏陀の涅槃像。
一般的な宗教画のイメージとは違ってユニークで少しおどけているような印象が新鮮ですね。

スラマニ寺院の住所・アクセスや営業時間など

名称 スラマニ寺院
住所 Bagan, Mandalay Region, Myanmar
営業時間・開場時間 現地時間 8:00 – 17:00
利用料金や入場料 バガン入域料$10  入場料無料
参考サイト www.wonderbagan.com/jp/sightseeing/
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最古の仏塔、ブーパヤー

ブーパヤーは3世紀にバガン王家3代目のピューソーティー王によって建設された最古の仏塔と言われています。
その時代はバガン地域にしか勢力を持っておらず、王朝時代の11-13世紀に建てられた建造物と比較すると後の繁栄ぶりが窺い知れます。
ブーパヤーはエーヤワディー川に面しており、ボートに乗船してクルーズを体験することもできます。

ブーパヤーの住所・アクセスや営業時間など

名称 ブーパヤー
住所 Old Bagan, ミャンマー
営業時間・開場時間 施設による
利用料金や入場料 施設による
参考サイト https://en.wikipedia.org/wiki/Bupaya_Pagoda
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

異様な空間に包まれる、マヌーハ寺院

マヌーハ寺院は1059年にマヌーハ王によって建立されました。
モン族タトゥン国の王様であったマヌーハ王はバガン王朝の初代アノーヤター王に攻め込まれ、妻と共に捕虜として幽閉されました。
赦された後に仏教徒であったマヌーハ王は私財を売り払い、3体の座仏と1体の涅槃仏を収めた寺院を造ったのです。
どの仏も部屋ぎりぎり一杯に安置されていて窮屈な印象のため、捕虜として暮らす不自由さを表したと言われます。
マヌーハ王は仏陀の形を借りて表現することで自らのつらい気持ちを慰めていたとも考えられます。

 

Manuha Templeの住所・アクセスや営業時間など

名称 Manuha Temple
住所 Bagan, Myanmar
営業時間・開場時間 8:00 – 18:00
利用料金や入場料 施設による
参考サイト https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g317112-d1913488-Reviews-Manuha_Temple-Bagan_Mandalay_Region.html
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職人の技が光る、スタッコ装飾

バガン遺跡を巡ってゆくとスタッコ装飾(化粧しっくい)の素晴らしさに気づくでしょう。
武骨な印象を与えがちなれんがにしっくいで仕上げをし、時には彫刻を施すことで、補強と芸術を両立させています。
特に寺院の入り口で見られる破風彫刻はその壮観さに目を奪われてしまいます。

バガン内陸部にあるタヨッピェ寺院はとりわけスタッコ装飾で有名なので見逃さないようにしましょう。

タヨッピエ寺院の住所・アクセスや営業時間など

名称 タヨッピエ寺院
住所 Old Bagan, Bagan, Myanmar
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.myanmartours.us/destinations/bagan/ba-attractions/tayok-pye-temple/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

バガン遺跡を見渡せる、ビューイングタワー

バガン平原の内陸側に立つバガンビューイングタワーは2005年にオープンした近代建築の展望台です。
高さは58mあり、バガンの遺跡群を360度見渡せる数少ないスポットとなっています。
屋上から日の出を見たり、タワー内のお土産屋やカフェを利用したりと様々な楽しみ方ができますね。

バガンビューイングタワーの住所・アクセスや営業時間など

名称 バガンビューイングタワー
住所 Bagan, Myanmar
営業時間・開場時間 施設による
利用料金や入場料 施設による
参考サイト https://www.justgola.com/a/bagan-viewing-tower-1912507
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

仏門への入り口、得度式

得度式は2月下旬から5月までの学校休みの時期に多く行なわれます。
信心深いミャンマーの人々は子供が20歳以前で一定の年齢に達すると得度式を挙げさせ、見習い僧として一週間ほど僧院での生活を経験させます。

この儀式はバガン王朝以来の習慣で多額の費用がかかるのですが、親にとっては最高の功徳になるとされています。
僧侶になることはミャンマーでは身近なことなのですね。

仏教国ミャンマーの真骨頂、バガンへ行こう!

バガンにはここでは紹介しきれなかった遺跡がまだまだ数多く存在します。
ぜひ足を運んでお気に入りの場所を見つけてみて下さい。
仏教国ならではの遺跡や人々との交流はあなたの精神をより豊かなものにするでしょう。
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