美しき中央アジア最古の“青の都”「ウズベキスタン・サマルカンド」を訪れましょう

2500年もの歴史を持つ中央アジア最古の都市「サマルカンド」。街全体が世界遺産に登録され、ウズベキスタンの象徴とも謳われる青いタイルのイスラム建築群と抜けるように美しい青空の色から“青の都”としてその美しさは世界中の人に知られています。“イスラム世界の宝石”とも称されるサマルカンドの見所をご紹介します!

中央アジア最大のモスク「ビビニハムモスク」

中央アジア最大のモスク「ビビニハムモスク」

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レギスタン広場から徒歩約15分。
ブルーのタイルに覆われた中央アジア最大のモスクが「ビビニハムモスク」です。
ティムールのインド遠征を祝し建設されたこのモスクは、1399年からわずか5年という異例の早さで完成。
贅を尽くして豪華絢爛に建てられたモスクでしたが、その大きさと工事を急ぎすぎたために崩壊が相次ぎ、一時は廃墟のようになってしまった悲劇的なモスクです。
現在は修復され、美しい青いドームが観光名所となっています。

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モスクの中庭中央にはかつてオスマン・クラーンという世界最古のコーランを置いたとされるラウフ(コーラン書見台)があり、この書見台の周りを願い事をしながら3周回ると願いが叶うと言われています。
モスクに行かれた際には是非お試しを。

Bibi-Xonum machiti(ウズベク語)  ビービー・ハーヌム・モスク(ビビ・ハヌム・モスク)の住所・アクセスや営業時間など

名称 Bibi-Xonum machiti(ウズベク語)  ビービー・ハーヌム・モスク(ビビ・ハヌム・モスク)
住所 Bibikhonim Str., Samarqand, ウズベキスタン
営業時間・開場時間 不明
利用料金や入場料 400スム
参考サイト https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%8C%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%82%B9%E3%82%AF
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ウズベキスタンを代表する、イスラム建築の集大成「レギスタン広場」

ウズベキスタンを代表する、イスラム建築の集大成「レギスタン広場」

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その美しさからウズベキスタンを代表する観光地で、かつてはサマルカンド商業の中心地ともされていた場所が「レギスタン広場」です。

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ティムールの孫・ウルグベクは、この広場を囲むように3つのメドレッセ(神学校)を建築。
天文学者でもあったウルグベクのデザインで正面に星の文様が描かれた「ウルグベク・メドレッセ」、偶像崇拝を否定するイスラム教義に反し黄鹿を追うライオンが描かれている「シェルドル・メドレッセ」、黄金の装飾がまばゆい「ティラカリ・メドレッセ」…この3つのメドレッセが生み出す見事な調和と広場一面に広がる精緻なモザイクは、これを見るだけでウズベキスタンに来た価値がある!と思うほど素晴らしい景色です。

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レギスタン広場の住所・アクセスや営業時間など

名称 レギスタン広場
住所 Registan St, Samarkand, Uzbekistan
営業時間・開場時間 現地時間09:00-19:00
利用料金や入場料 12ドル
参考サイト https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%AE%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E5%BA%83%E5%A0%B4
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ティムール一族が眠る“支配者の墓”「グル・エミル廟」

ティムール一族が眠る“支配者の墓”「グル・エミル廟」

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1404年にティムールがトルコ遠征中に死亡した孫のムハンマド・スルタンを葬るために造った墓が「グル・エミル廟」です。
ここには、ティムールをはじめウルグベクなどのティムール一族や、ティムールを支えた将軍らも眠っています。
タジク語で“支配者の墓”を意味する「グル・エミル廟」は、中央アジアの覇者の眠る場所にふさわしく、廟内は全て金の装飾で埋め尽くされ、1996年に修復されたばかりのサマルカンドブルーのドームがひときわ輝く壮麗な建物です。

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ティムールの棺の裏には『私の墓を暴くと大きな災いが起こるだろう』と書かれており、ソ連による調査が行われたわずか数日後にドイツ軍がソ連に侵攻し第二次世界大戦が勃発しました。
これがティムールの警告の通りなのかは不明ですが、それ以後はティムールの墓の蓋は溶接され、二度と開けられていないとか。
嘘のような本当の話、ティムールの遺言というと何だか信憑性がありますね。

Gure Amir Mausoleumの住所・アクセスや営業時間など

名称 Gure Amir Mausoleum
住所 Samarkand, Republic of Uzbekistan
営業時間・開場時間 施設による
利用料金や入場料 施設による
参考サイト http://whc.unesco.org/en/list/603/
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ティムールゆかりの人々の霊廟が並ぶ、様々な青が美しい「シャーヒジンダ廟群」

ティムールゆかりの人々の霊廟が並ぶ、様々な青が美しい「シャーヒジンダ廟群」

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アフラシアブの丘の南に位置する「シャーヒジンダ廟群」。
サマルカンド随一の聖地で、2度シャーヒジンダ廟群を訪れると1度メッカに行ったのと同じとみなされるとか。
ティムールゆかりの人々の霊廟がほぼ一直線に並び、多くの人が巡礼に訪れる聖地です。

「シャーヒジンダ」とは“生ける王”という意味。
イスラム布教のためにサマルカンドを訪れていたムハンマドの従兄アッバースが礼拝中に他教徒に首を切られましたが、彼は何事もなかったかのように礼拝を終え、自分の首を持って深い井戸へ入っていき、その後永遠の命を得たという伝説からこの名が付いています。

ウズベキスタンというと青いタイルが思い浮かびますが、ここ「シャーヒジンダ廟群」には、緑っぽい青から紺色まで様々な青を基調としたタイルで装飾されており実に鮮やか。
霊廟ですがその装飾の美しさとタイルの鮮やかさは一見の価値ありです!

シャーヒ・ズィンダ廟群の住所・アクセスや営業時間など

名称 シャーヒ・ズィンダ廟群
住所 M-37, Samarqand, ウズベキスタン
営業時間・開場時間 9:00-19:00
利用料金や入場料 施設による
参考サイト http://illumination.web.fc2.com/samarqand/samarqand_8.htm
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古代サマルカンドが眠る「アフラシアブの丘」

古代サマルカンドが眠る「アフラシアブの丘」

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チンギスハン率いるモンゴル軍に破壊される以前の古代サマルカンドの街が眠っているのが「アフラシアブの丘」です。
サマルカンドは紀元前7世紀に街が造られて以降、様々な征服の歴史を経て、7~8世紀にはソグド人の街となりシルクロードの重要都市として栄えていました。
現在の「アフラシアブの丘」には当時の繁栄の様子は何も残っておらず、見渡す限りの荒野が続いています。

現在は国の保護下にあり発掘調査が続けられており、隣接するサマルカンド歴史博物館には、ここで発掘されたソグド人商人の壁画やアレクサンダー大王時代の貨幣、ゾロアスター教・仏教・イスラム教の遺物など、見ごたえのある収蔵品が多く展示されています。
丘からは現在のサマルカンドの美しい街を見渡すこともでき、美しい“青の都”の前に栄枯盛衰を感じられるかもしれません。

シャーヒズィンダ廟群の住所・アクセスや営業時間など

名称 シャーヒズィンダ廟群
住所 Shohi Zinda Ansambli, Samarkand,Uzbekistan
営業時間・開場時間 営業時間8:00-19:00
利用料金や入場料 3000スム
参考サイト https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BB%E3%82%BA%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%80%E5%BB%9F%E7%BE%A4
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さあ、旅へでかけよう

いかがでしたか。
抜けるような青空と青いタイルの映える美しい街「サマルカンド」。
訪れれば、建物の存在感とタイル1つ1つ丁寧に塗られたサマルカンド・ブルーの美しさに圧倒されるはず。
“青の都”サマルカンドに出掛けましょう!
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