ドナウ川の曲がり角 ドナウベントの小さな町を巡る旅

何度か海外旅行を経験していると、「人とは違った所に行ってみたい」と考えるようになる方も少なくないかと思います。ですが、小さな町へのアクセスというと長時間掛かったり、乗り換えが面倒だったりと気後れしやすいもの。そこで今回は、ハンガリーの首都ブダペストから列車で1本、1時間以内で行けるドナウベンドというエリアをご紹介いたします。雄大なドナウ川の眺めと居心地の良い小さな町が見どころとなっています。

ドナウベンドの玄関口センテンドレ

ドナウベンドの玄関口センテンドレ

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郊外列車で約40分、ブダペストから気軽に日帰りできることから人気の観光地であるセンテンドレ。
14世紀から商業都市として繁栄し、15世紀にはオスマントルコの支配から逃れてきたセルビア人が多く定住するようになり、現在でもセルビア文化を色濃く感じられる小さな美しい町です。
1920年代には、アーティスト達が移り住むようになり、現在では15以上のギャラリーが集まっています。
素朴な町ながらもどこかセンスが感じられ観光客たちを引き寄せるのでしょう。

センテンドレ駅から街の中心地までは徒歩で10分ほど。
中央広場に着くと、右に左に雑貨店やカフェが軒を連ね、多くの人で賑わっています。
中央広場からドナウ川の方に向かう脇道にいくつも美術館や博物館があるので、時間があれば一か所ずつ立ち寄ってみるのも良いかもしれませんね。
可愛らしいものが好きな人にはマジパン博物館を、陶芸好きにはコヴァーチ・マルギット美術館を、絵画好きにはチョーベル・ベーラ美術館、バルチャイ・イェヌー美術館などをおすすめします。

繊細なマジパン細工は必見!

マジパンはハンガリーで良く食べられているお菓子で、町の中や空港の中にもマジパンショップを見かけます。
マジパン博物館では、製造過程や細かい細工がされたマジパン作品の展示を見学することができます。
ブダペストの国会議事堂や王朝時代の王冠などハンガリーを代表するものをはじめ、オズの魔法使いや赤ずきんちゃんなどの童話の世界を再現したものも。
筆者もここを訪れましたが、一番驚いたのは等身大のマイケル・ジャクソンでした! どの作品も細かいところまでよく作りこまれていて深く感動したのを覚えています。
博物館にはショップも併設されていたので、試しにマジパンをいくつか買ってみましたが、日本にはない甘さに衝撃を受けました。

野外民族園で昔のハンガリー体験を

野外民族園で昔のハンガリー体験を

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センテンドレの中心部からバスで15分程のところにある野外民家園。
46ヘクタールの広大な敷地に、ハンガリーの各地から300棟以上も伝統的な民家や教会が移築され、6つの地方ごとの集落を再現しています。
建物の中には昔ながらの生活の様子が分かりやすく展示されています。
曜日ごとに様々なイベントが催されているのもこの民家園の見どころでもあります。
焼きたてのパンをほおばったり、手工芸品が作られるようすを見学したりと、長い時間居ても退屈することはないでしょう。

ドナウ川の雄大な眺めはヴィシェグラードで

ドナウ川の雄大な眺めはヴィシェグラードで

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センテンドレから少し北へ。
バスで約50分で、ドナウベンドのハイライトであるヴィシェグラードにつきます。
ドナウ川がちょうど直角に曲がるようすを見られるということで、団体のツアーでも人気のコースとなっています。
古都ビシェグラードは中世の時代に華々しい繁栄をした後には、歴史上からは消えてしまい現在では賑わいのある町は程遠いものとなっています。
他に見どころを挙げるとすれば、王宮跡地と山頂にある要塞、そしてそこからの眺めこそドナウベンドに来た醍醐味と言えるでしょう。

山頂の要塞からも絶景が!

山頂の要塞からも絶景が!

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ブダペストの北20キロくらいの所にあるドナウベント地方。
そこの丘の上にこのヴィシェグラード城塞があり、トルコからの幾度の侵略にも耐え抜いた城ですが、ハフスブルグ家からの解放運動によるオーストリア軍によって破壊されたままになっています。
ここからの馬蹄形に流れるドナウ川の眺めが素晴らしく、一見の価値があります!  TripAdvisorより

カトリック総本山のエステルゴム大聖堂

カトリック総本山のエステルゴム大聖堂

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ハンガリー国内最大のエステルゴム大聖堂は、高さ100m、直径53.5mのドームからなるカトリック総本山となっています。
建国の父である聖イシュトバーンとともに1万フォリント札の絵柄としても使用されています。
現在の大聖堂は、オスマン帝国の襲撃で破壊された後に、1822~1872年の間に再建されたものです。
1856年の奉献儀式を兼ねたミサでは、ハンガリーを代表するリスト・フェレンツが曲を提供したとされています。

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ここの見物は大聖堂内部の祭壇に飾られた「マリア昇天」と展望台からの景色です。
祭壇に掲げられた「マリア昇天」の絵は1枚のキャンパスに描かれた絵としては世界で一番の大きさらしいです。
展望台は長い階段を苦労して登って観た景色は素晴らしい眺めでした!「ドナウベンド(ドナウ河が曲っているところ)」がよく見渡せる場所でもありました! TripAdvisorより

Esztergom Cathedralの住所・アクセスや営業時間など

名称 Esztergom Cathedral
住所 Szent Istran ter 1, Esztergom Hungary
営業時間・開場時間 4-9月 8:00-18:00, 10-3月 8:00-16:00 ミサの間は見学不可
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AB%E3%82%B4%E3%83%A0%E5%A4%A7%E8%81%96%E5%A0%82
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

マーリア・ヴァレーリア橋の先はスロヴァキア

マーリア・ヴァレーリア橋の先はスロヴァキア

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ドナウ川に架かる大橋マーリア・ヴァレーリア橋は、エステルゴムとお隣の国スロヴァキアのシュトロボを繋いでいます。
第二次世界大戦で破壊したものの、しばらくはそのままの状態にされていたため、人々は渡し船で両岸を行き気していました。
57年ぶりの2001年中に再建工事が完了し、再び両国が橋で渡れるようになりました。
エステルゴム大聖堂は、スロヴァキア川からも素晴らしい眺めなので、ぜひ気軽に渡ってみてはいかがでしょうか。

ミニサイズの凱旋門が建つ歴史町ヴァーツ

ミニサイズの凱旋門が建つ歴史町ヴァーツ

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センテンドレからドナウ川の対岸を北へ15km行った先にあるのがヴァーツの町。
ブダペストからも列車で50分とアクセスも良くこの町も日帰りに適しています。
この町の見所は、教会と噴水が良い雰囲気を出す3月15日広場、ハンガリー唯一の凱旋門。
それと、1775年にハンガリー新古典様式での最古の建物とされる大聖堂でしょうか。
駅からドナウ川までは徒歩15分とその間に主要な見所が収まっているので、とても周りやすい町かと思います。

ブダペストからの日帰りにおすすめの観光スポット

いかがでしたでしょうか。
このドナウベンドの川の流れも自然に囲まれ力強さが感じられ魅力を感じませんか。
ドナウ川を囲む小さな町も華やかさには欠けますが、どこか可愛らしくて温かさの感じられる所ばかりです。
ブダペストからも気軽に日帰りできる町ばかりなので、ぜひ訪れてみてくださいね。
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