国の歴史的重要地「ポーランド最古の都市」ポズナンで見たい観光スポット4選

ヨーロッパ中央部・ポーランド共和国の中西部・ヴィエルコポルスカ県に属する「ポズナン」。この街は8世紀ごろのスラブ人が城塞を築いた「ポーランド最古の都市」であり、ポーランド最初のカトリック司教座が置かれたことも。また1025年には建国された「ポーランド王国」最初の首都となり、その後のポーランド史において重要な役割を果たしてきました。今回はそんなポーランド「ポズナン」の観光スポット4選を紹介します。

色鮮やかな街並み「ポズナン旧市街広場」

色鮮やかな街並み「ポズナン旧市街広場」

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ポップでカラフルな建物が並ぶこの場所は、ポズナンの旧市街広場。
建物は中世時代に建築された民家が並んでおり、周辺にはヴィエルコポルスカ蜂起博物館や大ポーランド軍事博物館、国立美術館といった鑑賞スポットも建っています。
第二次世界大戦時に90%以上が破壊され壊滅状態になったこともありましたが、その後残存資料を基に復元。
現在は週末に野菜や果物のマーケット、おいしそうな屋台が並ぶマーケットが開かれるなど、地元客でにぎわっています。

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週末だからか、広場にはたくさんの出店が並んでいます。
売られているのは野菜、パン、お菓子、アクセサリーなど、いろいろ。
地元の市場のような、ファーマーズ・マーケットのような感じでしょうか。
アットホームな雰囲気で、出店を眺めながら歩いているだけでとても楽しい(*^^*)ポーランド語なので読めませんが、おそらく地産ビールの試飲かな?おばちゃんは渋い顔つきですね。

(笑)こちらはソーセージやステーキを焼く屋台。
香ばしい匂いが周囲に漂って食欲を誘われます・・・ 海外旅行記 女性ひとり旅のブログより

旧市街広場の住所・アクセスや営業時間など

名称 旧市街広場
住所 Stare Miasto, Poznan, Polska
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://en.wikipedia.org/wiki/Pozna%C5%84_Old_Town
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ヤギのからくり人形がお出迎え「市庁舎」

ヤギのからくり人形がお出迎え「市庁舎」

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旧市街広場の中心にあるルネサンス様式の建物。
これは13世紀に建設されたポズナンの市庁舎で、現在の建物は16世紀ごろにルガーノ出身の建築家・ジョバンニ・バッティスタ・ディ・クアドロによって再建されたもの。
この市庁舎の名物である子ヤギのからくり人形は料理されるはずの子ヤギがここまで逃げたことから造られたもので、毎日正午に出現する際は観光客が建物上部を見上げ歓声をあげます。
市庁舎自体は現在博物館として公開されており、ポズナンの歴史を学べるようになっています。

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第二次世界大戦で焼失し、16世紀ルネッサンス様式で再建された中欧を代表する建物です。
仕掛け時計があり毎日、正午になると子ヤギの人形が現れます。
1551年に市庁舎に大時計が取り付けられ、この時に料理に出すはずの2匹の子ヤギがからくり人形の場所に逃げたことに由来しているそうです。
旧市庁舎の内部は歴史博物館になっていて、聖書やギリシャ神話のモチーフによって飾られた天井があるルネッサンスの間はとても有名です。
4travel.jpより

ポズナン市歴史博物館(旧市庁舎)の住所・アクセスや営業時間など

名称 ポズナン市歴史博物館(旧市庁舎)
住所 Historical Museum of Poznan
営業時間・開場時間 6/16~9/15 11:00-17:00 (火~木)、12:00-21:00 (金)、11:00-18:00 (土・日) 9/16~6/15 9:00-15:00 (火~木)、12:00-21:00 (金)、11:00-18:00 (土・日)
利用料金や入場料 大人 7zl、子供・学生 5zl、土曜日・無料
参考サイト http://www.mnp.art.pl/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ドイツ皇帝の巨大な城「インペリアルキャッスル」

ドイツ皇帝の巨大な城「インペリアルキャッスル」

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こちらは1905-1910年にかけて建設された巨大な城。
ドイツ皇帝(当時のポーランドはドイツ領であった)ヴィルヘルム二世時代に建設された建物で、ヴィルヘルム二世の住居やドイツ (1918 年までと第二次世界大戦中)、ポーランド (1918年-1939 年 1945年~現在) 政府のオフィスとしても使用されました。
現在は文化センターの施設になっており、無料で内部に入ることができます。
また建物前にあるスクエアは毎年11月11日にヨーロッパ初の聖人「トゥールのマルティヌス」のパレード、独立記念日の祝賀イベントのメイン会場でもあります。

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ポズナン本駅(Poznań Głowny) の近くにあるお城で、こちらはドイツ皇帝ヴィルヘルム二世の居城として1905-1910年にかけて作られたお城とのこと。
先ほどの旧市場広場近くにあった王城は13世紀後半のお城なので、こちらのほうが新しいということですね。
ちなみにポズナンは第1次世界大戦前まではドイツ領だったそうです。
さて、現在はどうなっているかというと文化センターの施設になっているようです。
中は無料で入れます。
ポーランド、ポズナン旅行記より

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町の真ん中に城の工事が始まると、毎日たくさんのポズナニ市民が興味半分で見物に来ていました。
そんなな町はずれから通ってくるひとりの農夫がいました。
ポーランド人の農民で見物をしているのではなく、連日必死になって工事現場で重労働をしているのです。
その姿に気づいたポズナン市長は不思議に思って農夫を呼び止めました。
不思議なのはその農夫が一生懸命働くだけでなく、周囲のドイツ人労働者にも頑張るようにしきりに促していることでした。
ポーランド政府観光局のブログより

文化宮殿(Centrum Kultury Zamek)の住所・アクセスや営業時間など

名称 文化宮殿(Centrum Kultury Zamek)
住所 ?wi?ty Marcin 80/82, Pozna?, ポーランド
営業時間・開場時間 8:00~22:00
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://nockupaly.blogspot.jp/2012/07/blog-post_17.html
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ポーランド最古のカトリック教会「聖ペテロ聖パウロ教会」

ポーランド最古のカトリック教会「聖ペテロ聖パウロ教会」

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3廊式の石造りの聖堂の形をしたポーランド最古のカトリック教会。
ポーランド最初の司教・ヨルダンがポズナンに本拠を置いた968年に建築され、何度かの改築を経て13-14世紀ごろに現在の様式になったとされています。
第2次世界大戦時に大きな被害を受けましたがその後ファサードを再建するなどして修復。
現在の内部にはかつての様子を絵にした説明版、精巧に造られた大聖堂の模型があり、建設当時と現在の違いが判ります。

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ポーランド最古の教会が立っていた場所に、ゴシック様式の大聖堂は建てられました。
968年にヨルダンがポーランドの最初の司教となり、ポズナンに本拠を置きました。
ここにすぐに、おそらく3廊式の石造りの聖堂の形をした最古のポーランドのカトリック教会であった大聖堂の構築が始まりました。
それは、何度も再建され、13-14世紀の変わり目に現在の様式になったそうです。
アダム・ミツキェヴィチ大学日本学科 5年生のブログより

聖ペテロ聖パウロ教会の住所・アクセスや営業時間など

名称 聖ペテロ聖パウロ教会
住所 ul. Ostrow Tumski 17, Poznan 61-109, Poland
営業時間・開場時間 施設による
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.katedra.archpoznan.pl/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

現在休止中だが名物の「ランタンイベント」がある

ポーランド最古の都市・ポズナンでは「聖ヨハネの夜祭」というランタンイベントが開催されてきましたが、諸事情により2014年から開催休止中。
現在も再開のめどはたっていませんがこの地を代表する大イベントであり、再開した際にはぜひ注目してみては。
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