オレンジ色に輝くナバタイ王国の遺跡ヨルダン「ペトラ遺跡」でタイムスリップ

中東ヨルダンの南西には「ペトラ遺跡」という遺跡群があります。約1万年前の新石器時代から人類が集約を作って生活していた痕跡がある中東で最も古い歴史をもつ場所です。紀元前6世紀にはナバタイ人が定住し始め様々な文化が根付きました。さぁペトラ遺跡で人類の歴史を紐解きましょう。

ペトラ遺跡ってどんな場所?

ペトラ遺跡ってどんな場所?

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ペトラ遺跡は紀元前1世紀~紀元後1世紀にかけて建設された古代アラブ民族のナバタイ王国の首都遺跡です。
現在では遺跡公園として観光することができ、世界中からの旅行者で人が絶えることはありません。

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ナバタイ王国以前・以後の史跡も複合的に残されており、この地域の歴史を知る上で貴重な遺跡として知られています。
1985年には世界遺産に登録され、2007年には新世界7不思議のひとつにノミネートされる場所です。
そんな歴史深い場所ペトラ遺跡の名所ごとに見ていきましょう。

ペトラ遺跡の住所・アクセスや営業時間など

名称 ペトラ遺跡
住所 Petora, Jordan, Petra – Wadi Musa, Jordan
営業時間・開場時間 現地時間6:00-16:00(冬) 6:00-18:00(夏)
利用料金や入場料 50JD
参考サイト http://www.visitpetra.jo/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

精霊が宿ると伝えられる墓「ジン・ブロックス」

精霊が宿ると伝えられる墓「ジン・ブロックス」

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遺跡の入り口からまず右側に見えてくるのが「ジン・ブロックス」です。
メインロードの脇に3つのモニュメントが建っており「ウッザー」「ドッシャラー」「アッラート」と名付けられています。
ジンとは精霊を表すアラビア語で、人間の霊とは異なる精霊がここに宿り、祀られる場所でした。

ジン・ブロックス (ペトラ遺跡内)の住所・アクセスや営業時間など

名称 ジン・ブロックス (ペトラ遺跡内)
住所 Petora, Jordan, Petra – Wadi Musa, Jordan
営業時間・開場時間 開園時間:AM6:00~16:00(冬) / AM6:00~18:00(夏)
利用料金や入場料 1日券:50(JOD)
参考サイト http://jp.visitjordan.com/Wheretogo/Petra/EntranceFees.aspx
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ダイナミックで迫力のある渓谷「シーク」

ダイナミックで迫力のある渓谷「シーク」

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「シーク」とは狭い岩山の裂け目のことで、頭上に迫り出した崖の高さは60~100メートルと大迫力です。
シークにはナバタイ人が水源地から水を引いてつくった水路やダム、神々を抽象的に表現した聖石などを見ることができます。

Siqの住所・アクセスや営業時間など

名称 Siq
住所 Petra – Wadi Musa, Jordan
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g318895-d318840-Reviews-Siq-Petra_Wadi_Musa_Ma_in_Governorate.html
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オレンジ色に輝く宝物殿「エル・ハズネ」

オレンジ色に輝く宝物殿「エル・ハズネ」

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シークを抜けると見えてくるのが「エル・ハズネ」というペトラ遺跡の中で最も壮麗とされる巨大建築物です。
現地の人達からは「ファラオの宝物殿」と呼ばれており、当時は葬祭の儀式を執り行う奉斎殿の役割をしていました。

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さらに驚くべきは岩山を上から下へ壁面を削りながら建造されたということで、よく見ると岩肌のなかに神殿が埋まった様になっています。
エジプトやギリシャから影響をうけたアレクサンドリア・ヘレニズム様式で、緻密な装飾がいたるところにされた建物です。

エル・ハズネの住所・アクセスや営業時間など

名称 エル・ハズネ
住所 Petra – Wadi Musa, Jordan
営業時間・開場時間 施設による
利用料金や入場料 21JD
参考サイト http://www.visitpetra.jo
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

様々な儀式が行われた神聖な場所「ローマ円形劇場」

様々な儀式が行われた神聖な場所「ローマ円形劇場」

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ローマ式の劇場で紀元前1世紀頃アレタス4世によって建設されたのは「ローマ円形劇場」です。
その後、マリクス2世による改装工事の後、客席が拡張され約45段にもなり8500人を収容することが可能となりました。
紀元後363年の大地震で被害を被り、現在でもステージ部分などの箇所が破壊されたままです。

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建築当初、この劇場は喜劇や悲劇を興行する通常のローマ劇場とは異なる使われ方をしていました。
というのも、背後にある岩壁にはロクリと呼ばれる洞窟がいくつも掘られており遺体を保存する場所だったのです。
一説によると、この劇場はエンターテイメント用ではなく葬儀場として作られたのではないかと言われています。

ローマ円形劇場(ペトラ遺跡)の住所・アクセスや営業時間など

名称 ローマ円形劇場(ペトラ遺跡)
住所 Wadi Musa, Petra  ヨルダン
営業時間・開場時間 6:00~16:00(冬) 6:00~18:00(夏)
利用料金や入場料 1日券 サービス券 29ヨルダン・ディナール 合計入場料50ヨルダン・ディナール ヨルダンへの日帰り旅行者サービス券 69ヨルダン・ディナール 合計入場料90ヨルダン・ディナール 2日券サービス券 29ヨルダン・ディナール 合計入場料55ヨルダン・ディナール 3日券 サービス券 29ヨルダン・ディナール 合計入場料60ヨルダン・ディナール 12才以下は無料
参考サイト http://jp.visitjordan.com/Wheretogo/Petra/EntranceFees.aspx
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

生け贄の儀式が行われた聖域「犠牲祭壇」

生け贄の儀式が行われた聖域「犠牲祭壇」

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ナバタイ人が神様に生け贄を捧げたとされる神聖な場所は「犠牲祭壇」です。
その頂上までは歩いて45分ほどで、まず目に入るのが2本の石柱です。
高さは6メートルほどあり、それぞれナバタイの神ドゥシャーと女神ウッザーを象徴しています。

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2本の石柱を左に曲がった道を登っていくと犠牲祭壇にたどり着きます。
生け贄の儀式前に身を清める貯水槽やトリクリウムと呼ばれる生け贄が置かれた場所です。
さらに行くと、階段の先に祭壇があり、殺された人間の血がためられる円形のくぼみが見られます。
ペトラ遺跡ではナバタイ人が築いた歴史を当時の遺跡で振り返ることができます。
その光景はまるで紀元前の時代にタイムスリップした様です。
オレンジ色に輝くペトラの遺跡群へ誘われてみませんか?
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