「ドイツ史が動いた街」であり「音楽の街」ライプツィヒで見たい観光スポット4選

ドイツ東の端、ザクセン州に属する人口約52万1千人(2012年12月現在)の街ライプツィヒ。ここは音楽史を彩る名作曲家が音楽活動を行った「音楽の街」であり、1990年ドイツ統一の舞台になった街でもあります。今回はそんな「音楽の街」であり「ドイツ史が動いた街」でもある街・ライプツィヒで見ておきたい観光スポット4選を紹介します。

音楽の父が眠る場所「聖トーマス教会」

音楽の父が眠る場所「聖トーマス教会」

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ライプツィヒ・ブルク通りにある1212年建設の歴史的教会。
ザクセン福音ルター派州教会(ドイツ福音主義教会に加盟する州教会)に所属しており、「近代音楽の父」とされる作曲家ヨハン・ゼバスティアン・バッハが1723年からトーマスカントル(この教会の音楽監督)を務めた場所でもあります。
内部は彼の顔を表現したステンドグラスなど「バッハ一色」と言ってよい雰囲気で、祭壇中央には彼が眠る墓があります。
バッハの影響力がいかに強かったかを感じることでしょう。

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トーマス教会(Thomaskirche、ドイツ語では語頭に「聖」を付けないのが正式)は、ドイツ・ライプツィヒに所在するルター派教会である。
この教会はドイツ福音主義教会に加盟しているザクセン福音ルター派州教会に属している。
12世紀から原型となる教会が存在したが、現在の建物は1496年に献堂式が行われた。
従来は真東に向いているとされていたが、2011年に日本人バッハ研究者の高田邦夫によって、祭壇が一般席に対し約10度ずれているという歴史を塗り替える大発見がされた。
Wikipediaより

聖トーマス教会の住所・アクセスや営業時間など

名称 聖トーマス教会
住所 Thomaskirchhof 18, 04109 Leipzig, ドイツ
営業時間・開場時間 9:00~18:00
利用料金や入場料 2ユーロ
参考サイト http://www.leipzig.travel/jp/___1365.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

戦争の跡をたどる「諸国民戦争記念碑」

戦争の跡をたどる「諸国民戦争記念碑」

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1813年10月に勃発した諸国民戦争(ナポレオン軍とプロイセン・ロシア・オーストリア・スウェーデン連合軍間の戦争)を記念した戦争記念碑で高さ91メートル、高さ68メートルの天井ドームはヨーロッパの記念碑として最大級。
戦争から100周年の1913年に建設された内部には約10メートルの石像や騎士像があり、記念碑前には戦いで流された涙を表現したの池も設置されています。
記念碑隣にあるのは戦争を振り返る1813年記念館(Forum 1813)で、戦争の勃発から終結までの説明、軍人が使用した武器や軍服などの展示があります。
当時の雰囲気を見ながら感じられるでしょう。

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内部では約10メートルの石像、幾多の騎士像をあしらった高さ68メートルの天井ドームが重厚な雰囲気を醸し出し、また建設の過程や、記念碑がその後どう受容されてきたかについての展示も行われています。
記念碑前の池が湛える水は、この戦争のために流された涙を象徴するものです。
周囲に茂る夏草は、ここが〝夢の跡〟であることを静かに物語ります。
記念碑に附属した1813年記念館(Forum 1813)は諸国民戦争に至る背景から戦乱の終結まで、この歴史的出来事をテーマとする展示施設です。
武器・軍服・鎧・そして個人の思い出の品々が、引きずり込まれた兵士たちの悲しみや戦争のむなしさを今へと伝えています。
ライプツィヒ市公式観光サイトより

諸国民戦争記念碑(V?lkerschlachtdenkmal)の住所・アクセスや営業時間など

名称 諸国民戦争記念碑(V?lkerschlachtdenkmal)
住所 Stra?e des 18. Oktober 100, 04299 Leipzig
営業時間・開場時間 4~10月:10時~18時 11~3月:10時~16時
利用料金や入場料 諸国民戦争記念碑・1813年記念館共通チケット:一般:6ユーロ 6歳以下:無料
参考サイト http://www.leipzig.travel/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ライプツィヒ2大教会の一角「聖ニコラス教会」

ライプツィヒ2大教会の一角「聖ニコラス教会」

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1165年に建設された後期ゴシック様式の教会で、カトリックとプロテスタントの共用教会として使用されています。
ライプツィヒでは「聖トーマス教会」と並ぶ主要教会の一角とされており、内部は14年かけて改装された新古典主義様式を採用しており、シュロの木をイメージした列柱、ドイツ屈指の規模を誇る5段鍵盤のパイプオルガンがあります。
東西分裂時代に「平和の祈り」という集会が開催された場所でもあり、ここから1989年の大規模デモが発生。
このデモはその後のベルリンの壁崩壊、東西ドイツ統一へとつながったこともあり「歴史を変えた場所」としても認知されています。

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東ドイツ時代、ここでは東西冷戦の緊張の中で毎週月曜に平和のあり方を考える「平和の祈り(Friedensgebete)」が開かれるようになり、その規模は言論・政治活動・出国の自由を求める人々によって次第に拡大し、教会外へのデモ行進へと発展してゆきました。
来たる1989年10月9日、7万人に膨れ上がった参加者が「我々が人民だ(Wir sind das Volk!)」(=我々こそが主権者たる国民だ)と叫びながら広場や通りを埋め尽くすという大規模なデモが起こり、これによって東ドイツ平和革命の口火が切られます。
ライプツィヒ市公式観光サイトより

ニコライ教会の住所・アクセスや営業時間など

名称 ニコライ教会
住所 Nikolaikirchplatz 1, 10178 Berlin
営業時間・開場時間 10:00~18:00
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.nikolaikirche.de
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ライプツィヒを代表するホール「ゲヴァントハウス」

ライプツィヒを代表するホール「ゲヴァントハウス」

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ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が本拠地とするコンサートホールで、旧市街のアウグストゥス広場にあります。
1781年に完成した木造ホールがその歴史の始まりとされており、現在の建物は1981年に完成した3代目のもの。
ロビー天井に描かれている絵はグスタフ・マーラーの『大地の歌』をイメージしたズィグハルト・ギレ作「人生の賛歌」で、絵は夕方になるとライトアップ。
その様子は外からガラス越しに見ることもでき、ホール前広場を明るく照らしてくれます。

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ライプチヒの旧市街、アウグストゥス広場の南側にあります。
ライプチヒ中央駅からは徒歩10分くらいです。
建物の形がユニークな現代建築であまり豪華さは感じませんが、コンサートホールの音響は大変素晴らしく、脇の方の安い席でしたが音響は全く問題なく素晴らしい響きでした
ホールの外側には、美術品が展示されておりこれもなかなか見ごたえがあります。
少し早めに言って、建物の内外をじっくり鑑賞されることをお勧めします。
4travel.jpより

ゲヴァントハウス・コンサートホールの住所・アクセスや営業時間など

名称 ゲヴァントハウス・コンサートホール
住所 Augustusplatz 8, 04109 Leipzig
営業時間・開場時間 メインロビー開放時間 月~金曜10:00~18:00 土曜10:00~14:00 (コンサート等開催時・夏季休演期間を除く)
利用料金や入場料 メインロビー入場無料  コンサート等イベントによる
参考サイト https://www.gewandhausorchester.de/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

優雅な雰囲気と激動の歴史を感じよう

歴史的ホールや名作曲家ゆかりの教会、東西統一にかかわった場所。
ライプツィヒの観光スポットは優雅な雰囲気、激動の歴史を感じるスポットと言えるでしょう。
2015 年に史料登場1000年の節目を迎え、今後もドイツを代表する文化・経済都市とされるであろう「ライプツィヒ」へぜひ出かけてみては。
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