発展当時の歴史的建築残る「リトアニア・カウナス」で見たい観光スポット5選

バルト三国の一角・リトアニア第2の都市カウナスは、中世時代にハンザ同盟(ヨーロッパ北部の経済圏を支配した都市同盟)の代表部が置かれたことから長く商業活動の中心とされたことで知られる街。ポーランド併合時代にはヴィリニュスに代わる首都になったこともあり、現在の街には栄えた当時の歴史的建築物も多く残っています。今回はそんなカウナスの観光スポットを紹介します。

リトアニアの防衛拠点「カウナス城」

リトアニアの防衛拠点「カウナス城」

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カウナス旧市街にある13世紀に建設された城。
チュートン騎士団(ローマ・カトリック教会公認の騎士修道会)の侵攻対策として建設されたもので、長くリトアニアの防衛拠点として活躍した後は外賓の接待、監獄などとしても使用されました。
17世紀から18世紀にかけての戦争、川の氾濫などにより大部分が破壊され、現在は塔と一部の城壁のみが残る状態。
塔の内部は城の歴史を知るアートギャラリーとしてオープンしています。

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1363年には、騎士団に占領され破壊されたが、15世紀初頭のヴィタウタス大公の時代になって再建された。
しかし、1410年のジャルギリスの戦いで、チュートン騎士団(ドイツ騎士団)に勝利した後は、城としての重要性がなくなり、外賓を接客する際などに使われた。
1430年にヴィタウス大公が死去すると、権力がポーランド側に移り、1549年にはポーランド王でリトアニア大公のシギスムンド・アウグストゥスにより、城は妻・バーバラに与えられ、16世紀の間、城の増強・改築が行われた。
タクジローの日本全国お城めぐりより

カウナス城の住所・アクセスや営業時間など

名称 カウナス城
住所 Pilies 17, Kaunas
営業時間・開場時間 現地時間10:00?18:00
利用料金や入場料 2.32ユーロ
参考サイト http://www.dtac.jp/baltic_eeurope/lithuania/entry_263.php
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ネオ・ビザンティンスタイルの教会「聖ミカエル教会」

ネオ・ビザンティンスタイルの教会「聖ミカエル教会」

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カウナスの新市街地・ライスヴェス・アレヤに建っている教会で、外観は19世紀から20世紀に流行したネオ・ビザンティンスタイル(円形アーチなどが特徴のスタイル)。
1893年にカウナス要塞として建設され、1919年から1939年まではカトリック教会として使用されました。
1944年から1990年のソ連占領下時代はカトリック信仰を否定されたことで美術館に変身、リトアニア独立後にカトリック教会に戻りました。

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聖ミカエル教会(リトアニア語: Šv. arkangelo Mykolo bažnyčia)は、リトアニア、カウナスのライスヴェス大通りにあるネオ・ビザンティン建築のローマ・カトリック教会である。
聖ミコラス大天使教会ともいう。
通称はソボラス(Soboras)。
当初は正教会の教会で、1893年にカウナス要塞のために建設された。
戦間期にはカトリック要塞として使われた。
1944年から1990年のソビエト連邦による占領下においては美術館として利用され、リトアニアが再独立を果たすとともにカトリック教会に戻された。
Wikipediaより

聖ミカエル教会の住所・アクセスや営業時間など

名称 聖ミカエル教会
住所 Sv Mykolo 9, Vilnius
営業時間・開場時間 (教会遺産博物館)11:00~18:00
利用料金や入場料 (教会遺産博物館)4.34ユーロ (学生 2.32ユーロ) 大聖堂地下などとの共通券 7.24ユーロ (学生 3.27ユーロ) 撮影料 1.44ユーロ
参考サイト https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E3%83%9F%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%83%AB%E6%95%99%E4%BC%9A_(%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%8A%E3%82%B9)
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

カウナスの街並みを一望できる「キリスト復活教会」

カウナスの街並みを一望できる「キリスト復活教会」

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2004年に完成したローマ・カトリック教会で、新市街北側からケーブルカーで丘を登った場所にあります。
内部はバルト三国にあるバシリカ式教会としては最大規模、白を基調としたシンプルなデザイン。
屋上まで登った先に設けられた展望デッキには70メートルの巨大タワーが建ち、旧市街と新市街の街並みを一望することができます。
真新しい教会から見る絶景、ぜひ体感してみては。

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新市街の中心には、並木がきれいに植えられた歩行者専用道路となっているライスヴェス通りがあり、聖ミカエル教会とあわせて落ち着いた風景を見せています。
新市街北側の、ケーブルカーで登れる丘の上には大きな純白のキリスト復活教会があり、屋上に登ることができます。
ここからは旧市街と新市街が細長く広がっている様子を一望することができます。
海外個人旅行より

Christ’s Resurrection church(キリスト復活教会)の住所・アクセスや営業時間など

名称 Christ’s Resurrection church(キリスト復活教会)
住所 ?emai?i? g. 31, Kaunas
営業時間・開場時間 テラスの営業時間 3月から9月:月‐金は11:30 – 18:30.土日は11:00 – 18:30. 10月から2月:月‐金は12:00 – 18:00.土日は11:00 – 18:00.
利用料金や入場料 展望デッキまでエレベーター を利用して行く場合2.40ユーロ(大人)
参考サイト http://www.dtac.jp/baltic_eeurope/lithuania/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

美しい「白鳥」の建物「カウナス旧市庁舎」

美しい「白鳥」の建物「カウナス旧市庁舎」

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高さ58メートルの塔が特徴的な建物は、1542年に完成したカウナスの旧市庁舎。
外観の美しさから「白鳥」と称される現在の建物は18世紀半ばに建て直されたバロック様式のもので、帝政ロシア領になった時代は政治犯の牢獄、皇帝の別宅としても使用されていました。
現在は市の結婚登記所、陶器博物館に変身しており、時間によっては新婚カップルの姿を見かけるかもしれません。
また市庁舎のある広場は15世紀のロウ製造所が発掘された場所でもあり、現在はガラスに覆われて公開されています。

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カウナスの旧市庁舎は、白鳥に例えられる美しいバロック様式の建物です。
この市庁舎は、1542年に最初の基石が置かれて、18世紀半ばに現在のような姿に改築されました。
過去には、リトアニアが帝政ロシア領になったときは、政治犯の牢獄として、その後は皇帝の別宅としても使われたことがあります。
現在は、なんと結婚登記所となっているため、新婚さんが出入りする場所になっています。
また、旧市庁舎の古い地下室は、現代作家の陶器博物館として利用されています。
世界遺産巡り海外旅行写真集より

Kaunas Old Town Hallの住所・アクセスや営業時間など

名称 Kaunas Old Town Hall
住所 Rotuses aikste 15, Kaunas
営業時間・開場時間 開館時間11:00-17:00(木のみ19:00)
利用料金や入場料 1.16ユーロ 学生0.58ユーロ
参考サイト http://www.ciurlionis.lt/
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イタリアバロックの最高傑作「パジャイスリス修道院」

イタリアバロックの最高傑作「パジャイスリス修道院」

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カウナス東郊にある17世紀から18世紀建設の修道院で、毎年夏に催される国際音楽祭の会場でもあります。
カマルドリ派(ベネディクト会)の修道士によって築かれた教会であり、シンメトリースタイルはイタリアバロック建築の最高傑作とされています。
ソビエト連邦占領下にあった第一次世界大戦~第二次世界大戦中は博物館、精神病院として使用されましたが、現在は修道院として復活。
大きな見所は「奇跡を起こす」とされる聖母マリアのイコンや内壁のフレスコ画で、これらは教会の内部にあります。

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カウナス郊外にある17世紀から18世紀にかけて建造された、イタリアバロック建築の傑作と称される建造物です。
カマルドリ派(ベネディクト会)の修道士によって築かれました。
この修道院には、奇跡を起こすとされる聖母マリアのイコンやフレスコ画、漆喰彫刻などがあります。
また、赤と黒の大理石で施された装飾は必見です。
この場所は、毎年夏に開催される国際音楽祭の会場の一つとしても知られています。
DTACリトアニア観光情報局より

Pa?aislis Monasteryの住所・アクセスや営業時間など

名称 Pa?aislis Monastery
住所 Kaunas 52430 Lietuva
営業時間・開場時間 現地時間10:00-17:00
利用料金や入場料 2.90ユーロ
参考サイト http://www.pazaislis.org/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

カウナスは「リトアニアの博物館街」でもある

街の発展当時の雰囲気が残るカウナスは「リトアニアの博物館街」とも言われており、代表的なものでは旧日本領事館の「杉原千畝記念館」、19世紀の要塞跡「第9要塞博物館」などがあります。
街並み散策をしながら博物館で歴史を知る、そのような旅はいかがでしょうか。
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