チュニジアの世界遺産「カルタゴ」には2800年もの歴史があった!

地中海最大の商業都市として栄えた街「カルタゴ」はその遺跡が世界遺産に登録され、今ではチュニジアの中で人気の観光都市となっています。その歴史は深く2800年も前まで遡ることができます。北アフリカの歴史が始まった場所と言っても過言ではない場所「カルタゴ」へ旅立ってみませんか?

「カルタゴ」ってどんな場所?

「カルタゴ」ってどんな場所?

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チュニジアの首都「チュニス」の郊外にある都市「カルタゴ」は2800年もの歴史がある場所です。
海上貿易や農業を中心に栄えましたが、イタリア半島を統一したローマ帝国との戦いは避けられず、度重なる戦争の末カルタゴは陥落してしまいました。

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現在では閑静な高級住宅街として開発が進み街の様子は変貌しましたが、かつての栄華を物語る遺跡郡が1979年にユネスコの世界遺産リストに加えられ、様々な場所を観光することができます。

Carthageの住所・アクセスや営業時間など

名称 Carthage
住所 Carthage, Tunisia
営業時間・開場時間 施設による
利用料金や入場料 施設による
参考サイト https://en.wikipedia.org/wiki/Carthage
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古代カルタゴの伝説が残る「ビュルサの丘」

古代カルタゴの伝説が残る「ビュルサの丘」

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まず行きたいのは古代カルタゴの中心だった「ビュルサの丘」です。
ローマ帝国の支配下でも街の中心機能を果たした場所で、現在丘の頂上には「カルタゴ博物館」と「サン・ルイ教会」が建てられています。

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「ビュルサ」という地名の由来にはフェニキアの王女「エリッサ」の伝説が関わっています。
エリッサがこの場所に都市を建設しようとした際、土地の持ち主から牛の皮(ビュルサ)1枚で覆える範囲しか譲れないと言われました。
彼女はその皮を切り裂いて細長い紐をつくり、その紐で土地を囲い広い領土を獲得したという逸話があるのです。

ビュルサの丘の住所・アクセスや営業時間など

名称 ビュルサの丘
住所 Byrsa Hill,Carthage Tunisia
営業時間・開場時間 現地時間8:00-19:00
利用料金や入場料 10ディナール
参考サイト http://wikitravel.org/ja/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%82%B4_(%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%B8%E3%82%A2)
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遺跡見学の予習はここで「カルタゴ博物館」

遺跡見学の予習はここで「カルタゴ博物館」

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1980年に建設された「カルタゴ博物館」は元々あったアフリカ宣教会の神学校を改築して作られた白く美しい建物です。
周辺地域から出土されたローマの神々の像やポエニ時代の地中海交易品・生活用品など面白い品々が多数展示されています。

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当時の貴重な芸術作品のモザイク画も良い保存状態で残っており、当時の文化を色褪せること無く堪能することができます。

カルタゴ博物館の住所・アクセスや営業時間など

名称 カルタゴ博物館
住所 Colline de Byrsa, Cartago 2016
営業時間・開場時間 現地時間9:00~18:00
利用料金や入場料 10TD
参考サイト http://www.acropoliumcarthage.com/
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丘の上から街を見下ろすランドマーク「サン・ルイ教会」

丘の上から街を見下ろすランドマーク「サン・ルイ教会」

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「サン・ルイ教会」は1890年にフランスによって建てられてが今の形になりました。
1270年の十字軍遠征に参加しチュニス包囲戦で没したフランス国王聖ルイ9世に捧げられた建物です。
教会では展示会や演奏会などのイベントが催されており誰でも楽しむことができます。

Saint Louis Cathedralの住所・アクセスや営業時間など

名称 Saint Louis Cathedral
住所 ビュルサの丘, Carthage 2016, Tunisia
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://en.wikipedia.org/wiki/Acropolium_of_Carthage
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神々を祀った神聖な領域「トフェ(タニト神の聖域)」

神々を祀った神聖な領域「トフェ(タニト神の聖域)」

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カルタゴには沢山の遺跡がありますが、ローマ侵攻以前の物はあまりありません。
その面影を感じられる数少ない場所が「トフェ(タニト神の聖域)」です。
今日では殺風景な場所となってしまいましたが、ポエニ時代(紀元前15~9世紀頃)には神を祀った聖域でした。

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ギリシャ・ローマ時代の文献によると、カルタゴでは幼児を殺し神を捧げる生贄の習慣がありました。
裏付けとして、炭化した幼児の骨が入った骨壷がいくつも発見されています。
この神聖な場所で紀元前の時代へ思いを馳せましょう。

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先ほどのビュルサの丘から西へ行ったところに「円形闘技場」があります。
ローマ時代の闘技場で、3万6千人もの聴衆を収容できる大きさを誇っています。
当時としては最大規模のコロセウムでした。

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2~7世紀にかけては剣闘や猛獣狩りなど血なまぐさい出し物が行われており、さらにはキリスト教徒の処刑などもここで執り行われました。
その様子は「バルドー博物館」にある数々のモザイク画から知ることができるので、合わせてお楽しみ下さい。

Tophet de Carthageの住所・アクセスや営業時間など

名称 Tophet de Carthage
住所 Rue de Hannibal, Carthage 2016, Tunisia
営業時間・開場時間 4月1日~9月15日8:00~19:00、9月16日~3月31日8:30~18:00
利用料金や入場料 D10.000
参考サイト http://wikitravel.org/ja/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%82%B4_(%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%B8%E3%82%A2)
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

カルタゴ遺跡で2800年の時を遡る

2800年の間栄枯をくりかえした都市カルタゴにはフェニキア人の繁栄からローマ侵攻による没落、そして現代に至る再発展の歴史が詰まっています。
スクラップ・アンド・ビルドで築かれたカルタゴの力強さを肌で感じに行きましょう!
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