ふむふむ…世界遺産「天子山自然保護区」(中国)の過去を知ったら行きたくなった!

武陵源は、張家界(ちょうかかい)、天子山(てんしざん)、索渓峪(さくけいよく)、楊家界(ようかかい)の四地域からなり、山峰の平均標高は800mで奇峰の数は3000を超えます。一帯は一億年前までは海底で、地殻変動で隆起し石柱が林立する峰々が広がる景観が形成されました。

水八百、峰三千といわれる景色

水八百、峰三千といわれる景色

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天子山は武陵源の北側にあり、中でも海抜が高く、頂上の展望台から雲海や山峰を眼下に見下ろすと仙人になった気分です。
開発が進まない分だけ最も仙境の良さを残しています。

秘境と呼ぶにふさわしい風景の連続

秘境と呼ぶにふさわしい風景の連続

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張家界は、赤砂岩から成る山の連続で、一刀のもとに断ち切られたというような絶壁が、2000余りもあるといわれています。

山峰の不思議な形が目を奪う光景 

山峰の不思議な形が目を奪う光景 

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張家界は平均で高さ150m、中でも最も大きなものは、3つの側面が全て垂直にそそり立つ高さ300mの山峰もあります。

森林地帯の占める割合は80% 

森林地帯の占める割合は80% 

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張家界には35種の貴重保護植物をはじめ、1000余種およぶ植物が見られますが、最も繁殖しているのが松の木です。
岩山の無機質な色に緑の色彩を添え美しい景観を演出しています。

行く手にせまる奇岩、奇峰

行く手にせまる奇岩、奇峰

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遠方まで見渡せる巨大な展望台から見る精緻な山石の盆栽のパノラマは素晴らしく、縮小された仙境、拡大された盆栽と形容した人もいるそうです。

昔ながらの生活習慣を守る人々

昔ながらの生活習慣を守る人々

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武陵源一帯には、漢族のほかに土家(トゥチャ)族、苗(ミャオ)族、白(ペー)族、回(ホイ)族などの少数民族が居住しています。

見るものを驚嘆させる橋

見るものを驚嘆させる橋

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張家界には、長さ10m、幅10mの石の端、天下第一橋があります。
高さ100mの断崖の谷間にかかる、2つの岩峰の頂上部だけが残り、ブリッジ状につながっている自然に形成された橋です。

よく保護されている生態系

よく保護されている生態系

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猿をはじめ、116種の動物が生息し、そのうちの13種が国家重点保護動物に指定されています。
渓流のほとりでサンショウウオを見かけるチャンスもあります。

謎を秘めた洞窟

謎を秘めた洞窟

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索渓峪(さくけいよく)や天子山(てんしざん)には、広さ5万平方メートルの広大な黄竜洞をはじめ、数十に及ぶ鍾乳洞があります。
壁面に波の浸食跡を残す鍾乳洞は地質学的に貴重な研究資料となっています。

不思議な世界に迷い込んだような風景

武陵源の中心となるのが張家界で、奇峰が連なり、怪石がそびえ立ち、深い渓谷を流れる渓流との見事なコントラストを作り出しています。

原始のままの自然

そそり立つ山峰は不思議な形をして威風堂々、清らかな渓流が走る霧のかかる谷間、洞窟と、原始の姿を残すここは、まさに仙境であることをうかがわせます。
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