古代ローマの息を感じよう「ブルガリア・プロヴディフ」で見たい観光スポット5選

ブルガリア中南部の州・プロヴディフ州に位置し、国では第2の都市とされるプロヴディフ。紀元前時代にトラキア人(古代の東ヨーロッパ周辺に住んだ民族)が集落を形成して以降ローマ帝国、マケドニアによる征服を経た街で、街の歴史は6千年にも及びます。今回はそんなプロヴディフの中でも、ローマ帝国時代を中心とした観光スポットを紹介します。

美しい円形劇場「プロヴディフ・ローマ劇場」

美しい円形劇場「プロヴディフ・ローマ劇場」

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旧市街の断崖にあるローマ時代の劇場は、2世紀の初め頃に当時のローマ帝国・トラヤノス帝によって建設された劇場。
収容人数は最大3000人とされており、古代の建築物でありながら高い保存状態を維持しています。
現在は屋外イベントの会場に使用されることもあるなど、現役の劇場として活躍中。
半円形の座席からは中央広場をはじめとしたプロヴディフの街並みが一望でき、天気が良い日は遠くのロドピ山脈の姿も見ることができます。

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旧市街にある2世紀に造られたローマ時代の半円形の劇場。
天気の良い日にはここからロドピ山脈が一望できます。
また、スケネと呼ばれるステージの裏側には、1900年の時を超えたイオニア式の美しい列柱が威風堂々たる姿を見せています。
現在残っている観客席は20段ほどですが、当時は5000人が収容できる28段ありました。
今日も春から夏にかけて、世界各地からのゲストを招いたオペラやコンサートなどが上演されています。
DTAC観光情報局より

古代ローマ劇場 Ancient Roman Theatreの住所・アクセスや営業時間など

名称 古代ローマ劇場 Ancient Roman Theatre
住所 Plovdiv
営業時間・開場時間 9:00~17:30
利用料金や入場料 3BGN
参考サイト http://www.dtac.jp/caucasus/bulgaria/entry_121.php
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ミナレットも備える巨大競技場「ローマ円形競技場」

ミナレットも備える巨大競技場「ローマ円形競技場」

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リムスキ・スタディオン広場内にある競技場跡。
2世紀前半に当時のローマ帝国・ハドリアヌス帝によって建設されたもので、短距離や円盤投げ、二輪戦車のレースが行われていました。
最盛期には長さ240m、幅50m、最大収容人数3万人の規模であったとされており、その当時の様子は近くにある3D映像の上映場所で知ることができます(映像の視聴は有料)。
傍らに建つのはオスマン朝初期建築の代表作「ジュマヤ・ジャーミヤ」で、ダイヤモンド模様の珍しいミナレットが特徴的。

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プロヴディフの銀座通り的なメインストリートの下にあったローマ時代の競技場、観客席の一部が残っていってジャーミヤモスクのすぐそばの広場から地下に降りていって見学できる。
地下道と観客席の見学だけだと無料。
3D映像の劇場が観客席のすぐ奥にあり発掘の様子や古代時代の競技の様子が上映されている。
丁度上映時間の少し前だったので3Dシアターと5つの博物館のコンビネーションチケットを19Lvで購入して見ました。
ブルガリア語ですが英語字幕あって分かりやすいです。
時間が合えば見てもよいとお勧め出来ます。
4travel.jpより

Plovdiv Roman Theatreの住所・アクセスや営業時間など

名称 Plovdiv Roman Theatre
住所 Plovdiv
営業時間・開場時間 09:00-17:00
利用料金や入場料 3レフ
参考サイト http://www.visitplovdiv.com/en/node/522
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

頂上から眺める街並みは絶景「ネベト・テペ」

頂上から眺める街並みは絶景「ネベト・テペ」

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プロヴディフ旧市街・トリフルミエ地区(3つの丘)にある居住跡。
人の居住地としてはこの地区最古とされており、紀元前12世紀にトラキア人の都市「エウモルピアス」が誕生。
その後紀元前4世紀にマケドニア王の要塞として引き継がれ、その後フィリッポス2世にもそのまま引き継がれました。
その後アレクサンドロス大王の代に土地は手放されましたが、エウモルピアスの雰囲気はそのまま残っています。
頂上はプロヴディフ中心街の街並みが良く見える場所となっており、ぜひ訪れたいところ。

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ネベト・テペには、トリフルミエ(3つの丘)地区で最古の人の居住地である、紀元前12世紀のトラキア人の都市・エウモルピアスが残されている。
これはバルカン半島全土でも極めて古い人の居住跡の一つである。
神殿の周囲を取り囲む巨大な壁と、宮殿が発掘されている。
この要塞で最も古い部分は大きな閃長岩のブロックで建造されており、「キュクロープスの建築」と呼ばれている。
Wikipediaより

ネベト・テペの住所・アクセスや営業時間など

名称 ネベト・テペ
住所 北緯42度9分 東経24度45分? / ?北緯42.150度 東経24.750度? / 42.150; 24.750 プロヴディフ
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 施設による
参考サイト https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%B4%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%95
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のんびりとした雰囲気「プロヴディフ旧市街」

のんびりとした雰囲気「プロヴディフ旧市街」

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古代の遺跡を訪れたら、旧市街の街並みも堪能していきましょう。
プロヴディフ中心地の丘にある旧市街を歩くとでこぼこの石畳、狭く入り組んだ歩道が続いています。
その周りには屋敷の建物、教会、博物館など歴史的建築物が並び、新市街と全く別の世界へ移ってきたかのよう。
観光地ではありますが人はそれほど多くなく、のんびりとした雰囲気を楽しめます。
週末には旧市街の教会で結婚式を挙げるカップルの姿もあり、幸せな雰囲気を感じられるかも。

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プロヴディフの旧市街は、坂道であるだけでなく、でこぼこの石畳。
ゆったりとした時間が流れているような旧市街の、とても素敵なデザインのお屋敷の建物、教会、博物館などを、ゆっくり歩いて回るのはとても楽しいですが、是非とも歩きやすい靴で。
タクシーは、夜は旧市街の中まで入れないそうなので、旧市街の夜歩きは、歩いてメインストリートまで出なくてはなりません。
また、昼間はタクシーも行ってくれますが、ガタガタ道なので乗り心地は覚悟が必要です。
Tripadvisorより

プロヴディフ旧市街の住所・アクセスや営業時間など

名称 プロヴディフ旧市街
住所 Plovdiv, BULGARIA
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%B4%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%95
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巨大な城壁と南門「ヒサリャ・古代ローマ要塞跡」

巨大な城壁と南門「ヒサリャ・古代ローマ要塞跡」

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プロヴディフから北へ40㎞の街・ヒサリャに残された古代ローマ時代の遺跡。
当時「ディオクレツィアノポリス」と呼ばれた都市の城壁は全長2327mある巨大なもので、欧州に残る遺跡中でも保存状態は良い方とされています。
13mある城壁の南門は抜けたアーチ中央が向かい合うラクダ2頭に見えたことから「カミリテ(ラクダたち)」と名付けられていますが、20世紀初頭に行われた部分修復により抜けたアーチは復活しています。

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ローマ時代の遺跡は街の至る所に残されており、公共施設や劇場、兵舎、初期キリスト教時代の聖堂の土台、そして街を取り巻く城壁の跡などがみられる。
要塞の南門は、20世紀初頭に部分的な修復がされるまではアーチの中央部分が失われており、2頭のラクダが向かい合っているように見えたため、「ラクダ」と呼ばれている。
ローマ帝国の没落後、街の繁栄は失われ、この地がブルガリア領となるころには小さな要塞都市に過ぎない規模となっていた。
Wikipediaより

ヒサリャ要塞跡の住所・アクセスや営業時間など

名称 ヒサリャ要塞跡
住所 Хисаря,Република България
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://bulgariatravel.org/ja/object/73/hisarya
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2019年度の「欧州文化首都」として注目を

プロヴディフは、1年間国の文化行事を展開する「欧州文化首都」2019年度会場に選ばれました。
世界が注目する一大イベントを機に、歴史的な街「プロヴディフ」に注目してみては。
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