世界に影響を与えた文化の街「ヴァイマル」

ベルリンやミュンヘン、ケルンなど日本で知られているドイツの都市はいくつもあります。その中でも、一度はヴァイマル(またはワイマール)という都市を聞いたことがある方はいるのではないでしょうか。今回はまだ知らない人のために、ドイツが誇る文化の街「ヴァイマル」について紹介します。

ヴァイマルってどこにあるの?

ヴァイマルってどこにあるの?

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ヴァイマルはドイツ中部に位置する自然に溢れた街であり、フランクフルトから車で一時間ほど離れた場所にあります。
この場所で生まれたヴァイマル憲法(またはワイマール憲法)は、現在では使われていませんが、日本の大日本帝國憲法の基礎として用いられました。

Weimarの住所・アクセスや営業時間など

名称 Weimar
住所 Weimar, Germany
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 施設による
参考サイト http://www.weimar.de/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

世界へ発信してきた文化

世界へ発信してきた文化

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ヴァイマルが誇る文化は上記の憲法だけではありません。
「ファウスト」で知られる文豪ゲーテやその友人である劇作家シラー、ピアノの超絶技巧で知られるリストなど多くの文化人がこの街で活躍しました。
その中でもゲーテとシラーは銅像として、街のシンボルとなっています。

文豪が暮らした素朴な別荘

文豪が暮らした素朴な別荘

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イルム公園はヴァイマルの自然を満喫するにはうってつけの場所ですが、ここにはゲーテが暮らしたとされる別荘があります。
ドイツが誇る文豪でありながら、意外にも写真のような素朴な別荘に住んでいたとは驚きですね。

別荘の室内

ゲーテの別荘は中へ入ることもでき、どのような環境で作品を書いていたか感じることが出来ます。
一部屋ごとに色が違うことや不思議な椅子など、小さな内部ですが見どころは沢山あります。

最期の地となった家

最期の地となった家

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ゲーテの家はヴァイマルの街中にあり、ゲーテハウスとして見学することができます。
彼は長年この家で多くの作品を書き上げ、1832年の3月に寝室にて命を引き取りました。

偉大なる劇作家の家

最初に紹介したシラーの家も、ゲーテの家と同じくヴァイマルの中心部にあります。
シラーという人物を初めて来た方もいるかもしれませんが、彼は劇作家として「ウィリアム・テル」や「群盗」などいくつもの代表作を制作しており、名言が多いことでも知られています。

音楽界に衝撃を与えた男の家

音楽界に衝撃を与えた男の家

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ゲーテ、シラーと続いたのでリストの家も紹介します。
現在では彼が愛用していたピアノや楽譜などが展示されていますが、リストは家を購入して生涯この家で多くの音楽を生み出しました。
彼のピアノ演奏は非常に難しいものであり、そのために自分の手の水かき部分を切断したという逸話も残っています。

二人の作家に会いに行く

ゲーテとシラーの墓は現在では大公家霊廟という場所で安らかに眠っています。
中へ入ることもできるので、彼らの作品が好きな方は是非訪れてみてはいかがでしょうか。

モダンアートを広めた学校

モダンアートを広めた学校

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バウハウス美術館では、ドイツで生まれたバウハウスの歴史や当時のモダンアートについて紹介しています。
バウハウスとは20世紀頃の建築や芸術について学ぶ学校のことであり、ナチスにより14年間しか活躍しませんでしたが、現代芸術に多大な影響を与えました。

郊外にある負の遺産

市街地から離れた場所には、ナチス時代に作られたブーヘンヴァルト強制収容所という負の遺産があります。
日本ではやはりアウシュビッツが一番知られていますが、ヨーロッパではいくつもの強制収容所が平和を語り継ぐためのメッセージとして残っています。

重複する世界遺産の街

ヴァイマルは街全体が古典主義の都として世界遺産であり、またその街の中でバウハウスの建設群の1つとしてヴァイマルの一部の建築物が世界遺産に重複して登録されるという、珍しい観光スポットです。
是非ドイツ旅行する際はヴァイマルを訪れる計画を立ててみてはいかがでしょうか。
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