やっぱり大好き! 「かもめ食堂」映画ロケ地巡り

「かもめ食堂」という邦画をご存知でしょうか。フィンランド・ヘルシンキのかもめ食堂を舞台に、そこで働く主人公3人の女性と彼女らと関わる人々とのほっこりとした物語です。ロケはすべてフィンランドで行われ、「ここ、行ってみたいな」と思わせる素敵なシーンが盛りだくさん! ロケ地巡りを考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ここがメインの舞台 かもめ食堂

ここがメインの舞台 かもめ食堂
主人公のうちの一人であるサチエが営むかもめ食堂(Ruokala lokki)。
ヘルシンキの喧騒を離れた静かなプルシミエヘン通りにお店があります。
上映された当時は「カハヴィラ・スオミ」という店名で、地元の人々がふらりと立ち寄れるような素朴な食堂でしたが、最近では「ラヴィントラ・カモメ」という名前に変わり、店内もメニューもリニューアルされました。
映画のシーンでよく登場するプッラ(シナモンロール)は、今でも食べられるそうなのでご安心を。

ヘルシンキ中央駅から3番トラムViiskulmaで下車し、徒歩5分。

Ravintola Kamomeの住所・アクセスや営業時間など

名称 Ravintola Kamome
住所 Pursimiehenkatu 12, 00150 Helsinki, Finland
営業時間・開場時間 月-木:11:00-14:30 & 7:00-22:00 金:11:00-14:30 & 17:00-22:30 土:17:00-22:30
利用料金や入場料 料理による
参考サイト http://kamome.fi/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ヘルシンキの便利な足 トラム

ヘルシンキの便利な足 トラム

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2人目の主人公ミドリが初めて登場するのが、トラムに揺られているシーン。
ヘルシンキの街を網の目のようにカバーするトラム路線は、地元の人々にはもちろん観光客にとっても便利な交通手段となっています。
ヘルシンキはとてもコンパクトな街のつくりとなっていて、大まかな観光スポットならば3B、3Tの路線で周れてしまいます。
基本はグリーンとイエローのツートンカラーですが、たまに派手にペイントされた車両を見かけたり、夏期には内部で飲酒ができるバートラムが登場することもあります。

ヘルシンキで最も華やかなエスプラナーディ通り

ヘルシンキで最も華やかなエスプラナーディ通り

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閑古鳥が鳴いていたお店に現れたのは現地の男子学生。
日本かぶれした彼にガッチャマンの歌詞を聞かれるもののどうしても途中からさっぱり思い出せないサチエ。
そんな彼女は、人目も気にせずこのエスプラナーディ通りでもずっと「誰だ、誰だ、誰だ~」と口ずさんでいます。
真ん中に公園を挟んだ両脇の通りには、様々なショップやカフェが軒を連ねるショッピングストリートです。
後に登場する3人目の主人公マサコが服を買いに来るマリメッコもこの通りにあります。

ヘルシンキ中央駅から延びるケスクス通りを3ブロック進んだ先がエスプラナーディ通りに交わります。

ゆったりとくつろげるアカデミア書店とアアルトカフェ

ゆったりとくつろげるアカデミア書店とアアルトカフェ
サチエとミドリが初めて出会う場所が、アカデミア書店内のアアルトカフェ。
2人でガッチャマンのテーマソングを歌うシーンで使われています。
広い店内には、フィンランドの写真集や童話の本、他では手に入りにくいムーミンの絵本なども揃い、フィンランド語が分からなくとも楽しめるエリアもあります。
建物は、フィンランドを代表するデザイナーであるアルヴァ・アアルトによって設計されたもので、吹き抜けになった内装が気持ち良く、ゆったりとした時間が過ごせます。

ポホヨエスプラナーディ通り沿い、ストックマンデパートのすぐ隣。

Ravintola Kamome(ラヴィントラ・カモメ)の住所・アクセスや営業時間など

名称 Ravintola Kamome(ラヴィントラ・カモメ)
住所 Pursimiehenkatu 12, 00150 Helsinki
営業時間・開場時間 月~木:11:00~14:30 & 17:00~22:00 金:11:00~14:30 & 17:00~22:30 土:17:00~22:30
利用料金や入場料 メニューによる (Lunchtray daily change – 15,00 等)
参考サイト http://www.kamome.fi/top.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

活気溢れるハカニエミのマーケット

活気溢れるハカニエミのマーケット
サチエとミドリが買い出しをしているシーンで登場。
屋外にはオレンジのテントがいくつも広げられ、鮮やかな野菜やフルーツなどが売られています。
屋内マーケットの方では、チーズや肉類そして2階には雑貨用品のお店がずらりと並び、生活に必要なものはだいたいここで揃ってしまいます。
夏期に訪れたなら、ベリーの屋台がおすすめ。
フィンランドのベリーは甘酸っぱくて美味しいですよ!

ハカニエミまでは、中央駅から3Bトラムまたはメトロで3つ目です。

海風が気持ち良いメリカツ通り

海風が気持ち良いメリカツ通り
負けず嫌いのミドリが、市場へ買出しに行く際に自転車で見知らぬ男性と勝手に競っているシーンで登場。
実際にここから市場まで行くとなるとかなりの距離なので、トラムが便利です。

このまま道なりに北東へ進めばカイヴォプイストという各国の大使館が集まるエリアに出ます。
かなり厳重な雰囲気はしますが、綺麗に区画されたエリアで気持ちの良い散歩道でもありました。
潮風に当たりという人は、海沿いの遊歩道も風光明媚でおすすめです。

森の中の散策が気持ち良いヌークシオ国立公園

森の中の散策が気持ち良いヌークシオ国立公園

image by iStockphoto / 68691701

マサコが突然「森に行ってきます」と出かけてキノコ狩りをしているのが、このヌークシオ国立公園です。
DVDのジャケット写真もこの森で撮影されているようです。
園内には初級から上級までいくつかのハイキングコースが整備されています。
途中で姿を現す湖は、空と森の木々が調和しとても素晴らしい景色となっています。

ヘルシンキ中央駅から近郊列車でエスポー(Espoo)駅まで。
駅前のエスポーンケスクス(Espoon Keskus)バス停から85番バスに乗り、ヌークシオンパー(Nuuksionpää)で下車。
公園入り口までは徒歩で20分歩くので、中央駅からは約1時間半程掛かります。

Nuuksion kansallispuistoの住所・アクセスや営業時間など

名称 Nuuksion kansallispuisto
住所 03220 Espoo, Finland
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.luontoon.fi/nuuksio
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

テラス席で乾杯! カフェ・ウルスラ

テラス席で乾杯! カフェ・ウルスラ
カイヴォプイストの海沿い一等地にあるカフェウルスラ。
サチエ、ミドリ、マサコと何かとお騒がせのかもめ食堂のお客であるリーサも加えての4人で、海を見ながらビールを飲んでいるシーンで登場。
夏期にはテラス席も増設されて賑やかですが、冬期ともなると少し寂しい印象になります。

この辺りはトラムが運行されていないので、中央駅から3Tトラムでオリンピアターミナル(Olimpia Terminal)まで行き、そこから海沿いの道を歩いてくるのが無難かと思います。

フェリーが行き交うエテラ港

フェリーが行き交うエテラ港

image by iStockphoto / 71892223

物語の随所で映るエテラ港。
マサコが謎のおじさんから猫を預かってしまうシーンは特に印象深いかと思います。
冒頭でもあるように、フィンランドのカモメは本当にデカイ! 凶暴というわけではありませんが、人間の食べ物を狙ってくることがあるので、この近辺での食べ歩きには十分に注意を。

エスプラナーディ通りを東に進むと、マーケット広場に出ます。

夏には大活躍の洗濯場

夏には大活躍の洗濯場
物語の中で一瞬だけ登場する市民のための洗濯場。
カフェ・ウルスラから少し西に進んだ所にあります。
ここは、ヘルシンキ市が市民のために設置した洗い場で、夏の間には多くの市民がラグマットなどの大きなものを選択している様子が見られます。
洗ったマットは、そのまま干して置いて行ってしまうのだとか。
そのおおらかさがなんともフィンランド人らしい気がします。
ここで洗濯ができてしまうのも、ヘルシンキ湾の海水濃度が低いためだそうです。

ロケ地巡りしたらまたDVDが見たくなる

いかがでしたでしょうか。
ヌークシオ国立公園以外の場所はヘルシンキの中心地にまとまっているので、ロケ地巡りをするのは容易です。
ヘルシンキを訪れたら、あのシーンで出てきたところだなと確認しながら街歩きをすると気分もより盛り上がりますよ!
photo by iStock