17世紀の世界遺産や独立の足跡・ガーナ「アクラ・ケープコースト」で見ておきたい観光スポット

西アフリカに位置するガーナ共和国。チョコレートの原材料・カカオ豆の産地として有名なこの国は17世紀から奴隷貿易の拠点・植民地時代が長く続き、脱植民地化活動中の1957年に当時のイギリス領ゴールド・コーストから独立。今回はそのガーナの首都アクラ、奴隷貿易時代の遺産が残る街ケープコーストの観光スポットを紹介します。

初代大統領ゆかりの品が揃う「エンクルマ広場」

初代大統領ゆかりの品が揃う「エンクルマ広場」

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大きな銅像とモニュメントが設置されたエンクルマ広場は、ガーナ独立運動を指揮し「アフリカの独立運動の父」と呼ばれたガーナ初代大統領クワメ・エンクルマ(1909〜1972)の功績を称えて造られた広場。
広場内にはエンクルマ廟や記念館、首相時代に使用した車などの展示コーナーがあり、2010年にここを訪問された皇太子殿下がご植樹された木の姿もあります。
この国が独立へ向けどのような足跡をたどったのか、ここで深く知ってみては。

 

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クワメ・エンクルマ(Kwame Nkrumah、本名:Francis Nwia Kofia Nkrumah、1909年9月21日 – 1972年4月27日)は、政治家。
ガーナ初代大統領。
ガーナの独立運動を指揮し、アフリカの独立運動の父といわれる。
マルクス主義者。
1958年、ガーナとギニアから成るアフリカ諸国連合を樹立した。
wikipediaより

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「クワメ・エンクルマ」-アフリカ独立の父として有名なエンクルマ。
1957年にイギリス領ゴールドコーストが、本国より独立すると、ガーナ共和国と名付け初代首相に就任しました。
エンクルマ広場にはエンクルマ廟、記念館があり、首相時代に使用していた車や備品等のほかガーナ独立の軌跡をたどることができます。
4travel.jpより

ガーナ エンクルマ広場の住所・アクセスや営業時間など

名称 ガーナ エンクルマ広場
住所 ガーナ アクラ
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://wondertrip.jp/africa/81727.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

対岸線からギニア湾が見える「独立記念広場」

対岸線からギニア湾が見える「独立記念広場」

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いくつものガーナ国旗がなびく大きな広場。
ガーナの独立を祝うために造られた「独立広場」で、ガーナ国旗のデザインから「ブラックスター広場」とも呼ばれています。
広場内は「FREEDOM AND JUSTICE」と記された門や3万人を収容できる無名兵士のモニュメント、インディペンデンスアーチ、初代大統領のクワメ・エンクルマを偲んだ灯明があります。
広場後ろにはギニア湾が広がっており、晴れた日に対岸線から眺められる美しいビーチはぜひ見ておきたいところ。

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ガーナの独立広場に行ってみました。
独立記念碑とサッカーの試合に使われるスタジアムがあります。
「Black Star Square」と呼ばれるこの広場、黒い星はガーナ国旗の真ん中にも描かれていてアフリカの自由を表すそうです。
4travel.jpより

独立記念広場の住所・アクセスや営業時間など

名称 独立記念広場
住所 tashkent, uzbekistan
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://4travel.jp/overseas/area/europe/uzbekistan/tashkent/kankospot/10412983/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

奴隷貿易の悲劇を伝える「エルミナ城」

奴隷貿易の悲劇を伝える「エルミナ城」

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アクラから海岸沿いに西へ進んだケープコーストにある城で、サハラ以南では最古のヨーロッパ建築とされています。
1482年の建設以降ここを拠点に金や象牙などの貿易が行われていましたが、17世紀以降は「奴隷貿易」の拠点に姿を変え、アフリカの人々はここからポルトガル植民地へと送り込まれることに。
そうした歴史的背景から、現在は「ヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群」として世界遺産登録され、悲劇を現在に伝える役割を果たしています。

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エルミナ城(Elmina Castle)は、現在のガーナ、エルミナに、1482年にポルトガル人によって建てられた城。
サハラ以南で最古のヨーロッパ建築で、ギニア湾で最初の交易地。
後に大西洋奴隷貿易の拠点となる。
wikipediaより

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今は遠くに見える海岸線。
でも当時は、この鉄格子のすぐ下まで海の水が来ていたそうです。
もともとは金や象牙やスパイスや・・・そういう貿易で栄えていたところで、大きな倉庫が必要ということで建てられたこのエルミナ城。
それが時とともに労働者を売り買いする「奴隷貿易」へと変わり、“お城”は何度も改修さて、奴隷貿易の一大拠点となっていったのでした。
暑いし、話題は暗いし・・・、でもやはりここで起こったことは「知っておくべきこと」なのでしょう。
やもり通信より

エルミナ城の住所・アクセスや営業時間など

名称 エルミナ城
住所 Elmina, Ghana
営業時間・開場時間 現地時間7:30~17:30
利用料金や入場料 7USドル
参考サイト http://www.everycastle.com/Elmina-Castle.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

植民地獲得・奴隷貿易の拠点「ケープコースト城」

植民地獲得・奴隷貿易の拠点「ケープコースト城」

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アクラから車で3時間ほどの場所にある要塞。
1653年にスウェーデン・アフリカ会社(植民地獲得への貿易などを行っていた会社)の拠点として建てられた木造建築が歴史の始まりで、当時は「カロルスボル」と名付けられていました。
木材、金の貿易拠点として使用されてきた場所ですが、17世紀中盤以降は奴隷貿易の拠点に変更。
こちらもエルミナ城とともに「ヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群」として世界遺産登録され、当時の歴史を繰り返さないよう語り継ぐ役割を果たしています。

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さて、ここの奴隷貿易の拠点となっていた場所。
その名もケープコースト城。
主にイギリスにより使われていこの城は現在でもそのまま残っており、今では世界遺産となっている。
とりあえず中に入ってみる。
たしかにぱっと見はたくさんの大砲が並んでいる「城」って感じだね。
当時の奴隷貿易はかなり儲かったらしく、またこの辺りの支配権を巡ってポルトガルやらおランドと争ってたらしい。
なのでこうした大砲とかがあったみたい。
そして外見からはわからないかったが、その内部や地下には、たくさんの部屋があり、「奴隷の出荷場」となっていたのだ。
WORLD RUNNER~世界一周旅日記~より

今の国ができた歴史を知ろう

今回紹介したスポットは独立、負の遺産を今に伝えるスポットが多いですが、これらのスポットはこの国の歴史を知る上で欠かすことのできないスポットたちと言えます。
いかにして今の国が出来上がったのか、こうした悲劇の歴史を見ながら考えてみるのはいかがでしょうか。
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