福島県に江戸時代を再現した観光スポットがあった!美しいの村の面影を今も尚残す『大内宿』

大内宿は、江戸時代に栄えた「半農半宿」の宿屋の面影を現在に伝える旧宿場です。国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定され、「美しい日本のむら景観コンテスト」の記念すべき第1回では、文化部門において農林水産大臣賞を受賞しました。今回は、そんな福島県の大内宿についてご紹介いたします。

会津と日光を結ぶ「下野街道」にあります

会津と日光を結ぶ「下野街道」にあります
大内宿があるのは、福島県南会津郡下郷町。

会津と日光を結ぶ「下野街道」と呼ばれた道の両脇に、茅葺き屋根の民家が並ぶ古き良き景観が残されています。

江戸へと旅をする旅人や大名たちの宿場でした

江戸へと旅をする旅人や大名たちの宿場でした
その昔、江戸へと旅をする旅人や大名たちの宿場として重要な役割を果たしてきた大内宿。

茅葺き屋根の民家が30以上も軒を連ねる景観は全国的にも極めて珍しく、毎年100万人以上の旅行客が足を運ぶ名所となっています。

「日本の音風景100選」にも選ばれています

「日本の音風景100選」にも選ばれています
フェーン現象により夏は厳しい暑さ、冬は豪雪に襲われるという典型的な日本海側気候ではありますが、のどかな景観と日本人の心をくすぐる和の美しさが人々を魅了してやみません。

大内宿の自然用水が、「日本の音風景100選」に選ばれるなど、数々の名誉ある賞や企画に入選も果たしています。

古くから続く伝統的な景観を守る動きも活発

古くから続く伝統的な景観を守る動きも活発
1970年代にはNHK大河ドラマ『樅ノ木は残った』のロケ地として使用され、脚光を浴びました。

その後、1989年からその翌年にかけて、電柱や地区の有線放送のために建てられた柱などをすべて撤去、裏配線とすることにより旧街道の無電線化を実現したり、道路の舗装に使用されていたアスファルトをすべて元の姿である土に戻したりと、古くから続く伝統的な景観を守ろうとする動きも活発に進められています。

特に昔の状態が復元された「本陣」は必見

特に昔の状態が復元された「本陣」は必見
中でも復元された本陣は下郷町の町並み展示館として開かれ、観光客たちにも人気を博しています。
土産物屋や茶屋、民宿など茅葺き屋根の建物は非常に風情があり、眺めているだけで不思議と心癒されるのです。

「高遠そば」を楽しもう

「高遠そば」を楽しもう
この地方では蕎麦に関して少し変わった風習があり、なんと箸の代わりにネギを使ってお蕎麦をいただくというもの。
「高遠そば」または「ねぎそば」の名で知られているそうなので、訪れた際にはぜひお試しを。

高倉神社にも足を伸ばそう

高倉神社にも足を伸ばそう
心温もる田園風景の中にある大内宿。
その集落から大鳥居をくぐり、数分歩いた先の山深い森の中には高倉宮似仁王を祀った高倉神社があります。
にぎやかな活気あふれる大内宿とは一変、神秘的な静寂に包まれる高倉神社も、大内宿を訪れたらなぜひ足を伸ばしたいスポットのひとつです。

さあ、旅へ出かけよう

電車でのアクセスは、会津鉄道会津線の湯野上温泉駅下車後、タクシーでおよそ11分。
車で訪れる場合、東北自動車道白河ICより国道289号、国道121号を経て約50km。
または磐越自動車道会津若松ICより国道118号を経由して約35kmで大内宿に到着します。