アラゴン王国の首都「スペイン・サラゴサ」の歴史的観光スポット5選

スペイン北東部のアラゴン州・サラゴサ県に位置する県の県都。国の大都市マドリードとバルセロナの中間にある街で、8世紀初頭からイスラム教徒の支配下に。その後イスラム撤退からアラゴン王国の首都として発展、近年では2008年に開催された「サラゴサ国際博覧会」で注目を浴びた街です。今回はそんなサラゴサの中でも、歴史的なスポット中心に紹介します。

聖母マリアの「奇跡」から生まれた「デル・ピラール聖堂」

聖母マリアの「奇跡」から生まれた「デル・ピラール聖堂」

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17世紀に建設された教会で、この街のシンボルとされる名所。
紀元40年1月2日、聖ヤコブの前に聖母マリアが現れ、ここに信仰の基礎となるピラール(スペイン語で柱を意味する)を築いた聖母マリアの「奇跡」が歴史の始まり。
内部に造られた「聖母の礼拝堂」の壁がんには木彫りの聖母像と柱が収められており、彼女を「守護者」と崇める人々や歴代のスペイン国王が多く訪れています。

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紀元40年頃、イベリア半島へ宣教に来た使徒聖ヤコブは、この地で聖母マリアに出会ったと言う伝説があり、ヌエストラ・セニョーラ・デル・ピラール教会はその場所に建てられました。
柱の上にたたずむ聖母マリアの小立像は歳月のためずいぶん黒ずんでいますが、人びとはこの像に毎日きらびやかな衣装を着せ替えて聖母への崇敬を表し、そして聖母への奉仕のために特別な信心を行ってきました。
この聖母はスペイン語圏で守護者として人びとの崇敬を集め、毎年10月12日のピラール祭は盛大に祝われています。
マリアニストより

デル・ピラール聖堂の住所・アクセスや営業時間など

名称 デル・ピラール聖堂
住所 Plaza del Pilar s/n, 50003 Zaragoza
営業時間・開場時間 現地時間 博物館 月~土10:00~14:00、16:00~18:00 塔 10:00~14:00、16:00~18:00
利用料金や入場料 教会は無料。 博物館は2ユーロ、塔は3ユーロ
参考サイト https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8C%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%8B%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AB%E8%81%96%E5%A0%82
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建築様式の融合は圧巻「ラ・セオ」

建築様式の融合は圧巻「ラ・セオ」

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正式名称「サン・サルバドール大聖堂」とする大聖堂。
呼び名の「ラ・セオ」はアラゴンの言葉で「カテドラル」を意味していますが、建設当初はモスクとして設計されていました。
内部はロマネスクやネオクラシック、ムデハル建築といった建築様式を融合した造りで、世界遺産「アラゴンのムデハル様式の建築物」として登録を受けています。
併設された博物館には14世紀から17世紀のフランス・フランドル地方のタペストリーがコレクションされており、こちらも合わせてチェック。

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広場の反対側はラ セオと呼ばれるサルバドール大聖堂。
1380 年から1550年にかけて建設されました。
ゴシック、バロック、ムデハルの建築様式を融合した独特の建物は、当初はモスクとして設計されました。
併設する美術館でフランスとフランドル地方のタペストリーの充実したコレクションも鑑賞しましょう。
expediaより

ラ・セオ/サルバドール大聖堂の住所・アクセスや営業時間など

名称 ラ・セオ/サルバドール大聖堂
住所 Plaza de la Seo, 4, 50001 Zaragoza, スペイン
営業時間・開場時間 6/15~10/15 10:00~21:00 10/16~6/14 月~金10:00~14:00、16:00~18:30、土日10:00~12:30、16:00~18:30
利用料金や入場料 4ユーロ(博物館含む)
参考サイト http://www.zaragoza.es/ciudad/centros/detalle_Centro?id=18322
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イベリア半島を代表するイスラム建築「アルハフェリア宮殿」

イベリア半島を代表するイスラム建築「アルハフェリア宮殿」

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11世紀・イスラム王朝時代に造られたムデハル様式の世界遺産宮殿。
レコンキスタ(キリスト教徒によるイベリア半島の奪回活動)でイスラム教徒からこの地を奪回したのちに改装され、アラゴン国王やカトリック国王の居城、宗教裁判所などとして活躍。
内部に植えられたオレンジの木、浮き彫りになったドラゴン模様の天井が美しく、イベリア半島に存在するイスラム建築としてはコルドバのメスキータ、グラナダのアルハンブラ宮殿と並ぶ代表的建築との声も。
1987年からは一部がアラゴン州議会として使用されています。

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2001年に世界遺産に登録されたムデハル様式の宮殿。
イスラム支配時代の11世紀に建てられ、レコンキスタ後はアラゴン王国やカソリック両王の居城になったそうです。
現在はアラゴン自治州の議会が使っているようで会議室もありました。
当時の物が残っている床や壁がある場所は立ち入り禁止になっていました。
比較的、天井は朽ちずに残っているようです。
特にアラゴン王国以降の天井の意匠は豪華でした。
アルハンブラ宮殿に似ていますが、こちらがアルハンブラ宮殿に影響を与えたようです。
4travel.jpより

アルハフェリア宮殿の住所・アクセスや営業時間など

名称 アルハフェリア宮殿
住所 Calle de los Diputados, s/n, 50003 Zaragoza, スペイン
営業時間・開場時間 4~10月 / 10:00~13:30 16:30~19:30  11~3月 / 月~土 10:00~14:00 16:00~18:30 日・祝 10:00~14:00  木・金曜午前は休館
利用料金や入場料 3(日曜無料)
参考サイト http://blogs.yahoo.co.jp/mickeypanpan/32088303.html
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ピラール教会がきれいに映る「ピエドラ橋」

ピラール教会がきれいに映る「ピエドラ橋」

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旧市街の北側・エブロ川にかかる橋。
15世紀前半にローマ時代の橋跡地に建設されたゴシック様式の橋で、普段はランニングをする人々がここを渡っていく。
橋の両端にはライオンの像が設置されていますが、これはライオンがサラゴサのシンボルであるため。
ここから徒歩3分の場所にあるピラール教会がきれいに映るスポットであり、写真撮影するならここはピッタリのポイントとされています。

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Puente de Piedraプエンテ デ ピエドラとは石橋の意です。
ピエドラ橋はローマ時代に橋があった場所に、15世紀前半に建設されたゴシック様式の橋です。
7つのアーチからなります。
1643年に川の増水により、アーチ部分が2つ流れてしまったことが文献に残っています。
橋の両端には20世紀に追加された、サラゴサ市のシンボル、ライオンの像があります。
ここから、ピラール聖堂の良い写真が撮れるので、橋中程まで是非足を伸ばしてみましょう。
4travel.jpより

ピエドラ橋の住所・アクセスや営業時間など

名称 ピエドラ橋
住所 Puente de Piedra, Zaragoza
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://4travel.jp/overseas/area/europe/spain/zaragoza/kankospot/10337183/
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展望台から旧市街を望む「スーダの搭」

展望台から旧市街を望む「スーダの搭」

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サラゴサの旧市街の西端に残る遺跡。
イスラム統治下の10世紀にイスラムの総督の城館として建設され、イスラム教撤退後はアラゴン王の王宮として使われていました。
現在は4階から5階の塔部分を残すのみで、1階はインフォメーションセンターとなっています。
また展望台へも無料で登れ、ここからはサラゴサ旧市街の光景が広がって見えます。

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スーダの搭はサラゴサの旧市街の西の端です。
10世紀にイスラムの総督の城館として建てられたもので、12世紀以降はアラゴン王の王宮として使われていました。
現在残っているのは4-5階建ての搭の部分のみです。
1階にインフォメーションがあります。
また展望台へも無料で登れます。
4tavel.jpより

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旧市街の北西にあります。
かつてこの町が城壁で囲まれていた時の見張り用の塔でしょうか。
この塔の周りに城壁のあとの土台などがあります。
この塔は現在観光案内所に使われています。
塔自体は再建されたように思えます。
4travel.jpより

Torre?n de la Zudaの住所・アクセスや営業時間など

名称 Torre?n de la Zuda
住所 Glorieta Pio XII s/n, 50003 Zaragoza, Spain
営業時間・開場時間 日曜日~土曜日10:00-14:00 月曜日~土曜日16:30-20:00
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://es.wikipedia.org/wiki/Torre%C3%B3n_de_La_Zuda
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スペイン4大祭り「ピラール祭」にも注目

毎年10月12日にはスペイン4大祭りの1つとされる「ピラール祭」がピラール広場で開催。
鮮やかな花で彩られた聖母ピラールの祭壇、花火大会や闘牛、パレードなどで盛り上がります。
この時期に行かれる方はぜひ体感してきては。
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