ローマ時代の名残を色濃く残す・フランス「ニーム」の観光スポット5選

フランスの南部に位置するガール県の県庁所在地ニーム。紀元前の古代ローマ時代から存在する歴史的都市で、街の中には世界遺産に登録された水道橋「ポン・デュ・ガール」など当時の遺跡が現在も残っています。今回はそんなローマ時代の名残を色濃く残すフランス・ニームの観光スポットを紹介していきます。

巨大な円形闘技場「アレーネ」

巨大な円形闘技場「アレーネ」

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紀元1世紀に建設された巨大な古代闘技場。
大きさは133×101mで、建設当時は2万1000人の観客を収容できたとされています。
現存するローマ劇場の中でも保存状態の良さはトップクラスとされており、円形がきれいに残っているのが特徴。
かつては奴隷同士の闘技が行われたこともあったとされていますが、現在はコンサートや演劇の会場として使用。
年数回のフェリア(スペイン語で祭りを意味する)時には闘牛イベントも開催され、本場に見劣りしないスリリングな雰囲気を楽しめます。

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白い石造りの闘技場、話によると1世紀ごろからのもので、非常に歴史を感じさせると同時に、まだコンサートなどに使っているらしく、訪問した日も整備中であったこともあり、その丈夫さに心打たれる場所です。
また、この闘技場は町の道路に接するようにして存在しているので、その意味からも印象的です tripadvisorより

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アビニョンからポンデュガールに出かける前に、ニームに行ってみました。
アルルの円形闘技場よりは大きな印象です。
朝一番に入場すれば、大きな闘技場を独り占めできます。
また座席の階段がとても急ですので、ニームの市街を一望できますし、周囲は高い建物がありませんので、真っ青な空が目前に迫ってくるようです。
ニームの町の散策スタートはまずここからだと思います。
4travel.jpより

Arena di Veronaの住所・アクセスや営業時間など

名称 Arena di Verona
住所 Boulevard des Ar?nes, 30000 N?mes, France
営業時間・開場時間 6月~8月9:00-17:00 4月、5月、9月 9:00-18:30 3月、10月 9:00-18:00 11月~2月 9:30-17:00
利用料金や入場料 大人7.90ユーロ、子ども6.00ユーロ、団体6.00ユーロ
参考サイト http://arenes-nimes.com/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

アウグストゥス帝の子孫に捧げられた「メゾン・カレ」

アウグストゥス帝の子孫に捧げられた「メゾン・カレ」

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西暦5年に当時のアウグストゥス帝の子孫に捧げるため建設された神殿。
その外観はギリシャのパルテノン神殿に似た雰囲気を出しており、コリント様式の柱などからもそれがわかることでしょう。
中では神殿の歴史を振り返る短編3D映画の上映(25分)もあり。
隣には1993年にイギリスの建築家ノーマン・フォスターが設計した文化センター「カレ・ダール」があり、古代と現代の雰囲気が1度に感じられることでしょう。

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正面に打ち付けられていた金メッキの青銅の銘文は中世に失われたが、1758年に残っていた穴から解析した結果、アウグストゥスの娘ユリアとアグリッパの間の息子で、祖父アウグストゥスの養子となり後継者と期待されながら早逝したガイウス・カエサルとルキウス・カエサルの兄弟(それぞれ西暦4年、西暦2年に病没)のために再奉献されたことが判明。
FORUM PACISより

メゾン・カレの住所・アクセスや営業時間など

名称 メゾン・カレ
住所 Place de la Maison Carr?e, 30000 N?mes, フランス
営業時間・開場時間 10時~18時30分(4/1~5/31)、10~20時(7/1~8/31)、10~13時・14時~16時30分(11/1~2/28) 3、10月 ~18時、6月 ~19時。9月 ~16時30分。
利用料金や入場料 大人:4.60ユーロ、 子供:3.80ユーロ、 こども:7~17歳。
参考サイト http://www.maisoncarree.eu/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

地元民憩いの場「フォンテーヌ広場」

地元民憩いの場「フォンテーヌ広場」

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メゾン・カレから歩いてすぐの場所にある泉水公園で、18世紀につくられたヨーロッパ最初の公園とされています。
緑豊かな植物に囲まれている園内では、ランニングや読書などをする地元の人々が多く、地元の人々にとってはここが憩いの場所。
疲れたときにゆったりした雰囲気で一休みするにはちょうど良いかもしれません。
また公園の奥に小高い丘があり、そこを登りきると3世紀の見張り塔・マーニュ塔が立っています。

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メゾン・カレから歩いてほど遠からぬ所に、泉水公園がある。
名前通り見事な湧水があって、三島の柿田川公園を凌ぐほどの量だ。
公園の奥に小高い丘があり、マーニュ塔が立っている。
マーニュとは、「大きい」の意味である。
この塔は、紀元前15世紀ごろに築かれた大規模な城壁の名残と言う。
その城壁には、塔が30もあったと伝えられる
この街が、そんなに古くから地中海貿易の拠点だったということか。
世界漫歩より

Jardin de La Fontaineの住所・アクセスや営業時間など

名称 Jardin de La Fontaine
住所 6 Avenue Jean Jaures, 30000 Nimes
営業時間・開場時間 24時間 マニュー塔その他施設は、要確認
利用料金や入場料 マーニュ塔見学は2.7ユーロ。 別々に払うと 円形闘技場(7.7ユーロ) メゾン・カレ(4.5ユーロ) 三ヶ所で14.9ユーロなのですが、共通入場券を買えば9.8ユーロですみます。公園は無料
参考サイト http://4travel.jp/overseas/area/europe/france-languedoc_roussillon/nimes/kankospot/10315333/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

展望台から街並みが一望できる「マーニュ塔」

展望台から街並みが一望できる「マーニュ塔」

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泉水公園の奥、カヴァリエの丘の頂上に建てられている塔。
ケルト人(ガリア人)時代の前3世紀から存在していた古代城壁の見張塔で、ローマ植民地のアウグストゥス時代には、高さ最大36m、3段構成であったとされています。
現在の高さは32mで、らせん階段を登った先の展望スペースからはニームの街並みが一望できます。
塔に登るには人数制限があるとされているため、時間は見ておいたほうがいいでしょう。

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ニーム駅からAvenue Feuchèresを歩くと真っ直ぐ先に見えます。
他の行き方があるのか分からなかったので、歩いて行きました。
Rue de la Tour Magneは相当な急坂で、もうハイキング状態です。
こんなロケーションですから人気が無いのか、誰もいませんでした。
お金を払って塔を登りましたが、螺旋階段が怖かったです。
見晴らしは他の方が書いている通り、ニームが一望できて最高でした。
4travel.jpより

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アウグストゥス帝の時代、パックス・ロマーナの頃の塔なので軍事的役割はなく、皇帝の威信を表わすために建てられたようです。
フォンテーヌ庭園までも駅から20分ほどかかり、さらにカヴァリエの丘に上ります。
マーニュ塔の上まではさらにもうひとふんばりして螺旋状階段をぐるぐる上らなくてはならないので、疲れている時はきついと思います。
でも、そこを頑張って上ってください。
塔の上からは、ニームの町、古代闘技場、周囲の平野が一望のもとに見渡せます。
いっぺんに疲れが吹き飛びますので、是非。
4travel.jpより

マーニュの塔の住所・アクセスや営業時間など

名称 マーニュの塔
住所 Les Jardins de la Fontaine, Place Guillaume Apollinaire, 30000 N?mes, France
営業時間・開場時間 4・5月 9:30-18:30  6月 9:00-19:00 7・8月 9:00-20:00 3・9・10月 9:30-13:00 14:00-18:00 11~2月 9:30-13:00 14:00-16:30  
利用料金や入場料 3ユーロ
参考サイト http://www.ot-nimes.fr/index.php
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近代建築との融合も見もの

古代ローマ時代の遺跡が残る一方で、メゾン・カレ横の文化センターなど、有名デザイナーが手がけた近代建築も完成。
新旧融合した街へと変化してきています。
古代ローマ時代の雰囲気を楽しみながら、近代建築と融合した景観にもぜひ目を向けてみては。
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