「ヨークの歴史はイングランドの歴史」 とまで言われるイギリス伝統の街を調査してみました

イングランド北部のノース・ヨークシャー州に属する古都・ヨーク。71年にローマ人が築いた街から歴史が始まり、長い歴史の中でヴァイキング、ノルマン人など多様な民族との争いを見続けてきました。そんなヨークは「ヨークの歴史はイングランドの歴史」 と言われることもあり、北部イングランドで有数の観光スポットと言われています。今回はそんなイングランドの歴史を語るのに欠かせない街・ヨークの歴史的建築を中心に観光スポットを見ていきましょう。

イングランド北部最高の大聖堂「ヨーク・ミンスター」

イングランド北部最高の大聖堂「ヨーク・ミンスター」

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13世紀初頭から建設を始め、1472年に完成した大聖堂。
イングランド北部を代表する大聖堂であり、ゴシック建築としては国内最大とされています。
注目は複数のステンドグラスで、東壁にあるものは天地創造・世界の終わりをモチーフにしており、世界最大級のステンドグラスとの声も。
南翼廊のものはバラ戦争終焉をモチーフにしたもので、デザインにはテューダー朝のバラの姿も。
北側にあるチャプターハウスと呼ばれる会議室は、精巧な作りの天井装飾をチェック。

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見学所要時間は、外側一周と内部見学を含めて1時間程度。
大きいとは想定していましたが、実物はやはり巨大。
英国2番目の格式とかで、貫録十分、ゴシック様式の”大聖堂”にふさわしい教会。
開門前に着いたので、一周して外観を眺めました。
眺める角度により感じが変わり、教会建築の美しさを堪能できました。
駅方向から歩いて接近すると、大通りの緑一杯の大きな街路樹の木の葉隠れに、建物が見え隠れするのが、大変印象的でした。
4travel.jpより

York Minsterの住所・アクセスや営業時間など

名称 York Minster
住所 York Minster Church House Ogleforth York YO1 7JN
営業時間・開場時間 観光目的 平日 現地時間9:00 最終エントリー17:00、日曜日 12:45-17:00
利用料金や入場料 大人 15ポンド、 シニア&生徒 14ポンド、 子供(8~16歳) 5ポンド
参考サイト https://yorkminster.org/home.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

城跡に唯一残る建築物「クリフォードタワー」

城跡に唯一残る建築物「クリフォードタワー」

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1068年に当時のウィリアム王が築いたヨーク城があった場所にある塔。
塔は1244年から1270年にかけてヘンリー3世が築いたもので、現在のヨーク城内で唯一残る建築物となっています。
1190年にユダヤ人の大量虐殺、18世紀に女囚や負傷受刑者を収容する刑務所が建設されるなど波乱の歴史を歩んだ場所でもあり、威厳に満ちた雰囲気から当時の様子を思い浮かべられるかもしれません。
その刑務所も現在は無くなり、跡地はヨークの歴史文化を学べる「カッスルミュージアム」として観光スポットの1つとなっています。

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ヨークは、時代とともに様々な支配を受けた複雑な歴史を持つ街です。
ここ「クリフォーズ・タワー」のある場所は、1068年にウィリアム王が城を築いた場所です。
現在のタワーは、1244年から1270年にかけてヘンリー3世が築いたもので、以来17世紀末までは要塞として機能してきました。
ヨーク城としては現存する唯一の構築物だそうで、現在はヨークの象徴的な構築物として名所になっています。
クリフォーズ・タワーは中に入ることができ(有料です。)、城壁の頂上の回廊からは市内を一望することができます。
 世界の街角から・・・より

Clifford’s Towerの住所・アクセスや営業時間など

名称 Clifford’s Tower
住所 Tower Street, York, North Yorkshire, YO1 9SA
営業時間・開場時間 現地時間10:00-17:00
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.english-heritage.org.uk/visit/places/cliffords-tower-york/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

伯爵の豪邸「キャッスルハワード」

伯爵の豪邸「キャッスルハワード」

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緑広がる広大な敷地に建つ巨大な豪邸。
イングランド貴族であったカーライル伯爵・ハワード家の私邸として建設された豪邸で、イギリスの私邸として初めて設けられた石積ドーム、紋章や天使の像で埋め尽くされた外観が豪華。
内部は古美術の溢れる廊下や肖像画の並ぶ階段、吹き抜けの天井とこちらも貴族の豪邸らしい雰囲気です。
隣接する植物園は1975年に開園した「キュー・アット・カースル・ハワード 」で、総面積約514,000 m²は国内の植物標本保管施設として最大級とされています。

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お城に近づくと誰もがその大きさに圧倒されます。
農園、バラ園、池、寺院・・・何から何まであり、見渡す限りの広大な敷地にしばし呆然。
敷地には数々の彫刻、有名な地球をかかえた像のある噴水、素晴らしい庭園などあり、一日がかりでも観きれないくらいです。
数々の映画やドラマの撮影にも使われているらしく、BBCの埋めたタイムカプセルもありました。
一族は今もここの別棟に住んでいるとか・・・庶民には想像できません。
御屋敷の中もインテリアや蔵書などとても興味深かったです。
お城の中の教会で合唱が聴けたのも良かったです。
ヨークに滞在する機会があれば是非訪問してみるといいです。
tripadvisorより

キャッスルハワードの住所・アクセスや営業時間など

名称 キャッスルハワード
住所 Castle Howard, York, North Yorkshire, YO60 7DA
営業時間・開場時間 営業時間10:30~16:30
利用料金や入場料 17.50ユーロ
参考サイト http://www.castlehoward.co.uk/
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数々の遺跡残る公園「ミュージアム・ガーデンズ」

数々の遺跡残る公園「ミュージアム・ガーデンズ」

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ヨークの街中にある大きな公園。
園内には遺跡や歴史的建造物、建物が数多く残っていますが、中でも注目はセント・メアリーズ修道院跡。
1088年にイングランド王ウィリアム2世が建設したベネディクト修道院で、1539年に解散させられるまで使用されていました。
イングランド北部のベネディクト修道院としては最重要スポットとされており、13世紀後半の装飾的ゴシック様式の面影が現在でも残っています。
冬の時期は枯れた木と合わさり遺跡群の雰囲気が引き立つとされており、この時期に訪れるのも良いかも。

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ここはかつて、ベネディクト修道会のなかでも、イングランド北部でもっとも重要とされたセント・メアリーズ修道院があったところである。
ほかにもこの一角には、遺跡や歴史的建造物、建物が数多く残っている。
ヨークの旧市街を北にあるブ―サム城門から出てブ―サム通り、メアリーゲイト通りとたどってゆくと、左手にミュージアム・ガーデンの入口がある。
かつてのセント・メアリーズ修道院のノルマン式のゲイト・ハウス(門廊)をくぐると、左手の緑地のなかに、修道院の廃墟がある。
遥かなる わがヨークシャー (Faraway My Yorkshire)より

York Museum Gardensの住所・アクセスや営業時間など

名称 York Museum Gardens
住所 Museum Gardens, York, YO1 7FR
営業時間・開場時間 現地時間10:00-17:00
利用料金や入場料 大人 7.5ポンド、子供(16歳以下、大人同伴)無料
参考サイト http://www.yorkmuseumgardens.org.uk/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ロンドンから日帰りで行ける

ヨークは首都ロンドンとスコットランド・エディンバラの中間にあり、ロンドンのキングス・クロス駅から電車で2時間ほどで行ける場所にあります。
イングランド歴史の縮図ともいえるこの街で、長い歴史の跡をご覧になっては。
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