一生に一度は見てみたい! チェコの魅力溢れる郊外の町

チェコというとプラハやチェスキークルムロフへの観光が大人気ですが、ちょっとマイナーな町にも行ってみませんか? チェコにはまだガイドブックには大きく取り上げられていないけれども、とても素敵な町がたくさんあるんですよ! 今回はチェコの郊外の7つの町をご紹介いたします。

マリアーンスケー・ラーズニェの源泉で綺麗になろう!

マリアーンスケー・ラーズニェの源泉で綺麗になろう!

image by iStockphoto / 80213559

チェコの北西部は、温泉リゾートとして知られるエリアです。
カルロヴィ・ヴァリという大きな町から南へ車で約50分程のところにある、マリアーンスケー・ラーズニェもまた同様に温泉保養地として有名な場所で、各地から観光客が訪れています。
全盛期には政治家や芸術家の多くがこの町を訪れていました。
百年の時を遡ったようなロマンチックな街並みを、源泉をちびちび飲みながら探検してみてはいかがでしょうか。

マリアーンスケー・ラーズニェの住所・アクセスや営業時間など

名称 マリアーンスケー・ラーズニェ
名称(英語) Mariánské Lázně
住所 Mariánské Lázně, Czech
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://www.marianskelazne.cz/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

小島のように浮かぶロケト

小島のように浮かぶロケト

image by iStockphoto / 75862141

カルロヴィ・ヴァリから10km程の所にある小さな町ロケト。
昔はこの場所がドイツとの国境だったそうです。
チェコ語で人の肘のように湾曲に蛇行したオフジェ川の様子が名前の由来となっています。
ロケト城にはチェコ西部で作られた陶器や武器、城の歴史に関するものが展示されています。
地下には、かつてのボヘミア国王カレルIV世が父親であるヤン・ルクセンブルクによって監禁されていた刑務所もあります。
リアルな人形が展示されているので、怖くて中に入れない人もいるのだとか。

image by iStockphoto / 22364474

城の中庭には、ゴッドスタインという長い髭をたくわえた妖怪の銅像があります。
ひげ先に触れながら願い事を唱え、小銭を置いて行くと願い事が叶うのだと言われています。
ロケト城には展望台もあり、上から町と自然を眺めることができます。
川の中にちょこんと浮かぶ町は大変可愛らしく、見るものを魅了することでしょう。
歴史ある建物は、ゴシック建築やロマネスク建築が混在し、町並みを華やかに彩っています。

ロケト城の住所・アクセスや営業時間など

名称 ロケト城
名称(英語) Loket Castle
住所 Zámecká 67, 357 33 Loket, Czech Republic
営業時間・開場時間 現地時間9:00-18:30
利用料金や入場料 大人120コルナ、子供95コルナ、家族350コルナ、シニア95コルナ、学生95コルナ
参考サイト http://www.czechtourism.com/jp/c/loket-castle/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ドイツの影響を受けたへプ

ドイツの影響を受けたへプ

image by iStockphoto / 46120032

ドイツ国境に近い田舎町へプ。
隣国ということもあり、ドイツからの観光客が多く訪れているようです。
2か国間の交易の重要な中継地点であったことから、中世の時代には商業都市で発展を遂げました。
現在では、林業と自転車工業が盛んです。
街並みがドイツらしく見えるのは、第一次世界大戦後にドイツ領となり、住民のほとんどがドイツ系住民となったため。
第二次世界大戦後にはチェコスロヴァキア領に復帰し、ドイツ系の人々も祖国へ返されることとなったのです。
歴史の重さを感じながらも、つい小路に寄り道したくなるそんな可愛らしい町並みです。

一生に1度でいいから見てみたい! ミクロフのグリーンのカーペット

一生に1度でいいから見てみたい! ミクロフのグリーンのカーペット

image by iStockphoto / 96290169

所は変わってモラヴィア地方へ。
オーストリア国境に近いこのミクロフの町は、まるでおとぎ話の世界から出てきたような可愛らしい町です。
どこまでも広がるグリーンのカーペット、こんな大自然の中で思いきり深呼吸したら気持ち良さそうですね! この一面グリーンの世界が楽しめるのは4~10月限定だとのこと。
チェコは、ボヘミア地方ではビールがよく飲まれ、モラヴィア地方においてはワインがよく飲まれ同じ国でも習慣が違うのが面白い所です。

image by iStockphoto / 96365239

それもそのはず、モラヴィア地方ではワインの産地としてそこらじゅうにワイン畑が広がっているのです。
チェコは食事も美味しい国ですから、ワインを嗜む人にとっては最高のシチュエーションではないでしょうか。
また、ミクロフは街の中心部も魅力的! 歴史的な建物にはだまし絵的なものが描かれていたり、15世紀頃の要塞が今でも残されています。
「ヤギの丘」から見るミクロフの全貌も絶景なので、頑張って丘まで登ってみましょう。

チェコ最大のワインの生産地ズノイモ

チェコ最大のワインの生産地ズノイモ

image by iStockphoto / 23758249

こちらズノイモもブドウ畑広がるワインの産地で、チェコ国内で最大のワイン製造会社のある場所です。
ズノイモ近郊の町ロウカにあるプレモントレ会修道院は、数世紀に渡り中央ヨーロッパでもっとも重要な修道院の一つでした。
涼しい内部は、ワインセラーとして利用されている他、ワイン博物館、ショップ、そして絵画ギャラリーを見学することもできます。
また、ワインや歴史に関するお祭りが年間を通して頻繁に行われ、活気のある町ともなっています。

バチャの靴発祥の地ズリーン

バチャの靴発祥の地ズリーン

image by iStockphoto / 13906067

東モラヴィア地方の町ズリーン。
かつては人口3000人程の小さな町でしたが、トーマシュ・バチャが靴製造工場を創業した後に飛躍的に人口が増加しました。
彼は、第一次世界大戦中に、オーストリア=ハンガリー帝国軍に靴の支給を行いました。
彼の功績が認められ、1923年には市長に選出もされています。
石畳の上でも歩きやすいバチャの靴は、チェコだけに留まらず、世界70か国で愛用されています。

image by iStockphoto / 13906067

ズリーンは郊外の町とはいっても、かなり都会的な印象を受けるかもしれません。
それもそはず、この町の高層ビル建設が始まった頃のバチャの摩天楼は、ヨーロッパで2番目に高い建物でした。
とはいえ、ズリーンの中心部から離れるとモラヴィア地方らしいのどかな風景が広がります。
なんとも素敵なレシュナー城、そしてその隣には動物園。
大陸別に分けられた園内の構造が面白いとモラヴィア地方で最も人気のある観光スポットとなっています。

レシュナー動物園の住所・アクセスや営業時間など

名称 レシュナー動物園
名称(英語) Zlín-Lešná Zoo
住所 Lukovská 112, 763 14 Zlín 12, Czech Republic
営業時間・開場時間 現地時間10:00-17:00 (季節により変動)
利用料金や入場料 大人50コルナ、学生・シニア40コルナ、子供3-15才30コルナ、3才以下無料
参考サイト http://www.zoozlin.eu/chatteau-lesna
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

プラハの町並みははピーセクをお手本に造られた?!

プラハの町並みははピーセクをお手本に造られた?!

image by iStockphoto / 26322236

ピーセクは、チェコの中でも有名な町プラハとチェスキー・クルムロフのちょうど中間くらいに位置する町です。
ピーセクにある石橋は、プラハのカレル橋よりも先の1348年に造られたもので、橋の両脇には銅像が建てられたりしていてまるで小さなプラハを歩いているような気分になります。
完全に観光地化されていないながらも、町は完ぺきに美しい景観が保たれています。
ヨーロッパの街並みが好きな人には、オタヴァ川に沿った大広場は必見です。
チェコらしいカラフルな建物が建ち並び、撮影スポットになりそうなところがたくさん見つかりますよ。

郊外の町へは遠足気分で!

郊外の町では時間がゆったりと過ぎ、もっと深く素顔のチェコが見られることでしょう。
しかも、田舎に行くほど人々もとても親切なのが嬉しかったりします。
チェコ国内は列車やバスなどの交通網が網の目のように発達しているので、郊外へも意外とアクセスしやすいのです。
車窓からのどかな風景を眺めながら、遠足のような気分で郊外の町へ繰り出してみてはいかがでしょうか。
photo by iStock