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日本にはあまり馴染みのないモルドバという国。どこにあるの?と思われた方も少なくないかと思います。モルドバは東ヨーロッパにあり、ルーマニアとウクライナに挟まれた内陸国です。自然が豊富で物価も安いことから、他ヨーロッパの国々から観光地として注目されている国なんです。未知の国モルドバ、どんな国なのかちょっと覗いてみましょう。

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この国には80%近いモルドバ人が住んでいますが、民族や文化の面では隣国のルーマニアとほぼ同様です。
町中にはルーマニア語が良く聞こえ、道路標識や看板ももちろんルーマニア語で表記されています。
ですが、旧ソビエト連邦に属していた時代があったからか、未だにロシア語を話す人も多くいるようです。
ここモルドバの超有名人をご存知でしょうか?一昔前に爆発的に大ヒットした「恋のマイアヒ」を歌っていたグループO-Zoneは、ここモルドバの出身なんですよ!
キシナウの住所・アクセスや営業時間など
名称 | キシナウ |
名称(英語) | Chişinău |
住所 | Chișinău, Moldova |
営業時間・開場時間 | 24時間 |
利用料金や入場料 | 無料 |
参考サイト | http://www.chisinau.md/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
モルドバのミニ凱旋門
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首都キシナウのメインストリート、シュテファン・チェル・マレ通りにはパリの凱旋門のミニチュア版とも言える、小さな凱旋門が! 正式名称では、勝利の門というそうです。
1840年にロシアがトルコに勝利したことを記念に建てられた建造物です。
傍らには、モルドバの国旗がはためいています。
この近くに、三角の赤色のモニュメントが建っていて、そこには永遠の炎が収められていますよ。
1840年にロシアがトルコに勝利したことを記念に建てられた建造物です。
傍らには、モルドバの国旗がはためいています。
この近くに、三角の赤色のモニュメントが建っていて、そこには永遠の炎が収められていますよ。
勝利の門の住所・アクセスや営業時間など
名称 | 勝利の門 |
名称(英語) | Triumphal arch |
住所 | Piața Marii Adunări Naționale, Chișinău |
営業時間・開場時間 | 24時間 |
利用料金や入場料 | 無料 |
参考サイト | https://en.wikipedia.org/wiki/Triumphal_arch,_Chi%C8%99in%C4%83u 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
ナステレア大聖堂の住所・アクセスや営業時間など
名称 | ナステレア大聖堂 |
名称(英語) | Catedrala Naşterea Domnului |
住所 | Piața Marii Adunări Naționale 12, Chișinău |
営業時間・開場時間 | 8:00 – 16:00 |
利用料金や入場料 | 無料 |
参考サイト | http://mitropolia.md/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
地元の人々の台所 青空市場
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キシナウで最も活気に溢れているのが、青空市場。
かなり大きなマーケットなので、半日周っても飽きないかもしれません。
市場というところは、その国の雰囲気がよく表れる所。
その土地ならではのオリジナルの食べ物や雑貨、生活用品など、人々の生活を垣間見ることができますよ。
雑貨類においては、やはり旧ソ連下の流れからかロシアで有名なマトリョーシカなどを売るテントも見られます。
かなり大きなマーケットなので、半日周っても飽きないかもしれません。
市場というところは、その国の雰囲気がよく表れる所。
その土地ならではのオリジナルの食べ物や雑貨、生活用品など、人々の生活を垣間見ることができますよ。
雑貨類においては、やはり旧ソ連下の流れからかロシアで有名なマトリョーシカなどを売るテントも見られます。
青空市場の住所・アクセスや営業時間など
名称 | 青空市場 |
名称(英語) | Piata Centrala |
住所 | Strada Tighina, Chișinău MD-2001 |
営業時間・開場時間 | 店舗による |
利用料金や入場料 | 無料 |
参考サイト | https://ro.wikipedia.org/wiki/Pia%C8%9Ba_Central%C4%83_din_Chi%C8%99in%C4%83u 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
プーシキンの家博物館の住所・アクセスや営業時間など
名称 | プーシキンの家博物館 |
名称(英語) | Pushkin Museum |
住所 | Strada Alba Iulia 206/1, Chișinău 2071 |
営業時間・開場時間 | 10:00 – 16:00, 月曜休館 |
利用料金や入場料 | 10レウ |
参考サイト | http://network.icom.museum/icom-moldova/icom-moldova/moldova-museums/L/10/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
実はワインの名産地なんです!
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ヨーロッパのワインというとフランスやイタリア産のものが有名ですが、実はここモルドバもワインの名産地なんです。
国土の80%以上がワイン作りに適した丘陵地帯で、紀元前3000年頃から既にワインの生産が行われていました。
そのため、長年のワイン造りの知識が蓄積されていったのです。
良質なモルドバ産ワインは、ヨーロッパ各国の王室でも愛飲されています。
国土の80%以上がワイン作りに適した丘陵地帯で、紀元前3000年頃から既にワインの生産が行われていました。
そのため、長年のワイン造りの知識が蓄積されていったのです。
良質なモルドバ産ワインは、ヨーロッパ各国の王室でも愛飲されています。

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ワインが名産のモルドバ。
10月には葡萄の収穫時期を迎えワイン祭りが行われます。
普段、首都でありながら人が少ないキシナウでもこの時ばかりは地元の人も観光客も大勢やってきて盛り上がります。
また、キシナウ郊外にはギネスブックに登録された世界一長い「ミレス・ミーチ酒造」があります。
その長さ何と200km超え! ワイン繋がりでこちらも併せて見学されてみてはいかがでしょうか。
10月には葡萄の収穫時期を迎えワイン祭りが行われます。
普段、首都でありながら人が少ないキシナウでもこの時ばかりは地元の人も観光客も大勢やってきて盛り上がります。
また、キシナウ郊外にはギネスブックに登録された世界一長い「ミレス・ミーチ酒造」があります。
その長さ何と200km超え! ワイン繋がりでこちらも併せて見学されてみてはいかがでしょうか。
ミレス・ミーチ酒造の住所・アクセスや営業時間など
名称 | ミレス・ミーチ酒造 |
名称(英語) | Milestii Mici |
住所 | Strada Mitropolit Gavriil Bănulescu-Bodoni 45, Chișinău |
営業時間・開場時間 | 9:00 – 19:00 |
利用料金や入場料 | ツアーによる, 200レウ- |
参考サイト | http://www.milestii-mici.md/en/ 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
オルヘイヴェッキの洞窟教会
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キシナウ郊外にあるオルヘイヴェッキという田舎町。
青い空と大草原が広がり、馬車が交通手段としてつかわれているとてものどかな所です。
丘を上がった先に見えるのは、洞窟式に造られた修道院があります。
修道院が現役で使われていた頃には、実際にこの中で生活をしていた人もいたのだとか。
ここは断崖絶壁に建てられていて、傍らには大きな十字架もあります。
その十字架の周りを1周すると願いが叶うと言われているそうですが、足元には十分注意が必要ですね。
青い空と大草原が広がり、馬車が交通手段としてつかわれているとてものどかな所です。
丘を上がった先に見えるのは、洞窟式に造られた修道院があります。
修道院が現役で使われていた頃には、実際にこの中で生活をしていた人もいたのだとか。
ここは断崖絶壁に建てられていて、傍らには大きな十字架もあります。
その十字架の周りを1周すると願いが叶うと言われているそうですが、足元には十分注意が必要ですね。
オルヘイ・ヴェッキの岩窟修道院の住所・アクセスや営業時間など
名称 | オルヘイ・ヴェッキの岩窟修道院 |
名称(英語) | Orhei Vechi Monastery |
住所 | Manastirea Orhei Vechi, Butuceni |
営業時間・開場時間 | 24時間 |
利用料金や入場料 | 無料 |
参考サイト | http://www.moldovaholiday.travel/index.php?option=com_k2&view=item&id=13:old-orhei-orhei-vechi-monastery&Itemid=37&lang=en 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
未知の国家 沿ドニエストル共和国
モルドバの東側には、国家とは認められていない沿ドニエステル共和国という地域があります。
もともとこの地域に住んでいたロシア系の人々が、旧ソ連崩壊後のモルドバ独立に反発したことで、1990年に沿ドニエステル共和国として実質上の独立をしたのです。
独自の国旗を掲げ、独自通貨を発行し、入国の際にはもちろんパスポートチェックも行われます。
この地域でマップが買えないのは、機密国家だとされているからなのだそうです。
もともとこの地域に住んでいたロシア系の人々が、旧ソ連崩壊後のモルドバ独立に反発したことで、1990年に沿ドニエステル共和国として実質上の独立をしたのです。
独自の国旗を掲げ、独自通貨を発行し、入国の際にはもちろんパスポートチェックも行われます。
この地域でマップが買えないのは、機密国家だとされているからなのだそうです。
沿ドニエストル共和国の住所・アクセスや営業時間など
名称 | 沿ドニエストル共和国 |
名称(英語) | Pridnestrovian Moldavian Republic |
住所 | Tiraspol, Transnistria, Moldova |
営業時間・開場時間 | 24時間 |
利用料金や入場料 | 無料 |
参考サイト | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%BF%E3%83%89%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AB%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD 最新情報は必ずリンク先をご確認ください。 |
ミステリアスな国だからこそ行ってみたくなる
今回ご紹介した以外にも、綺麗な教会や自然の美しい景色が溢れるモルドバ。
そして、旅行者を温かく迎えてくれる気さくな人々が多い所でもあります。
観光客が多い華やかな場所に疲れたという人に、モルドバの素朴さが癒しを与えてくれるかもしれないですよ。
○モルドバへの行き方~飛行機
現在日本からの直行便はないため、ハンガリー、ドイツ、トルコなど近隣のヨーロッパ各国から飛行機を乗り継ぐことになります。
○近隣諸国からモルドバへ入る~列車
ウクライナのオデッサから約5時間、キエフ発は深夜にキシナウに到着するのでおすすめはできません。
ルーマニアのブカレスト北駅から13時間。
午前中にキシナウに到着します。
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