マルタ共和国観光なら次はここ!「ヴァレッタ」で見た絶景10選

マルタ共和国は地中海に浮かぶ小さな島国ですが、かつてはマルタ騎士団の本拠地として栄え、各地に壮麗な砦や街が築かれました。中でも首都・ヴァレッタは16世紀半ばにオスマントルコの脅威に備える要塞都市として造られて以来、イギリスの統治時代を経て現在は中世の貴重な街並みや建築を今に伝える世界遺産の街として知られています。今回はそのヴァレッタと周辺の風景を中心に、その歴史から紡がれる魅力的な風景をいくつか紹介します。

地中海に浮かぶ壮麗な城塞の街、ヴァレッタ

地中海に浮かぶ壮麗な城塞の街、ヴァレッタ

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ヴァレッタの東対岸にあるマルサムシェット港からはヴァレッタの街並みが一望できます。
ヴァレッタは1566年から当時の聖ヨハネ騎士団(のちのマルタ騎士団)の総長・ジャン・ド・ラ・ヴァレットにより難攻不落の城塞都市として、マルタ島東部の入り江に突き出たシベラス半島の丘の上に造られました。

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日が落ちた後、街々の灯りや海辺の船の灯火に照らされて琥珀色に輝くヴァレッタの街。
紺碧の海と空とのコントラストが織りなす絶景は港町ヴァレッタ、そしてマルタの魅力を語る上で欠かせません。

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朝焼けに照らされる静かなヴァレッタ、グランド・ハーバー沿いのアッパー・バラッカ・ガーデン付近。

首都ヴァレッタの住所・アクセスや営業時間など

名称 首都ヴァレッタ
名称(英語) Valletta
住所 Valletta, Malta
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.mtajapan.com/valletta.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

中世の香りが残るヴァレッタ旧市街

中世の香りが残るヴァレッタ旧市街

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ヴァレッタは街そのものが要塞として小高いシベラスの丘の上に築かれ、その発展につれて独特の形式を持った建物が相次いで造られて今に至る独特の魅力ある景観を形づくってきました。

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ヴァレッタの旧市街は格子状に形成され真っ直ぐな通路に沿って建物が整然と並ぶ、それまでのヨーロッパの都市としては斬新な設計でした。
目抜き通りのリパブリック通りをはじめ閑静な路地裏に至るまで、16世紀当時の雰囲気がそのまま色濃く漂っています。

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マルタ島から採れたハチミツ色の石材で造られ、色鮮やかに塗られたバルコニーや出窓がはめ込まれた家々などがみっしりと立ち並ぶ風景はヴァレッタの象徴です。

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丘の上に築かれたヴァレッタには坂や階段が多く、路地裏の小道には日本の長崎や尾道などを彷彿とさせる素朴な雰囲気が漂います。

マルタ随一の名港、グランド・ハーバー

マルタ随一の名港、グランド・ハーバー

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ヴァレッタに面したグランド・ハーバーは古代フェニキアの時代から天然の良港として地中海貿易で栄え、19世紀からはイギリスの重要な軍事拠点となるなど、多くの波乱の歴史の舞台となりました。

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イギリスが1979年にマルタを離れてからも、現在のグランド・ハーバーは観光用クルーズ船やヴァレッタと対岸との間のフェリーが行き交う風光明媚なスポットとして世界中から観光客が訪れ、ヴァレッタの人々にも親しまれています。

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左手にみえる見晴らし台の上にアーチ型の柱廊をそなえた庭園がアッパー・バラッカ・ガーデン。
右手端にみえる一段低い庭園がロウワー・バラッカ・ガーデン。
いずれも人気のビュースポットでありヴァレッタの憩いの場所です。

グランド・ハーバーの住所・アクセスや営業時間など

名称 グランド・ハーバー
名称(英語) Port of Valletta
住所 Il-Vittimi Furjanizi, Floriana, Malta
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

ヴァレッタ憩いの庭園からの展望

ヴァレッタ憩いの庭園からの展望

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1661年にイタリア出身騎士の引退所として造られたアッパー・バラッカ・ガーデンはヴァレッタのもっとも高い地点にあたり、対岸のスリーシティーズ(ヴィットリーオーザ、セングレア、コスピークワ)と呼ばれる3つの街、そしてグランド・ハーバーを一望できます。

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グランド・ハーバーを望む砲台は「サルーティング・バッテリー(礼砲の砲台)」と呼ばれ、庭園の建造から500年近くにわたり使用されてきました。
毎日正午を知らせる時報が発射され、人気のイベントになっています。
このほか、祝祭や記念日、要人の訪問などの特別な機会のたびに礼砲が慣らされます。

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アッパー・バラッカ・ガーデンの敷地内はヤシの木や島外の植物が植えられ、南国らしい優雅な雰囲気の中で散策を楽しむことができます。
イギリスの海軍や偉人にちなんだ彫像や記念碑なども見どころです。

ロウワー・バラッカ・ガーデンはアッパー・バラッカ・ガーデンにくらべて小規模ながら美しく整備された庭園や噴水があり、人も少なめでより落ち着いた雰囲気を味わえます。
中央のギリシャ神殿風の建物は1800年のフランスとの戦いでマルタ兵を支援して活躍した初代英国マルタ総督、アレクサンダー・ポールの記念堂です。

アッパーバラッカ ガーデンの住所・アクセスや営業時間など

名称 アッパーバラッカ ガーデン
名称(英語) Upper Barrakka Gardens
住所 Triq Sant\’ Orsla, Valletta Malta
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://4travel.jp/overseas/area/europe/malta/valetta/kankospot/10418159/
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壮絶な歴史の舞台、聖エルモ砦

壮絶な歴史の舞台、聖エルモ砦

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ヴァレッタ市街の北東、シベラス半島の先端に築かれた聖エルモ砦は、1565年のオスマントルコ包囲戦において約1ヶ月にもおよぶ激闘の地となりました。
第二次世界大戦にも爆撃に遭うなどの波乱の歴史が刻まれています。

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砦の内部は何層もの堅固な防御壁によって囲まれ、かつてのオスマントルコとの壮絶な戦いの名残りを色濃く残しています。
毎週日曜日には見学ツアーが行われ、定期的に「イン・ガーディア」という聖ヨハネ騎士団時代の軍事訓練を再現した史劇イベントが開催されます。

聖エルモ砦の住所・アクセスや営業時間など

名称 聖エルモ砦
名称(英語) Fort st.Elmo
住所 Fort st. Elmo, Valletta, Marta
営業時間・開場時間 現地時間9:00-18:00
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://4travel.jp/overseas/area/europe/malta/valetta/kankospot/10161189/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

洋上の花火に照らされる古都の夜景

洋上の花火に照らされる古都の夜景

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毎年4月末には2004年にマルタがEUに加盟したことを記念して、グランド・ハーバーにてマルタ国際花火大会が開かれます。
マルタをはじめ各国のチームが出場し華麗な技を競い合い、年を追うごとに世界的に人気を集めるイベントとなっています。

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ロウワー・バラッカ・ガーデンの隣にある戦争記念塔(シエージュ・ベル)から眺める花火。
ヴァレッタではこのほかバリエラ埠頭などが花火鑑賞の人気スポットです。

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マルタではこのほか、クリスマスや復活祭、カーニバルなどの祝祭日ごとに花火が打ち上げられ、ヴァレッタの街の夜空を彩ります。

500年の歴史が織りなす魅惑の景観!

波乱の歴史の中で数々の素晴らしい文化を生み出し築いてきたヴァレッタ。
中世の姿を色濃く残しつつも、現在は世界中の人々が観光や留学に訪れる都市として、新たな魅力を生み出し続けています。
かつての騎士たちが眺めた風景の中に現代の活気が入り交じる地中海の街の魅力を、ぜひその地で実際に体感してみてください。
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