法隆寺の基礎情報から見所を徹底解説

奈良県観光なら「法隆寺」は必見!ということで、今回ご紹介するのは「法隆寺」です。聖徳太子ゆかりの寺院としても有名な法隆寺ですが、どんなところ?と、ちょっとWikipediaをみたところで、色々書いてあってよくわからない!それくらい歴史が深い法隆寺の魅力をわかりやすく簡単にご紹介していきます。ちょっとした豆知識もご紹介しますので、覚えていってくださいね!

法隆寺とは?

 

法隆寺とは?

奈良県生駒郡斑鳩町にある「法隆寺」は、7世紀に建てられたという聖徳太子ゆかりの寺院です。
「日本書紀」によると、聖徳太子(厩戸皇子)が、推古9年(601年)に、飛鳥からこの地に移ることを決め、宮室(斑鳩宮)の建造に着手し3年後の推古13年(605年)に斑鳩宮に移り住んだとあります。
法隆寺の東院の所在地が、斑鳩宮の故地であり、この斑鳩宮に接して建立されたのが「斑鳩寺」つまり、現在の法隆寺になります。

法隆寺の西院伽藍は、現存の「世界最古の木造建築物群」として「法隆寺地域の仏教建造物」の名で世界遺産にも登録されているのですが、日本書紀に、法隆寺が一度全焼している旨が記載されていることがわかり、再建された物なのか、そうでないのか、専門家たちの間では論争が巻き起こりました。
日本書紀は疑わしい、ですとか、珍しい建築様式なので、再建はありえないですとか…結局、最近になって、デジタル技術を使い分析したところ、7世紀後半に再建されたものであることが裏付けされたそうです。
とはいえ、裏付けされただけ、ということで、まだまだ、納得いかない部分も多い為、論争は密かに続いていくことでしょう…。

法隆寺のみどころは?

 

法隆寺のみどころは?

法隆寺は、西院伽藍(さいいんがらん)を中心に、世界最古、飛鳥時代の木像建造物であると言われる、五重塔と金堂、中門、回廊などが、建ち並びます。
なかでも、中門にある、金剛力士像は、東大寺にある金剛力士像よりも、力強さを感じられると評判です。

法隆寺のご本尊が祀られている金堂は、国宝です。
内部天井には、天人と鳳凰が、優雅に飛び回る様が美しい天蓋が吊るされており、壁には壁画が描かれていたのですが、焼損により、現在はパネルで再現されています。
ん?やっぱり全焼したの?なんて、気になったりしちゃいますよね。

木造五重塔としては、現存世界最古のと言われる、法隆寺の五重塔は仏舎利。
お釈迦様の遺骨を納める場所です。
初重内陣のみ公開されており、東西南北、それぞれの面に、塔本四面具(国宝)と呼ばれる塑造(そぞう=粘土で作られた立体彫像)の群像が安置されています。
当初、初層内部は、壁画も描かれていたそうですが、残念なことに、漆喰を塗ったさいに剥がれ落ちてしまったそうです。
ちなみに、北面に「横たわるお釈迦様を見送る弟子たち」を描いた彫像があるのですが、お釈迦様の頭のあたりに「人ではない生き物」が隠れているそうです。
一体何が?!

ちょっと豆知識 その1 ~お釈迦様の入滅~

 

ちょっと豆知識 その1 ~お釈迦様の入滅~

入滅というのは「釈迦の死」のことを言うのですが…よく、北枕は縁起が悪い!なんていいますよね?それってなんでだかご存知ですか?実は、この釈迦の入滅が起源なんです。
「涅槃像」を思い浮かべてください。
基本的に、お釈迦様がお亡くなりになった「入滅」は、全て北枕で横たわっているのです。
そのため、仏教が中心の日本では、北枕はよくない、と言われるようになったんです。
ちなみに、法隆寺の五重塔にある入滅の彫像は、北枕ではなく、自らの手枕で横たわっていない、のですが、これは、世界的に見ても、とっても珍しい入滅シーンとなっています。
誰かと一緒に行かれた際に、教えてあげてくださいね!

※写真は、涅槃像です。
法隆寺の物ではありません。

ちょっと豆知識 その2 ~実はちょっと膨らんでます~

 

ちょっと豆知識 その2 ~実はちょっと膨らんでます~

中門、回廊も世界最古の木像建造物になるのですが、この回廊の柱、よくみると…ただの円柱ではありません。
柱の中央が膨らんでいる「エンタシス」という技法が使われています。
これは、パルテノン神殿などのギリシャの神殿でも使われている技法で、柱の中央が膨らんでいることにより、柱が凛と、よりいっそう真っすぐ見える視覚効果があるそうです。
エンタシスが使われているのは、法隆寺の中でも、この回廊だけだそうで、これもまた、一緒にいる誰かに話したくなりませんか?

法隆寺はココ!

 

法隆寺はココ!

法隆寺の住所は、奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1−1 (電話0745-75-2555)

法隆寺は、駐車場がありません。
電車でのアクセスをおすすめします!JR法隆寺駅より徒歩約20分、バスをご利用の場合は「法隆寺門前」行きに乗り、法隆寺門前下車です。
なお、どうしても、車で!という方は、西名阪自動車道の法隆寺I.Cを降りて15分ほどの所に法隆寺がありますが、その途中、コインパーキングを探す必要があります。
法隆寺周辺にある、パーキングの相場は、1日500円程。
観光協会(法隆寺iセンター)、飲食店、お土産店の専用駐車場は、お店を利用すると、駐車料金サービスがあるので空いていればそこがベストです。

拝観時間ですが季節により異なりますのでご注意ください。
2月22日~11月3日は、午前8時~午後5時で、11月4日~2月21日が、午前8時~午後4時半となっています。
料金は、西院伽藍内、大宝蔵院、東院伽藍内共通で、一般/1人 1500円/小学生750円。
30名以上で団体割引が適用されますので詳しくは公式HPをご覧ください。

法隆寺の住所・アクセスや営業時間など

名称 法隆寺
住所 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1−1
営業時間・開場時間 午前8時-午後8時(2/22-11/3) 午前8時-午後4時半(11/4-2/21)
利用料金や入場料 一般1,500円/小学生750円
参考サイト http://www.horyuji.or.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

さあ、旅に出かけよう!

 
奈良県観光なら「法隆寺」は必見!ということで法隆寺をご紹介してまいりました。
歴史のある法隆寺、多くの国宝、重要文化財があり、小難しいお話をしようと思えばいくらでもあるのですが、百聞は一見に如かず!法隆寺って「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」の法隆寺?くらいの気持ちで全然大丈夫です。
行けばきっと知りたくなる、そんな魅力が満載の法隆寺、知っているけど行ったことない、なんて勿体ないですよ!ぜひ、これを機に今後の旅のプランに織り込んでみてくださいね。

photo by PIXTA