日本の滝100選「白糸の滝」が美しい!絶景と周辺観光スポット

静岡県富士宮市にある名勝「白糸の滝」は、古の時代から富士山への崇拝とともに、美しい風景をながめて癒される人たちが絶えない場所です。一年を通じて豊富な水が流れる美しさは絶景であり、周辺観光とあわせてドライブにもおすすめスポットを紹介します。

豊富な水量は富士山の雪解け水

高さ20メートル幅150メートルに渡る幅の広い岩壁から、白い絹糸のように幾筋もの水が流れ落ちる様子から「白糸の滝」と呼ばれるようになりました。
この水はどこから流れてくるのかというと、富士山が噴火したときに積もった水を通さない地層の上と水を浸透させる比較的新しい火山層との境から富士山の雪解け水が湧き出すのだそうです。
その水量は、平均して毎秒1.5トンといわれるほど豊富で、水温は12度くらい。
手で触れると夏でも冷たく清らかな水です。

白糸の滝の住所・アクセスや営業時間など

名称 白糸の滝
名称(英語) Shiraito Falls
住所 静岡県富士宮市原上井出
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト 詳細はこちら
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

白糸の滝の歴史

鎌倉時代、源頼朝が征夷大将軍の時期にこの滝に立ち寄り、滝に花がながれ落ちる様子を見てこの上にはどんなに美しい姫がいるのだろう、という唄を詠みました。
戦国時代から江戸時代初期になると、富士山信仰の一つである富士講の開祖、角行が修行をした地であったことから、多くの人が集まる信仰の地ともなりました。

現代になり昭和11年に「白糸ノ滝」として国の名勝および天然記念物に認定、昭和25年「観光百選滝の部」1位に、平成になり「日本の滝百選」にも選定され、世界文化遺産登録された富士山の構成資産として、平成25年に認定されています。

すぐ近くには「音止めの滝」も

白糸の滝を観光する時にあわせて見逃せないのが「音止めの滝」です。
白糸の滝と同様に、日本の滝100選にも選ばれており、落差25メートルの滝は、女性的な雰囲気の白糸の滝とは対照的に、雄々しく豪快さを感じさせる滝です。
白糸の滝の散策コースの一部となっているので、看板にしたがって行けば見ることができます。

音止めの滝の住所・アクセスや営業時間など

名称 音止めの滝
名称(英語) Otodome Falls
住所 静岡県富士宮市原上井出
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト 詳細はこちら
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

轟音なのに音止めとは

t.amako0901 (引用元:Instagram)

白糸の滝に、源頼朝が訪れたのと同じ時のこと。
頼朝主催の狩りに参加していた工藤祐経を、幼い頃から父の敵討ちを誓い機会をうかがっていた曾我祐成・時致兄弟が狙っていました。
曽我兄弟はこの狩りの最後の晩に工藤の首をとろうと密談をしていましたが、滝の轟音で声がさえぎられ、この相談が終わるまでは音を止めてください、と神様に念じたところ一時滝の音が止んだ、という伝説があります。
その晩、兄弟は見事に仇を討ち、武士社会においての模範といわれる親の仇討ちとの伝えもあり、音止めの滝の名前の由来とされています。

季節ごとのおすすめ

白糸の滝が一番混雑すると思われるのが、紅葉シーズンです。
駐車場も満車になってしまうのも早く、近くの紅葉スポットとあわせて道路も渋滞気味になりますが、それだけに色づいた葉と滝の眺めは絶景です。
また冬には、雪が積もることもあり、白く化粧をした自然の中の滝を見ることができ、空気が澄んでいる分、富士山もくっきりと眺められるでしょう。

高原へのドライブとあわせて、涼をとりに冷たい水に触れられる夏はファミリーにはおすすめです。
午前中の早い時間帯または太陽が傾きはじめるころになると虹がかかった滝を写真におさめやすくなるかと思います。


白糸の滝へのアクセス

白糸の滝へのアクセスは車やバイクが便利です。
東名高速富士インターから約40分、新東名高速新富士インターから約35分、西富士道路の上井出インターチェンジを下りて5分程。
道路には案内の看板もでており、公共の駐車場も整備されています。
駐車場からは歩いて5分ほどで音止めの滝、さらに5分程で白糸の滝のそばまで行けます。
散策道は舗装されており、展望場所までは車いすでも行くことができ、歩道沿いには土産物店や食事処もあります。
また富士宮駅からは公共のバスもでています。


パワースポットとして巡るのもおすすめ

yukikura0903 (引用元:Instagram)

滝でマイナスイオンを浴びて、心がリフレッシュしたら、同じ富士宮市にある、富士山本宮浅間大社もぜひ訪ねてほしい場所です。
富士山を浅間大神として祀った神社の総本宮であり、徳川家康の保護をうけて、現在の神社が建てられました。
かつては富士山に登る前に、この本宮に湧く富士山の水で、身体を清めてから出発されたという湧水地も現存しています。
白糸の滝と同様、富士山信仰の一つの場であり、世界文化遺産の構成資産の一つでもあります。

富士山本宮浅間大社の住所・アクセスや営業時間など

名称 富士山本宮浅間大社
名称(英語) Fujisan Hongu Sengentaisha
住所 静岡県富士宮市宮町1-1
営業時間・開場時間 4-9月5:00-20:00、11-2月6:00-19:00、3・10月5:30-19:30
利用料金や入場料 無料
参考サイト 詳細はこちら
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

富士山文化のひとつとして

富士山がユネスコの世界文化遺産に登録され、山単体としてだけでなく、周辺の歴史ある場所や自然が創りだしたものがその価値を維持し高めているものとして、構成している資産として25カ所認定されています。
古くから人々の崇拝の対象となった富士山のように、この白糸の滝も、富士のすそのにあって、富士山信仰の地として構成資産の一つとして認定されています。

近くには観光スポットも点在

ここのエリアには、富士山をながめられる場所も多く、富士山本宮浅間大社もその一つですが、朝霧高原もおすすめの場所です。
西富士道路をさらに山梨側へ直進していくとあり、牛や馬とふれあえる牧場や高原ならではのグルメを堪能できるドライブインへ立ち寄ってはいかがでしょう。
夏場でも涼しい高原で一休みしつつ、すぐそばにそのを広げた富士山をながめることができます。

朝霧高原の住所・アクセスや営業時間など

名称 朝霧高原
名称(英語) Asagiri Plateau
住所 静岡県富士宮市418-0101
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト 詳細はこちら
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

細かな滝の水しぶきを浴びて

富士山をめぐるコースの一つとして、おすすめの白糸の滝です。
ぜひ滝つぼの近くまで行き、風景ときれいな水を堪能してください。