運河沿いの街並みが美しい・オランダの小都市「ライデン」で見ておきたいスポット5選

オランダ南西部の南ホラント州に属し・アムステルダムの南西36kmに位置する街ライデン。新旧のライン川の合流地点にあたる地にできた人工の丘から形成された街で、現在はオランダ最古の大学・ライデン大学が本拠を構える大学都市に。かつて形成された美しい街並みは現在も残っており、レストランやアンティークなどのショッピングエリアは多くの観光客で賑わいます。今回はそんな運河沿いの街並みが美しい小都市・ライデンの観光スポットを見ていきましょう。

街の魅力を表現している「旧市街」

街の魅力を表現している「旧市街」

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ライデン旧市街は最高の保存状態で街並みが残る街のシンボル。
縦横に巡らされた運河沿いには何百もの優雅な家々、国定史跡や教会が並び、その美しい街並みはライデンという街の大きな魅力となっています。
この地は画家レンブラント・ファン・レイン(1606-1669)の生家があった場所で、跡地には家があったことを示すプレートも。
多くの作品を生み出したアトリエはアムステルダムにあり、ここでレンブラントに興味を持った方はそちらにも行ってみては。

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市庁舎ではルネサンス式のファサードを見ておこう

 市庁舎ではルネサンス式のファサードを見ておこう

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旧市街の細い路地を抜けブレー通りに出ると、そこに突然現れる市庁舎。
ルネサンス様式のファサードは16世紀に造られたもので、この市庁舎のトレードマークとして長く親しまれてきました。
市庁舎は1929 年の火災で出生証明書などの文書が焼失してしまう大きな被害を受けますが、このファサードは無事。
建物はその後オランダ人建築家リーフェン・デ・ケイの手で再建が行われ、その際に階段の獅子像や大きなアーチ形の扉などが完成。
美しいファサードと個性的な外観、荘厳な雰囲気をしっかりと感じてきては。

ライデン最初の教会「聖ピータース教会」

ライデン最初の教会「聖ピータース教会」

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1121年にライデン最初の教会として建設された教会。
現在ある後期ゴシック様式の建物は14世紀に建てられたもので、15世紀に一部が拡張されました。
建設当時はカトリック教会でしたが1566年以降の宗教改革で大きな被害を受け、6年後の1572年からはプロテスタントの教会に。
カトリック時代の聖像などは残っていませんが、15世紀が起源とされるパイプオルガン、後期ゴシックの説教檀や約10個の記念石は現在も健在。
内部には巨匠のヤン・ステーンやジョン・ロビンソンの墓があり、大学の卒業式やコンサートなどのイベントにも使用されています。

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この街の代表的風車「デ・ファルク風車」

この街の代表的風車「デ・ファルク風車」

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1785年に建てられたこの風車は別名「ザ・ファルコン」と呼ばれるデ・ファルク風車。
ライデンで有名な風車の1つで、この地の観光地としては最もよく知られる観光地でもあります。
1966年には博物館としてリニューアルし、館内にはオランダで唯一残る粉屋の住居や1900年製の応接間の家具、穀物製粉の歴史的道具を展示。
粉挽きや石造りに使用したロフトなども残されており、内部では今でも穀物などの粉ひきを行っています。
そこでひいた全粒小麦粉は購入することもできるため、お土産に購入を考えてみては。

もう一つの風車「デ・プット」も見ておきたい

もう一つの風車「デ・プット」も見ておきたい

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ライデンの市街地に残る代表的な風車のもう一方とされているのがこのデ・プット。
1619年に粉挽き用風車として市壁の上に造られたもので、ライデン出身の画家レンブラント・ファン・レイン(1606-1669)が住んでいたころに存在していたもの。
風車近くに建てられている橋はレンブラントの名から名づけられた「レンブラント橋」で1817年に一度は破壊されますが、1983年に風車と同時に復元されました。
小さい運河沿いの街・ライデンの風景をここでも感じられるでしょう。

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オランダの「小京都」と呼ばれることもある

美し景色と歴史的な建物が残るライデンは、その風景から「オランダの小京都」という呼び方をする人もいることで有名。
次回の旅は「オランダの小京都」ライデンで歴史と文化を感じる旅を満喫してみてはいかがでしょうか。
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