「清水寺」っていつできたの?行く前に知っておきたい歴史やアクセス、見どころ

1200年以上の歴史を重ねる「音羽山 清水寺」。京都の東山エリアに位置し、京都観光では外すことのできない場所です。伝統ある建造物の見どころや音羽山の自然がみせてくれる季節ごとの風景など、清水寺でおさえておきたいスポットを紹介します。

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いつごろできたのでしょうか

 

いつごろできたのでしょうか

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清水寺がひらかれたのは、奈良時代の末期778年。
修行をしていた延鎮という僧が、ある日北へ向うよう夢のお告げをきき、現在の地である音羽山に入りました。
そこで金色に輝く水流をみつけ源をたどっていくと、千手観音を念じ続ける修行僧に出会い、その方こそ観音の化身と悟り、観音像を彫りこの地に安置したことが、清水寺の始まりといわれています。

寺院の多い京都においても、平安遷都以前からある数少ない歴史あるお寺の一つであり、ユネスコの世界文化遺産に登録されたこともあり、世界中から多くの参拝者が訪れます。

音羽山清水寺の住所・アクセスや営業時間など

名称 音羽山清水寺
名称(英語) Kiyomizu-dera Temple
住所 京都府東山区清水1丁目294
営業時間・開場時間 6:00-18:00(夏時間有り)、4月11日-7月の週末6:00-18:30、8・9月6:00-18:30
利用料金や入場料 大・高400円 小・中200円
参考サイト http://www.kiyomizudera.or.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

境内へはまず正門から

 

境内へはまず正門から

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音羽山の中腹にひらかれた広大な清水寺には、国宝や重要文化財を含めて13の建物があります。
先ず通るのが、正門として建てられている棟高約14メートルの、室町時代再建当時の特徴ある「仁王門」です。
鎌倉時代の様式で造られた高さ約3.5メートルの金剛力士像がお寺を警護するように左右両側に立っております。
正門をくぐると右手に極楽浄土への入り口としての「西門」があり、こちらは華やかな文様がされています。

6本の柱で守られる「鐘楼」

 

6本の柱で守られる「鐘楼」

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仁王門を入った左手にあるのが、京の街に音色を響かせている大きな鐘のある鐘楼です。
現在の大きな鐘は平成になって奉納された5代目で、重さは2トン以上。
一般的な鐘楼は四隅に柱が建てられていますが、清水寺では重い梵鐘を吊るすために柱を増やして6本で支えています。
柱の上には、桃山様式の彫刻が鮮やかに飾られているので、見上げてみてください。
由緒ある清水寺で、煩悩を払うために大晦日の鐘をつきたいという場合は、予約制でつくことがもできます。

美しい朱色の建築美もみどころ

 

美しい朱色の建築美もみどころ

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仁王門、西門、鐘楼に続き、朱色で美しく塗られた丹塗り(にぬり)の建物が、「三重塔」「経堂」と続きます。
三重塔は平安時代に建てられましたが、現在の塔は平成12年に建て替えられたもので、高さ約31メートル。
京都東山のシンボルとしてそびえたたち、内部には大日如来像が祀られています。
経堂は、同じく平安時代に全国から学問僧が集まる講堂として栄え、現在も年に1回涅槃会が催されます。

ここは外せません 「清水の舞台」

 

ここは外せません 「清水の舞台」

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さらに進むと清水の舞台も目に入ってきますが、先ずは本堂へぜひ入りましょう。
丸い太い柱が並ぶ廊下をめぐり、平安時代の造りをそのままにした建物内には、数多くの仏像も安置され、歴史と信仰の深さを感じながら拝観できます。
ご本尊の千手観音像の左右には、二十八部衆、風神、雷神がずらりと並んだ圧巻の様子は、特別法要の際に間近でみることができます。

下から見上げる舞台もおすすめ

 

下から見上げる舞台もおすすめ

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「清水の舞台から飛び降りる気持ちで…」と表現されるように、最長約12メートルの巨大な欅の柱の上にあり、ビルの高さでは4階建て相当にもなる本堂から張り出した舞台が「清水の舞台」です。
「懸造り(かけづくり)」という工法で建てられ、釘を使わずに木材の組み方の技術により支えられている木造建築です。
ヒノキの板を敷き詰めた舞台は約190平方メートルあり、現代もさまざまな舞台奉納が行われています。

願いこめて一口いただく「音羽の滝」

 

願いこめて一口いただく「音羽の滝」

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清水寺が開かれ寺名の由来となったのが、この瀧です。
京都盆地の地下伏流水がこんこんと湧き出て、流れ出る清水は「黄金水」「延命水」と呼ばれています。

3筋の水が流れていますが、向かって左から「延命長寿」「学業成就」「恋愛成就」のご利益があるといわれていますので、どれか一つを選んで一口いただきましょう。
欲張っていただきすぎると、ご利益がへってしまうそうなのでご注意を。

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ライトアップもみどころ 「特別拝観」

 

ライトアップもみどころ 「特別拝観」

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古い建築美や自然の美しさに加えて、近年の清水寺の観光スポットとなっているのが、夜の特別拝観です。
年に3回、清水寺境内から夜空へむけて一筋の青い光が放たれます。
観音様の慈悲のお気持ちを光で表していて、京都市内からも東山方面の夜空を見上げると、1本の矢のように真っ直ぐな光を見ることができます。
間近でみたい場合には、日中の参拝時間後に一度門は閉じられますので、改めて開門されたら受付けを通って境内で拝観できます。

参拝には「清水坂」をゆっくり上って

 

参拝には「清水坂」をゆっくり上って

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清水寺の境内までは、ゆったりとした坂道となっています。
徒歩で10から15分程の距離ですが、その坂道の両脇には京都らしい和の建築スタイルを活かしたお店がならんでいます。
一休みできる甘味処、ランチにおすすめのお店や土産物店もありますので、参拝後にゆっくりと歩いて楽しんでください。

清水寺へのアクセスは 市営バス停「五条坂」下車、徒歩10分  電車では「清水道」下車、徒歩10分 車の場合は近隣の駐車場を利用するようになります。

 

何度も訪れたい清水寺

 

古くから参拝者が絶えることなく、修学旅行生や海外からの観光客も多い清水寺です。
由緒あるお寺の歴史や文化的価値などを知って、季節ごとの風景を楽しみに訪れたいものです。
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