美しい噴水と街並みの設計…「サン・ピエトロ広場」でイタリア観光を満喫しよう!行く前に知りたい秘密

イタリア旅行なら「サン・ピエトロ広場」は外せない!という事で、サン・ピエトロ広場をご紹介します。世界最大級の大聖堂の目の前に広がるサン・ピエトロ広場に隠された秘密?!隣接する大聖堂の美術品が原因の病!?広場があるバチカン市国への行き方など、今後の旅のプランにお役立てください。

サン・ピエトロ広場って?

サン・ピエトロ広場って?

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バチカン市国の南東端に位置する、カトリック教会の総本山「サン・ピエトロ大聖堂」の正面にある、楕円形の広場が「サン・ピエトロ広場」と呼ばれる広場で、1656年~1667年に、バロック芸術の巨匠と呼ばれる「ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ」の設計により建設されました。
古代ギリシャ建築様式の1つである「ドーリア式」円柱で造られた列柱廊と、140体もの聖人像に囲まれた広場の中央には、オベリスク(記念碑)が立っています。

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カトリック教会総本山であるサン・ピエトロ大聖堂が隣接することからでしょうか?世界中から救いを求めて、ここサンピエトロ大聖堂へ訪れる多くの人々を見て、ベルニーニは「サン・ピエトロは、全ての教会の母である」という思いが常にもち、そこから「両腕を広げ人々を受け入れる」というイメージを取り入れ、このような、円形の広場が作られたそうです。
また、コロッセオ(闘技場)からも、インスピレーションを受けていたという話もあります。

サンピエトロ広場の住所・アクセスや営業時間など

名称 サンピエトロ広場
名称(英語) Piazza San Pietro
住所 Piazza San Pietro, 00193 Vatican City
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%A8%E3%83%88%E3%83%AD%E5%BA%83%E5%A0%B4
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サン・ピエトロ広場と言えばやっぱり大聖堂

サン・ピエトロ広場と言えばやっぱり大聖堂

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キリスト教の教会の中でも、世界最大級という大きさのサン・ピエトロ大聖堂が作られたのは、4世紀で現存の聖堂は、2代目(1626年に完成)。
高さは、約120m、最大幅は、約156m、長さは、211.5mで、総面積は、49,737m²。

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大聖堂内部、ドームの巨大さ、そして、美しい装飾には圧倒されますね。
ちなみに、大聖堂の開館時間は、7:00~(閉館は季節により異なる)、ドームは8:00~(閉館は季節により異なる)で、大聖堂の入場料金は無料、ドーム入場料は、エレベーターを利用した場合は、7ユーロ、階段を利用すれば 5ユーロです。
※改定されることもありますのでHPを事前にご確認ください。

サン・ピエトロ大聖堂の住所・アクセスや営業時間など

名称 サン・ピエトロ大聖堂
名称(英語) Basilica di San Pietro
住所 Basilica di San Pietro in Vaticano, Piazza San Pietro, Roma
営業時間・開場時間 大聖堂 (10/1-3/31) 7:00-18:30 , (4/1-9/30) 7:00-19:00 ドーム (10/1-3/31) 8:00-17:00 , (4/1-9/30) 8:00-18:00
利用料金や入場料 大聖堂:無料、 ドーム:有料。HPを参照
参考サイト http://www.vatican.va/various/basiliche/san_pietro/index_it.htm
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美しい芸術品の数々が引き起こす「病」?!

美しい芸術品の数々が引き起こす「病」?!

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サン・ピエトロ大聖堂で有名なのが、ミケランジェロ作「ピエタ」です。
1499年に造られた、こちらのピエタは、大理石で出来ており、高さは174 cm、幅が95 cm。
「ピエタ」とは「哀れみ」「慈悲」という意味を持ち、死んでしまったイエスキリストを十字架から降ろし抱く、聖母マリアの事を指しています。
こうしてみると、聖母マリアは、かなりの大柄なんですね…ちなみに、ミケランジェロは、4体のピエタを制作していましたが、サン・ピエトロ大聖堂にあるピエタ以外は、全て未完成のままだそうです。

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う~ん、どれももっと近くで、じっくり見てみたいですね…あ、そうそう、サン・ピエトロ大聖堂を含むイタリア観光にて、美しい装飾品がもとで観光客がかかると言われる「スタンダール症候群」という病気をご存知ですか?1979年、フィレンツェの精神科医師「ガジエッラ・マゲリーニ」が指摘した病で、症状はといいますと、膨大な芸術作品群をできる限り沢山見てまわらなければ!という、強迫観念が生まれ、観光を楽しむどころか、頭痛などを引き起こすというものでした。
大聖堂の美術品は、トラヴェルティーノ像が「165体」、ストゥッコ像が「125体」、大理石彫像が「110体」、ブロンズ像「40体」と、大作揃いで、尚且つ、祭壇画も合わせるとさらに膨大な数に…聖堂内にある「歴代教皇の墓」が147基もありますし、あまりにも作品数が多い為「全部見なきゃ、帰れない!」となってしまうのでしょうか…この様な症状に見舞われないように、ぜひ、何度でも訪れて、余裕をもって芸術品を楽しんでほしいものです。

広場に隠されたポイントに立つと…

広場に隠されたポイントに立つと…

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サン・ピエトロ広場は、4列も重なる数多くの柱に囲まれています。
なので、広場の中に居ても、柱が邪魔をして、外側の景色があまり見えません。
無数にある柱が、まるで壁のようになっているのです。
ただし!広場にある「ポイント」に立つことで、その景色が一変します。

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そのポイントがこちら。
「centro del colonnato」=「円柱の中心」と書かれた、このマークのある場所から見ることで、まるで壁のように重なっていた4列の柱が重なり、円柱広場の外の景色が見えるようになります。
これは、作者のベルニーニが、信者にとって閉鎖された空間でありながらも、世界中、多くの人々、信者をいつでも迎え入れられるように、との深い思いがあって、この隠されたポイントを作ったと言われています。
「おお!」と思わず声が出ちゃう、サン・ピエトロ広場で必見のポイントですよ!

サン・ピエトロ広場、バチカン市国へは何で行く?

サン・ピエトロ広場、バチカン市国へは何で行く?

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東京からイタリアのローマまで、直行便で約13時間、乗り継ぎ便で、約15時間かかります。
広場のあるバチカン市国へは、地下鉄で「オッタヴィアーノ(Ottaviano)」駅を目指し、下車すれば、広場までは、徒歩で約10分(約700m)です。
タクシーで直接広場へ行きたいのであれば「Piazza San Pietro(ピアッツア サン ピエトロ)」=「サン・ピエトロ広場」と、運転手さんに告げれば大丈夫です。
バスは、どの路線も本数が多くないようなので、地下鉄移動やタクシーがいいかもしれません。
ただし、ローマでは、法外な料金をせしめるタクシーも多く走っているそうなので、街中で捕まえる事はせず、必ずタクシー乗り場から乗るようにしましょう。
ちなみに、ローマの定額制タクシーは「白」だとのことで、色にも注意しましょう!

さあ、旅に出かけよう!

イタリア旅行なら「サン・ピエトロ広場」は外せない!という事で、サン・ピエトロ広場をご紹介してまいりました。
広場なので誰でも立ち寄ることができるうえ、数々の芸術的建造物を楽しむことができるサン・ピエトロ広場、イタリアにいったら、ぜひ一度は立ち寄っておきたいスポットです。
ただし!くれぐれも、スタンダール症候群には、注意してくださいね!
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