洛陽観光で見たい、中国の歴史を感じる絶景10選

中華人民共和国の江南省西部にある都市、洛陽に行ってみませんか。古来、日本でも京都を洛陽とよび、上京することを「洛上すると」言い、「洛中洛外図」が残っています。三国志で有名な曹操がここに都を置きました。洛陽はまさに古代の中国王朝の首都だったのです。洛陽で絶対に見逃せないのが、龍門石窟です。同じ仏教文化を受け継いだ国民として、そのルーツの一端を見ることは大いに意義があると思います。牡丹園と少林寺も紹介します。

龍門石窟廬舎那仏を含む4体

 

龍門石窟廬舎那仏を含む4体

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北京首都国際空港より西安空港へ飛行機で飛び、タクシーを西安北駅へ向けます。
そこから高速鉄道(新幹線)で約1時間30分かけて洛陽龍門駅に着です。
さらにバスで約30分かけて龍門石窟に到着します。
入場料は120元、徒歩でもいいですが、電気自動車のカートに乗って拝観場所まで行くと30元かかります。

龍門石窟は洛陽での最大の名所。
中国の代表的石窟寺院です。
伊ケツ山の硬い石灰岩を彫りこんだ洞窟とおびただしい数の仏教彫刻が刻まれているのですね。
石窟は北魏の時代から隋・唐・五代・宋まで続いて造建されているるとのこと。
西山の中央にある廬舎那仏は17mほどの高さがあり、作られた当時は石像をおおう木製の建物がついていたそうです。
両側に聖至菩薩や観世音菩薩などが立ち並んでいます。
そしてさらに右側には羅漢と明王が睨みをきかせています。
来訪者は西へ向いて仰ぎ見る形になるので西方冥途の仏教の教えが生きています。

龍門洞窟の住所・アクセスや営業時間など

名称 龍門洞窟
名称(英語) Longmen Grottoes
住所 河南省洛陽市龍門文化旅游園区龍門村
営業時間・開場時間 7:30-22:30
利用料金や入場料 120元
参考サイト http://www.lmsk.cn/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

中央にどっしりと座る廬舎那仏像

 

中央にどっしりと座る廬舎那仏像

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中央にある露座の大廬舎那仏は龍門石窟の中でも最大のものです。
この仏陀はよく見ると頭部の様子が日本のものとは違ってウェイブのかかった巻き毛になっているのですよ。
しかし、顔を見ているとどこかで見たことがあるように思えます。
そう。
あの目じりや丸い眉、頬の肉付きといい、東大寺の大仏のお顔です。
その通りで、東大寺の大仏はこの廬舎那仏をモデルに作られたのですね。
そう考えると長い年月、日本は中国の文化をモデルとしていろんなことを取り入れてきた歴史があることを再確認できます。

伊川東岸から見た石窟遠景

 

伊川東岸から見た石窟遠景

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入場口側からは伊川を橋で渡ると西山の石窟群を見ることができます。
戻って東山の史跡を見るために少し高台に上がると先ほど見てきた西側の石窟がどっしりと落ち着いて見ることができます。
日本でも昔から西方浄土の三位聖人は仏教浄土信仰の対象とされています。
釈迦三尊と呼んだりしますが、本尊である阿弥陀仏(廬舎那仏)と両脇の観音菩薩、勢至菩薩にあたる仏像がいいバランスで立っているのが遠景で見ると、より一層感じられます。

彫った人々の歴史がうかがえる龍門石窟アパート

彫った人々の歴史がうかがえる龍門石窟アパート

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ここでは2100の窟と大小10万体の石像が現存しています。
古陽洞と呼ばれる石窟がそこら一面に彫られていて、内側には、それぞれ仏が彫られているのです。
その時代の豪族たちが、一族の繁栄と先祖を敬って築造したものか、それとも仏門に入り修行をする上での鍛錬の行が石仏を刻み込んでいくことであったのか、想像に任せるしかありません。
いずれにしても一時的にできあがったものではなく、長い年月を人々の信仰心が絶えることなく切々と歩み継がれたことが、このような仏像群を作り上げているのは間違いありません。

日本にももたらされた仏陀像の横顔

日本にももたらされた仏陀像の横顔

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廬舎那仏の大写しです。
確かに奈良の東大寺金堂の中に座っている大仏さまの顔と似ています。
切れ長の目に鼻筋がすっきりとしていて頬が豊かで唇がほほえましくもあり、きりりと結んでいるようでもあります。
円形の眉はくっきりと彫られていて、そのカーブは大仏様そっくりと言ってもいいのではないでしょうか。
よくよく見てみますと、九州は国東半島の臼杵石仏にある大日如来ともとてもよく似ているように思います。
おそらくは当時の日本人が中国に渡って学んだ像の描画を持ち帰ってから彫ったのではないかと思えます。

ジャイアントストーンの睨み

ジャイアントストーンの睨み

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廬舎那仏を警護する四天王像が両側に立ちはだかっています。
左側の2体は頭部が崩れていますが、右側の2体は表情がはっきりとしていて参拝者を睨みつけるようにしています。
羅漢は左手を胸にとり、右手は腰に当てて不動の姿勢をとっています。
明王は右手に宝物を持って左手はやはり腰に当てて立っています。
ここへ来るものは迷うことなく一心不乱に祈りなさいとでも言いたそうな雰囲気です。

達磨によってもたらされた禅宗と武術の少林寺

達磨によってもたらされた禅宗と武術の少林寺

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洛陽市内からタクシーで約1時間半で到着します。
江南省鄭州市登封に位置していますが、ここは中岳嵩山の山麓です。
達磨大師がインドから渡来し、禅宗を始めた寺であり、中国武術の少林寺拳法の発祥の地でもあります。
寺の造りは七堂伽藍で落ち着いています。
境内に入ると銀杏の樹があり、修行僧が毎日指で突いたという穴が幹に無数開いています。
武術修練の場としての千仏殿の床は石畳なのですが、ここにも修行僧たちが踏み込んでできたという石畳のくぼみがたくさんあります。

嵩山少林寺の住所・アクセスや営業時間など

名称 嵩山少林寺
名称(英語) Shaolin Monastery
住所 河南省鄭州市登封
営業時間・開場時間 8:00-17:00
利用料金や入場料 100元
参考サイト http://www.shaolin.org.cn/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

洛陽牡丹園美しいシャクヤクの花

洛陽牡丹園美しいシャクヤクの花

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洛陽市内には公園施設がたくさん存在しています。
その中でも牡丹の花が美しく整備されているのが洛陽国際牡丹園、中国国花園、王城公園、牡丹公園などです。
洛陽市内の道路にも牡丹大通りという名称があります。
日本でのキクに相当するのがボタンなのですね。
ピンク系の色が鮮やか。
毎年4月15日~5月10日は各牡丹園で牡丹祭りが開催されています。
中でも洛陽国際牡丹園は最大規模です。

洛陽国際牡丹園の住所・アクセスや営業時間など

名称 洛陽国際牡丹園
住所 22 Airport Rd, Laocheng, Luoyang, Henan, 中国 471000
営業時間・開場時間 4月15日から5月10日
利用料金や入場料 20元(初期)、40元(盛盛り)、20元(後期)
参考サイト https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g303731-d1825049-Reviews-Luoyang_International_Peony_Garden-Luoyang_Henan.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

驚嘆をあげて訪れる人達

驚嘆をあげて訪れる人達

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龍門石窟を訪れる人たちは観光目的はもちろんですが、仏教の信心深い人も存在し、石仏の前で両手を合わせてしっかりとたたずむ方もおられます。
同じアジア人として共感できるところは大いにあると思います。
急な登坂の石段を踏みしめて登り、やっと石仏の前に出たときは誰しもが「あ~」と声をあげてその偉大さにうなりの声をあげています。
もちろんその感覚も世界共通ですね。

アジア最大の音楽噴水ショー

アジア最大の音楽噴水ショー

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洛陽市内で毎夜アジア最大の音楽噴水ショーが行われます。
洛陽市のビル街を背にして20万㎡の水辺にロックからクラッシックまでのさまざまな音楽とともに流れるように噴水を弾き飛ばせながら動きます。
さらにサーチライトやレーザー光線で様々な色が付き水辺の一大ステージが繰り広げられます。
地元の人はもちろん、観光客にも好評で大勢がひと時を楽しみます。
この噴水と音楽を同時に楽しめば、心新たなときめきが発見できるのではないでしょうか。

音楽噴水の住所・アクセスや営業時間など

名称 音楽噴水
住所 洛陽市政府正面
営業時間・開場時間 20:00-20:20
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://baike.baidu.com/item/洛阳音乐喷泉/3393658?fr=aladdin
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

歴史的洛陽を観光して

 

龍門石窟と少林寺を観光してみると、古来より仏教を大切なものとして伝えた来た歴史を改め認識できます。
同じアジア圏の人間として長い歴史上の文化を伝承していく責任感を感じながら近代的な洛陽のビル街を見てみるとなおさらです。
大切なものをもらって帰国できそうな気がしてきます。
GoodLuck!
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