映画「信長協奏曲」のロケ地・撮影場所はここ!

アニメ、ドラマ、映画とメディアを超えて大人気の『信長協奏曲』。物語には、戦国武将・織田信長ゆかりの地や、歴史を作った名所が数多く登場します。今回はその中でも映画のロケ地として使われたスポットを見て周りましょう。

信長協奏曲(映画)とはどんな作品?

2016年1月公開の映画『信長協奏曲』は、石井あゆみさん原作による漫画を実写化したテレビドラマの劇場版。
現代からタイムスリップしてやってきた高校生のサブローが、ひょんなことから自分と見た目がそっくりな織田信長と入れ替わり、天下統一を目指して生きていく物語です。
安土城を完成させ、平和な時代の訪れも間近かと思われたある日、サブローは未来の教科書に自分がもうすぐ死ぬことが書いてあるのを見つけます。
本能寺の変が迫る中、サブローを待ち受ける運命とは?サブロー・信長/明智光秀の2役を演じた小栗旬さんをはじめ、豪華俳優陣の演技も見ものです。

安土城として使われた「彦根城」

安土城として使われた「彦根城」

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映画の冒頭、サブローと家臣らが完成を祝っていたのが、織田信長が天正4年(1576年)に完成させた安土城。
地上6階地下1階で最上階は金色という豪華な城だったと言われていますが、現在は石垣が残るのみとなっています。
そのため、映画では別の現存している城がロケ地として使われました。
そのひとつが、同じ滋賀県の琵琶湖畔の街・彦根市にある「彦根城」。
「彦根城」は、1622年(元和8年)に井伊氏によって築かれた城で、保存状態が良く、その天守は松本城、犬山城、姫路城と並び、国宝に指定されています。
映画の中では廊下橋を見ることができます。

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彦根城の住所・アクセスや営業時間など

名称 彦根城
住所 滋賀県彦根市金亀町1-1
営業時間・開場時間 8:30〜17:00
利用料金や入場料 一般600円 小中学生200円
参考サイト http://www.hikoneshi.com/jp/castle/
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安土城として使われた「姫路城」

安土城として使われた「姫路城」

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兵庫県姫路市にある「姫路城」でも、彦根城と同様に安土城として撮影が行われました。
姫路城は、白鷺城の愛称でも知られる美しい城で、1346年(正平元年)に赤松貞範によって築城されたと伝えられています。
天守や櫓など、主要建築物の保存状態も良く、1993年にはユネスコ世界遺産にも登録されている貴重な文化財です。
『信長協奏曲』では安土城として登場したため、風景の一部として使用されただけで、その全貌までは見ることはできません。
JR姫路駅から徒歩20分ほどとアクセスも便利なので、ぜひ実際に自分の目でその華麗な姿を確かめてみたいですね。

姫路城の住所・アクセスや営業時間など

名称 姫路城
住所 兵庫県姫路市本町68
営業時間・開場時間 9:00〜16:00(冬季) 9:00〜17:00(夏季)
利用料金や入場料 大人1,000円 小人300円
参考サイト http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle/
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帰蝶とお市が話していた場所「光明寺」

帰蝶とお市が話していた場所「光明寺」

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長岡京にある西山浄土宗の総本山「光明寺」でのロケでは、信長の正室・帰蝶と妹のお市の二人が縁側に座って、話すシーンが撮影されました。
また、石山本願寺としても使用されたのもこちらのお寺です。
「光明寺」は浄土宗を開いた法然の弟子・蓮生が、建久9年(1198年)に建てた、大変歴史の古いお寺で、境内の紅葉が大変きれいなことでも知られています。
お寺には駐車場がなく、あまりアクセスの便利な場所ではないため、以前は知る人ぞ知る存在でしたが、テレビCMで使われたのをきっかけに有名となり、今では全国から人の訪れる紅葉の名所となっています。

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光明寺の住所・アクセスや営業時間など

名称 光明寺
住所 京都府長岡京市粟生西条ノ内26−1
営業時間・開場時間 9:00〜16:00
利用料金や入場料 無料(紅葉時は拝観料500円)
参考サイト http://www.komyo-ji.or.jp/
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明智光秀が、援軍が来ると知らせを受けた場所「上賀茂神社」

明智光秀が、援軍が来ると知らせを受けた場所「上賀茂神社」

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石山本願寺討伐に乗じてサブローを討つ策略を立てていた明智光秀は、陣地を留守にしている間に敵軍に包囲されてしまいます。
天下取りを狙っていた松永弾正久秀の裏切りによるものでした。
しかしそこにサブロー率いる織田軍、さらには柴田勝家ら家臣たちの軍も集結し、窮地を救われます。
京都市北区の「上賀茂神社」では、光秀が援軍が来ると知らされるシーンが撮影されました。
「上賀茂神社」は、天武天皇7年(678年)創建と、京都でも最古の部類に入る由緒正しい神社で、歴史ある建造物は「古都京都の文化財」の1つとして世界遺産にも登録されています。

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上賀茂神社の住所・アクセスや営業時間など

名称 上賀茂神社
住所 京都府京都市北区上賀茂本山339
営業時間・開場時間 5:30〜17:00
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.kamigamojinja.jp/
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天王寺砦として映された「ワープステーション江戸」

石山本願寺との戦いのシーンで、光秀が陣を構えていた天王寺砦として撮影されたのが、茨城県つくばみらい市の「ワーププステーション江戸」内にある砦です。
「ワープステーション江戸」は、その名の通り、長屋や武家屋敷など、江戸時代へ戻ったかのような街並みが再現された、時代劇撮影用の施設。
江戸時代だけでなく、戦国期に対応できるものもあり、今回は信長たち援軍がやってきて僧兵たちと戦うシーンもこちらで撮影が行われていました。
撮影のない時は一般公開していますので、タイムスリップ気分を味わいに遊びに出かけてみてはいかがでしょうか。

ワープステーション江戸の住所・アクセスや営業時間など

名称 ワープステーション江戸
住所 茨城県つくばみらい市南太田1176
営業時間・開場時間 9:30〜16:00 月曜定休
利用料金や入場料 大人400円 小人200円
参考サイト http://www.warpstationedo.com/
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本能寺として使われた「随心院」

本能寺として使われた「随心院」

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本能寺の変のシーンでは、炎が燃え盛り、迫力ある映像が見られましたが、もちろん本物の寺を燃やすわけにはいかないので、セットを使用して撮影が行われました。
ちなみに、セットが組まれたのは静岡県の伊豆の国市でした。
一方、本能寺の外観は、京都市山科区の「随心院」という真言宗のお寺で撮影されました。
「随心院」は 正暦2年(991年)に仁海が建立した寺で、平安時代の女流歌人小野小町ゆかりの寺でもあります。
世界三大美人として知られる小野小町にちなみ、こちらのお寺では「ミス小野小町コンテス」も開かれているそうです。
素敵なコンテストですね。

随心院の住所・アクセスや営業時間など

名称 随心院
住所 京都府京都市山科区小野御霊町35
営業時間・開場時間 9:00~16:30
利用料金や入場料 大人500円 中学生300円
参考サイト http://www.zuishinin.or.jp/
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サブローが帰蝶と話していた場所「油日神社」

サブローが帰蝶と話していた場所「油日神社」

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本能寺の変の後、サブローと帰蝶が身を隠していた場所は、滋賀県甲賀市の「油日神社(あぶらひじんじゃ)」。
サブローは今まで一緒に過ごせたことを帰蝶に感謝し、最後の戦いに出て行きます。
門の外には、光秀軍の兵たちが整列してサブローを待っていました。
「油日神社」の創建は、4世紀末の用明天皇、あるいは7世紀後半の天武天皇の時代とも言われ、いずれにしても非常に古くから信仰を集めている神社であるに違いありません。
写真からも神聖な空気が伝わってくるようです。
歴史の趣を感じさせる景観は、映画やドラマの撮影にもよく使われています。

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油日神社の住所・アクセスや営業時間など

名称 油日神社
住所 滋賀県甲賀市甲賀町油日1042
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.aburahijinjya.jp/
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明智軍と秀吉軍が戦った場所「砥峰高原」

明智軍と秀吉軍が戦った場所「砥峰高原」

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本物の信長であった光秀が本能寺で殺され、残った光秀軍とサブローは、秀吉軍に最後の戦いを挑みます。
山崎の戦にあたるこの戦、歴史通りサブローは捕らえられて秀吉の前に引き出されてしまいます。
大勢のエキストラも加わって、迫力ある合戦シーンが撮影されたこの場所は、兵庫県神崎郡の「砥峰(とのみね)高原」。
広大な高原にススキの草原が広がり、他ではあまり見たことがない、独特の美しい景観を作り出しています。
映画「ノルウェイの森」や大河ドラマ「平清盛」の撮影にも使われた場所なので、見覚えがあるという方もいるかもしれませんね。

砥峰高原の住所・アクセスや営業時間など

名称 砥峰高原
住所 兵庫県神崎郡神河町砥峰高原
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.kamikawa-kankonavi.jp/kankospot/pop01/
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前田利家が柴田勝家に信長が殺されたと 伝えた場所「マイアミ浜」

前田利家が柴田勝家に、信長が光秀に殺されたと伝えたシーンは、滋賀県野洲市の「マイアミ浜」で撮影が行われました。
映像にはあまり映っていませんでしたが、「マイアミ浜」は琵琶湖の湖畔にあり、白砂のきれいな浜で、一帯はオートキャンプ場になっています。
琵琶湖の素晴らしい景色を眺めながら過ごせる上、利用料金もお手頃とあって、家族連れを中心に人気。
トイレや炊事棟など、設備も充実しているので、安心して出かけられます。
琵琶湖での水遊びはもちろん、テニスやバーベキューもできるので、気軽にデイキャンプもおすすめです。

マイアミ浜オートキャンプ場の住所・アクセスや営業時間など

名称 マイアミ浜オートキャンプ場
住所 滋賀県野洲市吉川3326-1
営業時間・開場時間 9:00〜17:00(受付)
利用料金や入場料 1泊2,500円〜
参考サイト http://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/1709
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サブローが現代へタイムスリップした場所「榎の木」

捕らえられたサブローは、秀吉が光秀を恨んでいたことを聞き、「復讐なんか虚しいだけだろ。
恨んだりするのは止めて戦のない世の中を作ろう」と訴えますが、拒絶されてしまいます。
サブローが戦国時代に残したものは何だったのか、考えさせられるシーンでしたね。
その後、現代に帰ったサブローが意識を取り戻したのは、曲がった大きな「榎(エノキ)の木」の下。
最初に戦国時代にタイムスリップしたシーンにも登場した場所ですが、撮影地は千葉県印西市中根の農道。
とても印象的で風格ある木ですが、何と現在は台風で倒れてしまったとのこと…残念です。

ロケ地巡りをしよう!

いかがでしたか?こうして見てみると、城や神社仏閣は日本の国が世界に誇れるすばらしい文化遺産で、その景観も本当に美しいものだと改めて感じます。
ぜひ、信長ら戦国時代を生きた武将たちに思いを馳せながら、ロケ地を巡ってみてください。
photo by PIXTA