タイ旅行ならバンコクの「ワット・スタット(インドラ寺院)」は外せない!行き方、料金や営業時間は?

ラーマ1世(1782~1809年)が建立を命じた王宮寺院です。1807年に着工されましたが、寺院が完成したのはラーマ3世(1824~1851年)の時代の1847年。黄金色の仏像や、壁画、石像など美術的な見どころが多いワット・スタットを紹介します。

左右対称の美しい本堂

左右対称の美しい本堂

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正式名称はワット・スタットテープワララームで、この名称はヒンドゥー教の天国のインドラ(ヒンドゥー教の神)の住む町を表しています。
通称ワット・スタットと呼ばれ、白い壁とオレンジ色の屋根が青空に映える美しい外観です。
寺院内では芸術的なさまざまな姿をした仏像を見ることができます。
境内は広いですが、観光客はとても少なく参拝者の多くは地元の人々で、他の有名寺院と比べると日常のバンコクを感じることができます。

ワット・スタットの住所・アクセスや営業時間など

名称 ワット・スタット
名称(英語) Wat Suthat
住所 Bamrung Muang Rd., Bangkok
営業時間・開場時間 8:00-21:00
利用料金や入場料 20バーツ
参考サイト https://en.wikipedia.org/wiki/Wat_Suthat
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

巨大な赤い鳥居が目立つ外観

巨大な赤い鳥居が目立つ外観

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左手にある赤い鳥居のようなものはサオ・チンチャーと呼ばれる大ブランコで高さは20mほどあります。
別名ジャイアントスイングとも呼ばれていますが、バラモン教の儀式を行うために使われていました。
バラモン教祭典の際に行われた行事で、豊作で稲穂が風に揺れる様をブランコの揺れによって表し、ゴンドラを激しく揺らすことでインドラ神の降臨を仰ぎ、その年の豊作を祈願していました。
ロープで吊り下げられたゴンドラに司祭が乗っており危険だったため現在は行われていません。

高さ8mの仏像 シーサーカヤームニー仏1

高さ8mの仏像 シーサーカヤームニー仏1

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ラーマ1世の命によってスコータイから水路で運ばれてきた仏像です。
14世紀の作品でブロンズ製で出来ています。
筏に乗せてワットスタットに搬入しようとしましたが、大仏が巨大過ぎて寺院の門をくぐることができず、一旦城壁を壊して大仏を搬入しなければならず、その苦労がもとで崩御されたといわれています。

横から見た シーサーカヤームニー仏2

横から見た シーサーカヤームニー仏2

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正面には祭壇があるため、あまり近寄ることができないようになっていますが、横や後ろは直ぐ真近で見ることができるので、台座の彫刻など細かい細工を見るのに最適です。
この仏像の御座には1946年に崩御されたラーマ8世の遺骨も納められていて、敷地内には彼の等身大ブロンズ像も置かれています。

いつまでも眺めていたくなるやさしい表情 シーサーカヤームニー仏3

いつまでも眺めていたくなるやさしい表情 シーサーカヤームニー仏3

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女性的ともいえるすらりとした体や流れるような線など、そのすべてにおいてスコータイ仏の美しさを備えた傑作です。
薄く開いた切れ長の目でやさしく見下ろしている表情にとても癒されます。
バンコクで最も美しいといわれるだけのことはある仏像です。

トライローカシュー仏

トライローカシュー仏

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ラーマ3世の時代に建造されました。
釈迦の教えを聞くたくさんの僧侶たちの様子を再現している人形が置かれています。
本尊の前には瓶が置かれており、中には聖水が入っています。
聖水は体や頭にかけたり、ペットボトルに入れて持って帰る人の姿も見られ、人々の信仰心の深さが感じられます。

タイ有数の規模を誇る 回廊

タイ有数の規模を誇る 回廊

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100体を越える金色の仏像が安置され、居並ぶ仏像は大きく、市民の熱心な寄進ぶりがうかがえます。
表情の異なる仏像が鎮座しており、仏像の素材も様々で金色ではなく黒色のものあります。
回廊では修行僧たちがたくさんの机を並べて学習している様子も見られます。

壁一面に描かれている 壁画1

壁一面に描かれている 壁画1

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内部の壁画はまめに補修され非常に美しく、当時の人々の生活様式、戦争の時の様子、街の様子などが描かれています。
内部には天井にまで壁画が描かれ、天井はビル4階にほどの高さがあり、全てをよく見るには双眼鏡が必要です。
各絵は同じ面に様々な場面が描かれ、釈迦の80人の弟子も実物大で描かれています。

色鮮やかで美しい 壁画2

色鮮やかで美しい 壁画2

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本堂正面には瓦に願い事を記し賽銭とともに寺へ預けるコーナーがあります。
金額は自由に箱に入れ、本堂などの古くなった屋根瓦と、新しいこれらの瓦とが入れ替えられます。
タイの人は家族の名前を書いたり、親友、恋人の名前を書く人が多いそうですが、ワット・スタットは仕事運が良くなるパワースポットとしても知られています。

異なる趣を感じさせる 石像

異なる趣を感じさせる 石像

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ラーマ3世時代に交易の盛んだった中国から運ばれた石像、置物などが多く展示されています。
これはラーマ3世が中国に渡り、帰国の際に舟を安定させるために船底に積んできたものです。
他の仏像などとは違う雰囲気があります。

ワット・スタットへのアクセス

拝観時間:8:30~16:00。
住所:146 Bamrungmuang Rd, Phra Nakorn, Bangkok 10200。
アクセス:冷房バスのP.O 8 ,12 普通バスの10,12,19,35,42番 / MRTフアランポーン駅よりタクシーで約4km。
拝観料:20バーツ。

近くには仏具店がたくさんあり、回り一帯は寺院関係のお店で占められています。
大小さまざまな仏像や、礼拝用の金箔、僧侶に寄進する雑貨などが販売され、仏像を作っている風景などを見ることができます。

落ち着いた雰囲気が味わえる寺院

この付近の裏道には古い街並みが残っており、街歩きをしてみるのもおすすめです。
通常の観光コースにはあまり含まれていないお寺なので、ゆったりと鑑賞することができます。
ワットポー、王宮・ワットプラケオからは徒歩で行くことができます。
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