温泉に宿坊もある「恐山」観光に行こう!名前の由来は?

青森県観光なら「恐山」は必見!という事で恐山をご紹介します。そんなところに足を運んだら、お化けが出そう!祟られそう…そんなイメージを持たれている方、少なくないのではないでしょうか?確かに、霊場恐山は、死者を弔う目的で開山されたのですが、恐怖というよりも、切なく、美しい場所でもあるんです。知ればきっと優しい気持ちになれる、そんな情報を恐山の写真と共に、お届けします。

文字だけ見るとちょっぴり怖い?恐山とは?

文字だけ見るとちょっぴり怖い?恐山とは?

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恐山(おそれざん・おそれやま)というのは、青森県むつ市、、カルデラ湖の「宇曽利湖(うそりこ)」を中心とした山(湖の外輪にある、釜臥山、大尽山、小尽山、北国山、屏風山、剣の山、地蔵山、鶏頭山の八峰)の総称であり、恐山という名の山が単独であるわけではありません。

恐山の住所・アクセスや営業時間など

名称 恐山
住所 青森県むつ市田名部字宇曽利山3-2
営業時間・開場時間 5月1日から10月中旬 6:00-18:00 10月中旬-10月31日 6:00-17:00
利用料金や入場料 500円
参考サイト http://simokita.org/sight/osore/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

なまりが元で「恐山」と呼ばれるように

なまりが元で「恐山」と呼ばれるように

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恐山、なんて聞いたら、何がそんなに恐ろしいのか、なんてゾクゾクしてしまいますが、「恐山」は、元々「宇曽利山(うそりやま)」と呼ばれていましたが、徐々に青森の下北(しもきた)地方のなまりが色濃くなり「うそり」=「おそれ」になったそうです。
なお、うそりというのは、アイヌ語で窪地、という意味でこの場合は、この地一帯のカルデラを意味します。
恐ろしい何かがある、あったという訳ではないことがわかっただけで、ちょっと安心…

恐山にも寺院があります

恐山にも寺院があります

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恐山に建つ寺院は「菩提寺」といい、こちらの寺院の本坊は、むつ市田名部にある「曹洞宗円通寺」です。
本尊は「地蔵菩薩」で、古くから地蔵信仰を背景にした「死者への供養の場」として知られています。
青森県の下北地方では、昔から「人は死ねばお山さいぐ」と言われ、死んだ者の魂は、ここ、恐山へと旅立つと信じられていました。

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死者の魂が集まる…正直ちょっぴり不気味な恐山ですが、伝承によると、開山されたのは「貞観4年(862年)」で、開山したのが、最澄の弟子「円仁(慈覚大師)」だそうです。
なんでも「東へ向かうこと三十余日、霊山あり。
その地に仏道をひろめよ」という夢のお告げがあったとか…

菩提寺の住所・アクセスや営業時間など

名称 菩提寺
住所 青森県むつ市田名部字宇曽利山3−2
営業時間・開場時間 5月1日-10月31日 6:00-18:00
利用料金や入場料 500円
参考サイト http://mutsu-kanko.jp/guide/miru_01.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

恐山と言えば?

恐山と言えば?

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「日本三大霊山」とも言われることのある「恐山」ときくと、まず思い浮かぶのは「イタコ」ではないでしょうか?自分に死者を憑依させ、残された家族と会話をする「口寄せ」を行う巫女さん=イタコですが、恐山菩提寺は、このイタコとは一切かかわりがなく、また、常にイタコがいるわけではないそうです。

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イタコが現れるのは、恐山大祭(毎年7月20日〜24日)や恐山秋詣り(毎年10月第2週の三連休)とのことですので、イタコの口寄せを体験したい方は、この時期に行くことをおすすめします。

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恐山大祭の住所・アクセスや営業時間など

名称 恐山大祭
住所 青森県むつ市田名部字宇曽利山3-2
営業時間・開場時間 7月20日-7月24日  6:00 -18:00
利用料金や入場料 500円
参考サイト http://simokita.org/sight/osore/taisai.php
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境内には温泉が

境内には温泉が

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恐山は、火山ということもあり、境内には温泉が湧いています。
参拝料を払えば、4つある湯の小屋は無料で利用でき、また、宿坊(1人1泊2食付12,000円※おつとめあり)にも温泉施設があります。
ちなみに、火山ではありますが、最後に噴火したという記録は1万年以上も前だそうですよ。

恐山温泉の住所・アクセスや営業時間など

名称 恐山温泉
住所 むつ市田名部宇曾利山
営業時間・開場時間 5/1-10/31 6:00-18:00
利用料金や入場料 500円
参考サイト http://simokita.org/onsen/osore/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

知れば見方が一変する恐山

知れば見方が一変する恐山

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恐山は、小さな石が積まれていたり、風に吹かれる風車が音を立てていたり、なんとも不気味な場所、というイメージが強いかと思いますが…写真は、三途の川。
美しい白乳色がかった宇曽利湖の風景、こんな神秘的な風景もあるんです。
恐山を知れば、最初にあった「怖い」「不気味」というイメージは薄れ、切なささえ感じられます。

宇曽利湖の住所・アクセスや営業時間など

名称 宇曽利湖
住所 青森県むつ市大畑町
営業時間・開場時間 11月-4月は閉山中
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://ja.wikipedia.org/wiki/宇曽利湖
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恐山で注意する事

恐山で注意する事

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恐山を参拝し、頭痛や倦怠感を感じる人が多いと言われますが、これは決して霊的現象ではありません。
この症状は、火山ガスによる軽い中毒症なのです。
体力的に弱い高齢者や、有毒ガスが蔓延する地面に最も近い幼児などは、要注意です。
ちなみに、恐山の霊場には、鳥すらほとんどいない、草木も生えない、賽銭がひどく腐食している、これらも霊の仕業?!なんて言われたりもしますが、こちらも、心霊現象ではなく、すべて火山ガスの影響とのことですので怖がることは何ありません。

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※血の池地獄

飲めば若返るという湧き水

飲めば若返るという湧き水

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むつ市から恐山霊場へと続く「恐山街道(青森県道4号)」の途中に、「恐山の冷水(ひやみず)」という湧き水が湧き出る場所があります。
この冷や水は、1杯飲めば10年、2杯飲めば20年、3杯飲めば死ぬまで若返ると言われている名水で、多くの人々が汲んで帰るそうです。
ただし、この湧き水は、濾過、殺菌がされていない生水なので、飲料とする場合、一度沸騰させてからが良いでしょう。

恐山の冷水の住所・アクセスや営業時間など

名称 恐山の冷水
住所 青森県むつ市田名部字宇曽利山3-2
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://blog.livedoor.jp/mutsu_kanko/archives/50981543.html
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恐山へのアクセス

恐山へのアクセス

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電車利用の場合、JR東日本「大湊線下北駅」から、下北交通バス恐山線で約40分。
(閉山期間は運行なし)車利用の場合は、むつ市田名部~恐山街道(青森県道4号)を行くと辿り着きます。
なお、山門前に、約300台駐車可能の無料駐車場が有ります。
開山期間は、毎年5月1日〜10月31日で、開門時間は、午前6時〜午後6時。
入山料が500円(大祭典は、毎年7月20日〜24日、秋祭典は、毎年10月第2週の三連休に開催)※問い合わせ窓口は、恐山寺務所0175-22-3825

さあ、旅に出かけよう!

 

青森県観光なら「恐山」は必見!という事で恐山をご紹介してまいりました。
お土産屋さんや、食堂、宿坊まである恐山。
何も知らないとただ単に怖い場所、なのかもしれませんが、そんなことはありません。
宇曽利湖の美しい風景、風に吹かれる風車や思いを込めて積まれた小石…美しくもあり不思議な光景でもあり…そして、帰りにはゆったりと温泉に浸かり疲れを癒す、青森観光の際には、ぜひ旅のプランに織り込んでみてください。
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