萬福寺で京都らしさを味わおう。拝観料や時間は?見どころは?

京都府観光なら「萬福寺」は必見!という事で、萬福寺をご紹介します。アジアンテイストが強い、萬福寺、なんだか日本じゃないみたい?それはなぜ?え?あれって萬福寺から広がったの?様々なトリビア、知ったら、きっと今すぐ行きたくなる?!

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萬福寺とは?

萬福寺とは?

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京都府宇治市にある「萬福寺(まんぷくじ)」は、建物様式、仏像、儀式作法から精進料理に至るまでが、中国風という一般的な日本の仏教寺院とは違った顔をもつ寺院です。
また、萬福寺は、煎茶道の祖「売茶翁(ばいさおう)」ゆかりの寺としても知られています。

萬福寺の住所・アクセスや営業時間など

名称 萬福寺
住所 京都府宇治市五ヶ庄三番割34
営業時間・開場時間 9:00-17:00
利用料金や入場料 大人 500円、小中学生 300円
参考サイト http://www.obakusan.or.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

萬福寺のスポットページ

当時の中国で高名な僧侶が開山

当時の中国で高名な僧侶が開山

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開山したのは、明末清初の禅宗の僧「隠元隆琦(いんげんりゅうき)」。
1654年に弟子を連れて来日した隠元隆琦は、福建省福州福清県の出身、中国ではかなり有名な僧侶。
禅と様々な教えを兼ね併せた当時の「禅浄双修」の念仏禅や「禅密双修」の陀羅尼禅を特徴とする「明禅」を日本に伝えたとされています。

日本の様式との違いを楽しむ

日本の様式との違いを楽しむ

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見どころは、重要文化財である「天王殿」などの伽藍(がらん)です。
伽藍とは、僧侶たちが住まい修業をしていた建物のこと。
先に説明したように、萬福寺は、日本の寺院とは異なり、中国と日本の文化が入り混じっているため、日本の寺院を数々巡ったことがある人でも、新鮮な気持ちでみて回ることができます。

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こちらが、1668年に建立された天王殿。
一重入母屋造で、本堂前にこういったお堂を置くのは、中国式の伽藍配置だそうで、日本では大変珍しい配置となっています。
内部には、弥勒菩薩(みろくぼさつ)の化身とされている「布袋像(ほていぞう)」があります。
日本の著名な半跏思惟形(はんかしゆいけい=台座に腰を座り、右足を曲げて左足の膝頭に載せて、右手を曲げて指先を頬に当て思索にふける姿の像)の弥勒菩薩像とは違い、貫禄ある太鼓腹の布袋像になっています。
みるからに、中国っぽい「像」じゃありませんか?それにしても、このお腹…まんぷく…だから?

様々なものがここから広がった

様々なものがここから広がった

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中国から来た隠元の影響で、様々なものが、ここ萬福寺から日本へと広がりました。
隠元の名にちなんで名づけられたインゲン豆をはじめ、孟宗竹(もうそうちく)、スイカ、レンコンなんかも、隠元の来日がきっかけで広がって行きました。

ほんとだ!よく見ると…

ほんとだ!よく見ると…

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こちらは、開板(かいぱん)、魚梆(ぎょほう)とも言われる鳴り物で、貪(とん)・瞋(じん)・癡(ち)の三毒だとも言われる「珠」を口にくわえた鯉。
三毒とは、仏教において克服すべき3つの煩悩だそうで、貪=欲、瞋=怒りの心、癡=愚痴、心理に対する無知、のことだそうです。
ちなみに、この魚梆が、木魚の原型だと言われています。
つるされている魚梆をよ~く見てみると、まさに木魚だ!と納得できるはず!

枝垂桜が美しい

枝垂桜が美しい

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売茶堂の庭にある枝垂桜は、春になると見事に花を咲かせます。
普茶料理と呼ばれる、日本でいうところの精進料理をいただきながら、こんな美しい桜がみられたら最高ですね。

萬福寺アクセス

萬福寺アクセス

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電車で行かれる場合、JR奈良線「黄檗」を下車、徒歩約5分、京阪宇治線「黄檗」駅で下車、徒歩約5分。
車で行かれる場合、「滋賀方面」からは、京滋バイパス「宇治東」ICから約5分、「大阪方面」からだと、京滋バイパス「宇治西」ICから約10分。
駐車場は、60台、9:00~18:00、1時間30分500円、以降30分毎200円。

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拝観時間は、9:00~17:00、拝観料が、高校生~大人500円、小学生~中学生300円。
普茶料理(ふちゃりょうり=中国式精進料理)料金は、弁当3000円(税抜き)、コース料理は、3000円コース、7000円コースからお選びいただけます。
尚、要予約制で、お弁当はお1人様から予約可能、コース料理は2名からのご予約となります。
※拝観料別途、普茶料理をご予約の場合、駐車場がサービスとなります。

さあ、旅に出かけよう!

京都府観光なら「萬福寺」は必見!という事で、萬福寺をご紹介してまいりました。
日本古来の寺院とは異なる、ちょっと変わった萬福寺。
所々、中国っぽい!というところを発見しては、文化の違いを楽しむことができます。
京都を訪れた際には、ぜひ、ぽんぽこりんのお腹のちょっと可愛い布袋様に逢いに行ってみては?
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