日本人建築家が復興に関わったマケドニアの「スコピエ」で見ておきたいスポット10選

日本からウィーンなどを経由し約17時間、バルカン半島に位置するマケドニア共和国の首都スコピエ。長くバルカン半島における交通の要所として発展したこの街は1963年の大地震で破壊。この地震からの復興に日本の建築家・丹下健三が関わったことから、スコピエには親日家の地元民が多くいることで知られています。スコピエのおすすめスポットをご紹介します。

15世紀完成の街の象徴・カメンモスト

15世紀完成の街の象徴・カメンモスト

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スコピエを流れるヴァルダル川にかかる、マケドニア語で「石の橋」を意味する橋。
1469年にオスマン帝国ムラト2世により建設されサイズは幅6m、長さ214m。
1963年に街の大部分が破壊されたスコピエ震災でここも大きな被害を受けましたが修復。
現在までスコピエの象徴とされており、スコピエ市の旗にも描かれるほど人々に認知されてきました。
夜のライトアップでは眩しいくらいの光を放ち、その中を歩くのも良いでしょう。
この橋を渡りきるとアレキサンダー大王像が建つ街の中心地・マケドニア広場へと到着します。

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カメンモストの住所・アクセスや営業時間など

名称 カメンモスト
名称(英語) Kamen Most
住所 Skopje
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://en.wikipedia.org/wiki/Stone_Bridge_(Skopje)
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

山頂にそびえ立つ巨大十字架・ミレニアムクロス

山頂にそびえ立つ巨大十字架・ミレニアムクロス

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登山者やハイカーでにぎわうスコピエ市民憩いの場・ボドノ山の山頂に立つ大きなモニュメントで、山の中腹までは市内からバスで行くことができます。
モニュメントはキリスト教の2000年を祝って建設されたもので、高さ66mは十字架としては世界最大級。
華美な装飾がなく鉄骨がむき出しになった無骨な雰囲気ですが夜はライトアップで美しく照らされ、その姿はスコピエ市内のどこからでも見ることができます。
山頂から眺めるスコピエの街は絶景で、ぜひ見ておきたいところ。

ミレニアムクロスの住所・アクセスや営業時間など

名称 ミレニアムクロス
名称(英語) Millennium Cross
住所 Vodno Mountain, Skopje, Republic of Macedonia
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://www.tripadvisor.com/Attraction_Review-g295110-d2328274-Reviews-Millennium_Cross-Skopje_Skopje_Region.html
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

活動の足跡がわかる・マザーテレサ記念館

活動の足跡がわかる・マザーテレサ記念館

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マケドニア広場からマケドニア門へいく方向にある、世界的な慈善活動家マザー・テレサの記念館。
2009年オープンの新しい建物で記念館は2階、幼少時の写真からその後の活躍を時系列に展示してあり、資料や本でも彼女が残した足跡をたどることができます。
3階には礼拝堂が設けられており観光客も見学可能、光が差し込む美しいガラスが美しくバリアフリーにも配慮されています。
アルバニア系カトリックの家庭に生まれ18歳までスコピエで過ごしたテレサの生家跡地が記念館の近くにあり、時間のある方はそちらにも足を運んでみては。

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マザーテレサ記念館の住所・アクセスや営業時間など

名称 マザーテレサ記念館
名称(英語) Memorial House of Mother Teresa in Macedonia
住所 Macedonia Str. No.9, Skopje 1000, Republic of Macedonia
営業時間・開場時間 Mon – Fri 9:00 am – 7:45 pm Sat – Sun 9:00 am – 1:45 pm
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://memorialhouseofmotherteresa.org/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

入場前から鑑賞気分に・考古学博物館前の橋

カメン・モストの近くにある橋で、アレキサンダー大王像のあるマケドニア広場と考古学博物館をつないでいます。
特徴的なのは見てすぐにわかる派手な装飾で、橋の左右と中心にある照明、水が流れていない噴水、古代マケドニア王国時代の偉人像が並ぶ欄干など見どころが多数。
その造りは博物館を見学する前から芸術鑑賞している気分にさせてくれるかもしれません。
これも考古学博物館の一部と思いながら見てみるという楽しみ方も良いでしょう。

ギリシャ風の白亜の建物・考古学博物館

ギリシャ風の白亜の建物・考古学博物館

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派手な装飾の橋を抜けると白亜の建物・考古学博物館にたどり着きます。
外側は古代ギリシャ・パルテノン神殿をモデルにした雰囲気の建物で、館内はマケドニアの歴史に関する硬貨や陶器などのコレクションを豊富に揃えておりガイドツアーも実施。
じっくり鑑賞したい方は半日かけて見て回っても良いでしょう。
またこの施設は政府が主導した街の再開発プロジェクト「スコピエ2014」による改修が行われたばかりで、トイレなどの館内施設はスコピエで最もきれいとの声も。

考古学博物館の住所・アクセスや営業時間など

名称 考古学博物館
名称(英語) Archaeological Museum of Macedonia
住所 Kjurchiska bb, Skopje 1000, Republic of Macedonia
営業時間・開場時間 9.00 AM – 5.00 PM Tuesday to Saturday; Sunday 9.00 AM – 1.00 PM Monday closed
利用料金や入場料 100 MKD (1, 5 Euro) Free admission every Sunday.
参考サイト http://www.mydestinationmacedonia.com/culture/national-archaeological-museum
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カメンモストとともにスコピエの象徴・スコピエ城塞

カメンモストとともにスコピエの象徴・スコピエ城塞

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バルダル川沿いの北岸・スコピエ旧市街を見下ろす小高い丘の上に位置する城塞跡。
ゴツェ・デルチェフ大通りから聖スパス教会を過ぎた場所にあります。
時期は11世紀頃に建設されたものとされ、周辺では新石器時代に築かれた集落の跡が発見されたことも。
丘の上は緑豊かな芝生が生い茂っており、城壁からはスコピエの街が一望できる人気観光スポット。
スコピエでは「カメンモスト」とともに街の象徴とされており、その姿はスコピエ市の旗にも描かれています。

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スコピエ城塞の住所・アクセスや営業時間など

名称 スコピエ城塞
名称(英語) Skopje Fortress
住所 Skopje, Republic of Macedonia
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト https://en.wikipedia.org/wiki/Skopje_Fortress
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マケドニア最高級の美しさ・ムスタファ・パシナ・ジャーミヤ

マケドニア最高級の美しさ・ムスタファ・パシナ・ジャーミヤ

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小さなモスクが点在する中にある「ムスタファ・パシナ・ジャーミヤ」は、スコピエ旧市街の城砦東側を下りた場所に位置するモスク。
スコピエがオスマン帝国に支配されて間もない1492年に帝国の第9代皇帝・セリム1世に仕えた宰相ムスタファ=パシャにより建造されました。
外観は曲線が組み込まれた壁面やドームがとても美しく、2007年にはトルコのイスラム教会から支援を受け補修。
マケドニアに現存するイスラム寺院の中でも最高級の美しさを誇ると言われています。

ムスタファ・パシナ・ジャーミヤの住所・アクセスや営業時間など

名称 ムスタファ・パシナ・ジャーミヤ
名称(英語) Mustafa Pasha Mosque
住所 Mustafa Pasa Mosque Skopje
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://www.cool-world.net/CentralEurope/spot1/770/
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モダンな教会・聖クレメント教会

モダンな教会・聖クレメント教会

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マケドニア広場から歩いて約10分の場所にある聖クレメント教会。
建設は1972年と比較的新しく、教会の守護聖人・聖クレメントの1150周年を迎えた1990年に奉献されました。
いくつものアーチが重なった奇抜な外観と対照的に内部はシンプル。
内部にはキリストの生涯を描いたフレスコ画、大シャンデリアやイコノスタシス(聖書の重要出来事を描いたイコンで覆われた壁)が置かれており、歴史的教会とは違うモダンな雰囲気を感じられるでしょう。
内部は入場無料、写真撮影も可能なため、記念撮影で風景を残しておいては。

聖クレメント教会の住所・アクセスや営業時間など

名称 聖クレメント教会
名称(英語) Church of St. Clement of Ohrid
住所 Saint Clement of Ohrid Boulevard, Skopje, Republic of Macedonia
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://4travel.jp/overseas/area/europe/former_yugoslav_republic_of_macedonia/skopje/kankospot/10551154/
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再開発計画で完成した巨大門・ポルタマケドニア

再開発計画で完成した巨大門・ポルタマケドニア

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マケドニア広場から南へ歩いた場所にあるペッラ・スクエアに突然現れる、高さ約21メートルの大きな門。
国が計画した街の再開発プロジェクト「スコピエ2014」プロジェクトにより完成したもので、2012年1月6日にマケドニア共和国の独立20周年を記念して落成されました。
オスマン・トルコ時代の面影残る旧市街と、このプロジェクトで改修された公共建築物を見比べると、同じ国にいながら全く違う景色が広がっているように見えるでしょう。
他の建築物と同じく夜はライトアップが行われているため、夜の表情もぜひ見ておきましょう。

ポルタマケドニアの住所・アクセスや営業時間など

名称 ポルタマケドニア
名称(英語) Porta Macedonia
住所 Skopje,Macedonia
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 無料
参考サイト http://4travel.jp/overseas/area/europe/former_yugoslav_republic_of_macedonia/skopje/kankospot/10551161/#spot_amenity_info
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絶景の中をウォーキング・マトカ渓谷

絶景の中をウォーキング・マトカ渓谷

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マトカ渓谷はスコピエからバスで約40分の距離にあるスポット。
バスを降りてからは1時間以上歩いて行くことになりますが、その間にはきれいな景色や空気が広がり、天気の良い日は歩きながら絶景を楽しめます。
渓谷内には「マトカ湖」という湖もあり、湖沿いの整備されたらウォーキングコースを歩くことも可能。
ここではトレッキングやカヌー、ボートを楽しむこともでき、深く自然を満喫したい方は挑戦してみては。
また歩いた先には教会やホテル、レストランもあるため、観光途中の一休みに利用するのも良いでしょう。

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街はテーマパークのような雰囲気

街の至る所に建つ銅像ユーゴスラビア時代の建築物、再開発で新設された建築物が混ざり合う街は独特な雰囲気で、そこから「リアルなテーマパーク」と呼ばれることも。
次回の旅行で独特な雰囲気を体感する旅をしてみたい方はぜひ訪れてみては。
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