見どころはここ!「ヨセミテ国立公園」で見た絶景20選

アメリカ合衆国西海岸のサンフランシスコか車で約3時間、3080km2もの広大な面積を誇りアメリカを代表する景勝地となっているヨセミテ国立公園。自然が長い歴史の中で作ってきた巨大な岩壁や川、湖、そして豊富な動植物が育つ原生林を有し、1984年には世界自然遺産に登録されました。観光の中心はヨセミテ渓谷の周辺となっており公園の1%に過ぎないエリアに集中しています。そんなヨセミテ国立公園の素晴らしき絶景をご紹介していきます。

大地の動き

大地の動き

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ヨセミテ国立公園はアメリカ大陸西部のシエラネバダ山脈のほぼ中央部に位置しています。
約1000万年前、隆起した大地がこの山脈を形成しその隆起の割れ目に降り注ぐ雨が集まり、その侵食によって谷や川が形成していくことになります。
この頃はまだ今とは異なるV字型の渓谷だったようです。

ヨセミテ国立公園の住所・アクセスや営業時間など

名称 ヨセミテ国立公園
名称(英語) Yosemite National Park
住所 California, USA
営業時間・開場時間 24時間
利用料金や入場料 自動車30ドル、自動二輪20ドル、徒歩・自転車など15ドル
参考サイト https://www.nps.gov/yose/index.htm
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

氷河に作られた渓谷

氷河に作られた渓谷

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国立公園内で最も観光客が集まるヨセミテ渓谷の壮大な景観は約100万年前、氷河期時代から大きく変化していきました。
この時代、山脈は雪と氷に覆われ、その厚さは1200mにもなっていたと言われています。
凄まじい力を持つ氷河はゆっくりと大きく谷を削り今のようなU字型の渓谷を作っていきました。

巨大な一枚岩

巨大な一枚岩

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ヨセミテ渓谷の北側にそびえ立つ世界で最も大きい花崗岩の一枚岩で出来た岩山、エル・キャピタン。
1851年にスペイン語で岩の族長という意味を持つこの名が付けられました。
標高は約1000m、見るものを圧倒する断崖絶壁となっておりヨセミテ国立公園で最も有名な絶景ポイントになっています。

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クライマーの聖地

クライマーの聖地

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東京オリンピックから新たな競技として加わったクライミング。
このエル・キャピタンはクライミングの聖地として毎年多くのクライマーが挑戦しています。
平均4~5日かけて山頂を目指す中、2008年には日本が世界に誇るプロクライマー、平山ユージ氏が約2時間40分という世界最速記録を打ち立てました。

渓谷の見張り台

渓谷の見張り台

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谷から約1160mの高さのセンチネルドームも花崗岩の岩山となっています。
岩の割れ目の間隔が大きい花崗岩の特徴に加え、マグマがゆっくりと冷え固まった深成岩の膨張作用によってこのようなドーム型の山容が作られたそうです。
センチネルとは見張りという意味があり、ヨセミテ渓谷を静かに見守っています。

ひと目で分かる山容

ひと目で分かる山容

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エル・キャピタンと並びヨセミテを代表する岩山となっているハーフドーム。
谷からの高さは1500mを越え球体を縦に割ったような形状からこの名が付けられました。
北西側の切り立った岩壁には多くのクライミングルートが開拓されており、Regular Northwest Faceと呼ばれるルートはアメリカで最も難しいルートの一つとなっています。

山頂への路

山頂への路

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ハーフドームの頂上へはいくつものトレイルコースが整備されています。
南東側から初登頂を果たしたジョージ・アンダーソンが開拓したケーブル・ルートが一般的とされており、往復10時間を越えるロングコースとなっています。
頂上までの残り約120mは岩に打たれた鉄杭を伝って登っていくことになります。

歩いて感じる大自然

歩いて感じる大自然

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ヨセミテ国立公園内には数多くのトレイルコースが整備されており、その総延長は1300kmを越えるそうえす。
数時間のハイキングコースから数日かかる本格的なコースまでありレベルに合わせてその大自然を堪能することができます。
1泊以上から届出が必要となり、熊対策用の食料ケースが必須となっています。

絶景が続くトレイル

絶景が続くトレイル

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主なトレイルコースには随所にビューポイントがあり、その絶景を楽しめるよう案内板などが整備されています。
これらの情報は公園内の施設で無料で入手することができます。
また様々なガイドツアーも催行されており、プロの案内で安心して絶景を楽しめるようになっています。

一番人気のビューポイント

一番人気のビューポイント

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数多くの滝があるヨセミテ国立公園において最も有名なブライダルベールと呼ばれる白く美しい滝。
その滝と有名な岩山の数々が一望出来る展望台はトンネル・ビューと呼ばれるポイントになっており、近くに駐車場があり車で立ち寄ることが出来ることもありヨセミテ観光の一番人気となっています。

結婚運を高める滝

結婚運を高める滝

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一年を通してその美しい水のベールを見ることが出来るブライダルベール滝。
水が少なく、且つ風が強い時には風に流されその水流は地面まで届かず霧となって消えてしまうことも。
先住のアワニチ族ではこの滝から発生する霧には結婚機会を作る力があると信じられているそうです。

渓谷を見下ろす絶景

渓谷を見下ろす絶景

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エル・キャピタンやハーフドーム、そして数々の滝を一望出来るグレイシャーポイントは、ヨセミテ国立公園で有数の絶景ポイントになっています。
ヨセミテ渓谷の南側にある断崖の上にあり、その標高は2199mとなっています。
車で訪れることができ、駐車場付近には売店なども営業しています。

ヨセミテで最も古いトレイル

ヨセミテで最も古いトレイル

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麓のヨセミテバレーから車で約1時間でたどり着けるグレイシャーポイントですが、トレイルコースも整備されています。
フォーマイル・トレイルはヨセミテで整備された初めてのトレイルコースとなっており、高度を上げる毎にヨセミテの絶景が広がる人気のトレイルコースとなっています。

ヨセミテの巨木

ヨセミテの巨木

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ジャイアントセコイアと呼ばれるヒノキ科の巨木、セコイアデンドロンはこのヨセミテ国立公園で数多く自生しており、その大きさは80mを越えるものもあります。
分厚い樹皮のため疫病や山火事に耐えることができたことからヨセミテ国立公園を始めとする西海岸の山岳地帯で多く分布しているそうです。

ヨセミテ観光の始まり

ヨセミテ観光の始まり

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ジャイアントセコイアが多く自生する森、マリポサ・グローブがあるワウォナはヨセミテで初めて観光客用の宿泊施設が作られた場所でした。
観光用に道路も整備され多くの観光客が訪れやすくなったものの、その開発により多くの木が伐採され現在では200本程度になってしまいました。

動植物の宝庫

動植物の宝庫

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険しい渓谷が際立つヨセミテ国立公園ですが、その足元には様々な動植物が育つ肥沃な原生林や草原、湿地帯が広がっています。
この生物多様性は世界遺産に登録される際の重要な要素にもなっていましたが、観光地化による外来種の増加や人が持ち込む食べ物による生態系の変化などによって危ぶまれています。

水が作り出す絶景

水が作り出す絶景

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シエラネバダ山脈から流れ出た水は勢いよく滝を流れ落ち、公園北側ではトゥオルミ川、南側ではマーセド川に集まります。
また公園内には約3200もの湖があり、地下を通じて河川と繋がっていると言われています。
夏場の降水が少ないヨセミテにおいてその水のほとんどは冬場に積もる雪によるものとなっています。

車を使って快適に

車を使って快適に

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ヨセミテ国立公園内にはその広大な敷地を移動するための道路が整備されており、ドライブしながらその絶景を楽しめるようになっています。
サンフランシスコからはツアーバス、公園内では無料のシャトルバスが運行されていますので免許のない方でも気軽にドライブ気分を味わえます。

目線によって変わる景色

目線によって変わる景色

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数多くのトレイルコースや道路が整備されているヨセミテ国立公園ですが、渓谷内の一部区間が自転車専用の道路となっていたり、乗馬で回るツアーがあるなど様々な目線で楽しめるようになっています。
夏季のみとなっていますがボートによる川下り(ラフティング)も体験できます。

ヨセミテの冬

ヨセミテの冬

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11月後半から3月まで、ヨセミテでは美しい雪景色が広がっています。
この時期になると公園内の多くの場所が閉鎖となり、道路も通行止めになってしまうなか、ヨセミテ渓谷は一年を通して訪れることが出来るようになっています。
この時期だからこそ堪能出来る、澄み切った空気と静かな景色を味わってみませんか?

冬のアクティビティ

冬のアクティビティ

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冬のヨセミテでは日々変化する景観も楽しみの一つです。
気温や降雪量によってその姿を変える樹氷の姿、徐々に大きくなる春先の芽吹きなど身近にある木々が絶景を作り出しています。
クロスカントリースキーやスノーシューで冬の森を散策するとこの季節ならではの小さな絶景を発見出来ることでしょう。

何度も訪れたくなる大自然

アメリア西海岸の主要都市からも近く、観光客向け施設が整っているヨセミテ国立公園。
その広大な広さゆえ数日では周りきれないだけでなく、季節によって様々な景観を作り出すことから多くの方が何度も足を運んでいます。
ゆっくりのんびりその大自然に溶け込む旅に出かけてみませんか?
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